‘ボス’ の記事一覧

2022年05月19日 ---- ボス

VAN

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新橋~有楽町の間の山手線の下、いわゆるガード下がとてもオシャレな街に生まれ変わった。新橋側は「ウラコリ」、有楽町側(日比谷側)は「オクロジ」という。その「オクロジ」に若者男性向けのカジュアルブランド「VAN」がある。◆{VAN」と言えば日本に初めてアメリカントラディショナルスタイルを紹介した店。我々年代の多くが若いころ憧れたブランド。私が高校生のころ大分県佐伯市にも「VAN」がオープンした◆今でこそ「人は外見も大切ですよ」「もっと身だしなみに注意して」などと部下に注意し、オシャレに気を遣う人には「オシャレ手当」を支給しているが、高校生の頃の私はオシャレとは縁遠いものであった。学生服以外で街をうろつくのはジーパンとティーシャツ、それに下駄を履いていることが多かった。着るものが無かった。◆そんな私を見かねてかある日、母が「あんた、なんか、もっとちゃんとした服ないの。好きなのを買ってきよ」といいながら小遣いをくれた。「服を買うための小遣いやからね。喫茶店行ったりラーメン食べたり映画行ったりに使ったらダメで」と念を押された◆嬉しかった。もらった小遣いをジーパンの尻のポッケに入れ私はまっすぐ「VAN」に向かった。田舎の佐伯市だが「VAN」にはハイカラな店員さんがいた。私は初めて入った「VAN」に興奮し、店内を眺めていた。床、棚、天井、マネキンなどを眺めているとそのハイカラな店員が近づいてきた。そして私に訪ねてきた。「今日はどんなものをお探しですか?」と。「ボタンダウンのシャツ」とか「白いポロシャツ」とかを答えるべき質問に対し、私は「えっ?」と一瞬とまどい、そして小さい声で「ふく」と答えていた。17歳、キノシタ少年の懐かしく恥ずかしい「VAN」デビューの一コマでした。

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2022年05月18日 ---- ボス

CDを売っている店がなくなった

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昭和57年、九州から上京してきた私は「書泉グランデ」「八重洲ブックセンター」など地階から地上8階まで全階が本売場のビルがあることに驚いた。◆本屋以外にも秋葉原には地階から地上4階までレコード売り場の店があった。そのレコード売り場はやがてCD売場へと変わる。銀座4丁目の山野楽器も地階から地上4階までがCD売場だった。私は40年間で数百枚のCDを山野楽器で購入した。ジャズのCDはいわゆる「ジャケ買い」したものも多い。不思議とジャケ買いでの失敗は少ない。◆15年くらい前からだったろうか、山野楽器ではほとんどのCDが試聴できるようになった。CDに付いているバーコードを赤いライトに当てるとヘッドホンから曲が流れてくる。山野楽器には試聴できるその機械が多くセットされていたので他の客が少ない時には私は30分間くらい試聴を楽しんでいた。◆昨日、久しぶりに山野楽器に行った。驚いた。かつて地階から4階までの5フロアあったCD売場が今は4階の1フロアの半分くらいになっていた。ジャズコーナーはかつての1/10もないだろう。悲しくなった。私は歌謡曲売場へ行って「西城秀樹」を探した。そこには3枚のCDがあった。その中の1枚「ゴールデンベスト・西城秀樹・シングルコレクション」という1枚を購入した◆本屋もCD屋も少なくなった。小さくなった。本屋やCD屋で過ごす、あの小さな高揚感を味わえなくなった。本屋とCD屋で時間をつぶすことができたあの頃は幸せだった。

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2022年05月17日 ---- ボス

飛び込み電話

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「あっ、キノシタ社長様ですか?突然のお電話で申し訳ありません。私、〇〇株式会社の△△と申します。当社は東証一部に上場している◇◇の会社でして、このたびキノシタ社長に是非ご紹介したいものがありまして・・・・」こちらが黙っているとずっとしゃべっている。だいたいがアタマの悪そうな若い声。◆私は、機嫌が良い時にそのような電話を受けると「そうですか。ごめんなさい、今はそういう興味はありませんから」と言って断る。機嫌がよくないときは「アナタはいったい何を言いたいのか分かりませんね」とか「どうやってウチの会社を見つけて私に電話してくるの?」などと意地悪く尋ねることがある。いずれにしても「飛び込み電話」にまともに対応する気にはならない。経営者仲間からも「飛び込み電話」がきっかけで良い関係ができた、などの話は一度も聞いたことがない◆スタッフに「飛び込みの電話」をかけさせている会社はろくな会社ではない、と私は決めつけている。「飛び込み電話」をかけてくるアタマの悪そうなお兄さんやお姉さんには「キミ、キミ、若いのだから、こんな失礼なことをやらせる会社ではなく、ほかのまともな会社に転職した方がいいと思うよ」とアドバイスしたくなる。

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2022年05月13日 ---- ボス

明るい10年、暗い10年

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私は昭和32年(1957年)生まれ。もうすぐ65歳になる。◆幼いころのニュース。「東京タワー完成(58年)」「長嶋茂雄、巨人に入団(58年)」「東海道新幹線開業(64年)」「東京オリンピック(64年)」「巨人V9スタート(65年)」「大鵬45連勝(69年)」「大阪万博(70年)」と明るい話題ばかり◆一方、最近のニュースは「東日本大震災(2011年)」「福島原発事故(11年)」「コロナパンデミック(20年)」「ウクライナ戦争(22年)」と暗いニュースばかりが目立つ。滝川クリステルさんが「オ・モ・テ・ナ・シ」と微笑み、オリンピック開催地が「トキョー」と決定した2013年の一瞬、明るくなったが結果的には残念ながら歴史に残る明るいイベントにはならなかった。唯一、大谷翔平選手の活躍だけがこの時期の明るい話題である。◆私は日本が元気元気で明るかった頃(私個人的には不遇な状況もあったが)幼少期を過ごし、全く元気がなくなったころリタイアする準備を始めている。◆せめて「コロナの収束が見え」「ウクライナが終戦」になると世の中は随分と希望も湧いてくるのだろうし早くそうなって欲しいと願う。このままじゃ、今の子供たちが可哀そう。

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2022年05月12日 ---- ボス

100万円しかもらっていない!

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細田参院議長が「議長になっても毎月100万円しかもらっていない」と発言した。このように国会議員は大した給料じゃないのだからもう少し人数を増やしてもいいじゃないか、と続くのだがこの後半の主張はダメ。議員定数を増やすことには私は反対だが「議長になっても毎月100万円しかもらっていない」との発言には同情を覚える。野党をはじめマスコミは大バッシングだが、我が国の参議院議長が月給100万円はあまりにも安すぎる。10倍出してもいい。国会議員の給与を10倍にして、その代わり、議員数を減らした方がよほど良い。そして各議員はきちんと政治活動と文書通信交通費の内訳を公表すべきだろう。◆「100万円しかもらっていない」という発言に対して「そんなにもらっているのか!」などとの馬鹿な反論をしている者たちはあまりにも幼稚だ。

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2022年05月11日 ---- ボス

よく頑張った。

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30年前の出来事である。当時私は練馬区の石神井に住んでいた。最寄りの駅は西武池袋線の井荻。井荻駅から徒歩12分のマンションだった。平野ノラさんがお笑いネタにするあの弁当箱のような携帯電話を持たされそれを肩に担いで通勤していた。その携帯電話に連絡してくるのはただ一人、私の上司、Sさんだけだった。◆長男が1歳になったばかりの頃だ。その日、私は久しぶりに早く帰宅できそうだった。早いと言っても自宅前に着いたのは午後8時半ころ。この時間ならまだ息子は起きているだろう、と楽しみに帰路を急いでいた。あと30mで自宅マンション、というところで弁当箱が鳴った。「キノシタさん、いま、どこですか?」とSさんの声。ここで「もう自宅前です」と正直に答えればいいものを、私は「今、高田馬場駅の近所です」と答えてしまった。Sさんは嬉しそうに「そうですか、じゃあ銀座に来て一緒に飲みましょうよ。『ヴィラ・バローネ』に先に入ってますね」と高級クラブに誘われた。◆私は自宅前で回れ右、井荻駅に向かって歩き出した。1時間後『ヴィラ・バローネ』に着いた。ホステスに囲まれたSさんは「遅かったですね、お疲れ様です」と笑顔で迎えてくれた。ホステスたちは「キノちゃん、遅ーい!駆けつけ3杯よ」などと言いながらウィスキーの水割りを作ってくれた。私は上手に、心から楽しんでいるフリをした。◆かわいい息子と遊ぶことができなかった。残念。「なんで『いま高田馬場です』なんて答えたのだろう?なんで『もう自宅です』と答えなかったのだろう?」私はホステスさんに囲まれて笑顔でお酒を飲みながらSさんと仕事の話をし、そして自分の言動を後悔していた。◆30年前の、あの失敗を今でも鮮明に覚えている。そして思う。あのとき、あのように振る舞うことができたから、今こうしてなんとか経営者として頑張っていられるのだろう、と。30年前の自分を誉めたい。「素晴らしい気配りでした、キノシタくん」と。

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2022年05月10日 ---- ボス

お疲れ様でした。田原総一郎様。

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「朝まで生テレビ!」を久しぶりに観た。35周年特別企画であった。私がサラリーマンを辞めたころ始まったこの番組は私の知的好奇心を激しくくすぐってくれた。それまでの建設会社への通勤時、朝は「サンケイスポーツ」帰りは「夕刊フジ」を読んでいた私は退職と同時にその2誌をやめ、「文芸春秋」「朝日ジャーナル」を読むようになっていた。さすがに「週刊プレイボーイ」「平凡パンチ」は買わなくなっていた。◆会社を辞めた。もうすぐ子供が産まれる。人生のターニングポイントを私は不安と楽観の入り混じる思いで過ごしていた。世の中がバブル景気で沸いていたころだったので少し楽観的でもいられたのだろう◆バブル崩壊のムードがただよい始めたころ私は二人目の子供(長男)を授かった。私の心からは楽観が減り不安が増えた。◆話が逸れてしまった。まあ私がそのような不安定な時代に毎回欠かさず観ていたのがこの「朝まで生テレビ」。若いころの舛添要一は賢くかっこよかった。進行役の田原総一朗は上手に場を盛り上げ、自分の考えを他人の口を借りて発言させようとしているように見えた。左寄りの知識人たちの薄っぺらい発言に辟易したことも多かった。すべて田原さんの掌の上で踊らされていたのかもしれない。面白かった◆10年経ち、15年経った。田原さんが偉そうに振る舞うようになった。「だからアナタはダメなんだ!」などと平気で出演している政治家をこき下ろすこともあった。まあそれも面白かった。◆私はこの「朝まで生テレビ」が無かったら我が国は未だに中選挙区制が続いていたのだろうと思っている。別の機会があれば書くが、私は我が国には小選挙区制よりも中選挙区制のほうが似合っていると思っている。もっと言うと選挙制度として「赤白どちらかをきっちり決める小選挙区制」よりも「結果的にピンク」になる中選挙区制の方が優れているとさえ思っている◆またまた話が逸れてしまった。先週観た「朝まで生テレビ」の35周年記念番組の中で、田原さんは日本外国特派員協会から『報道の自由・生涯功労賞』を受賞したことを報告した。実に嬉しそうだった。もうすぐ米寿(八十八歳)だという。それを見ながら私は皮肉を込めて「賞をもらえて良かったですね。もう思い残すことは無いでしょう。晩節を汚す前に引退された方がいいかもしれませんね」とテレビの田原さんに向かって話しかけた◆番組は、嬉しそうに受賞の報告をした後、再びウクライナの話になった。パネリストを指さし「誰が一番悪いんだ?」と問いかけ「バイデンがダメなんだ」と決めつけた。さらに、さらに「来週、僕は岸田に会うんだけれど、岸田に『バイデンにしっかりしろと伝えろ』って言ってやるよ」などと大声を出す。世界一の権力者バイデン米国大統領も我が国のリーダー岸田総理も、マスコミ界の重鎮となった田原さんにとっては尊敬すべき相手ではなくなったのだろう。「バイデン」「岸田」と呼び捨てだ。◆「30年前の田原さんはそんなんじゃなかったですよ。あなたは政治家でもジャーナリストでもなく、演出家なんじゃないですか?分相応のふるまいをしていたほうが魅力的でしたよ」と伝えたい。もちろん私の発言など歯牙にもかけてくれまいが。◆本日のYahooニュースが「『朝まで生テレビ!』打ち切りへ秒読み段階」と報じている。はいはい、それがいいですね。ご苦労様でした。面白かったですよ。ありがとうございました。

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2022年05月10日 ---- ボス

「優しさ」「無関心」が命取りに

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30名近い死者行方不明者を出すこととなった知床の観光船沈没事故は人災である。船長の罪も大きいがこの運航会社の社長の責任も大きいことは明らか。ネットでは「なぜ逮捕しないんだ?」などとの声も聞かれる◆船長と社長が悪いだけではない。近隣の同業者は「あの会社はダメだ」「安全管理ができていなくて危険だ」との意識を持っていた。「あの会社は危険だな」との意識を持っていた者が多くいたのになぜこの大事故を防げなかった?◆へんな「優しさ」なのか「無関心」なのか「想像力の欠如」なのか?これだけの大災害を引き起こしておきながらインタビューを受ける近隣同業者は「オレは注意したんだよ」などと言っている。当日船長に「今日は出ちゃダメだよ」と言った者もいた。◆みんな他人事。結果的に多くの観光客の命を奪うことになったのに。「オレがもっと強く注意していれば良かったなあ」とか「役所にチクるべきだった」などとの反省の言葉は近隣同業者から聞こえてこない。私はこの近隣同業者に対して「あなた方がもっと厳しくこの船長と社長に接していればこの悲惨な事故は起こらなかったんじゃないですか?」と聞きたい。彼らの妙な「優しさ」と「無関心」が船長と社長を許し、その結果多くの命が失われた。船長と社長を犯罪者にしてしまった。◆さらにその結果、このゴールデンウィークに遊覧船に乗る観光客は激減した。「あなたたちの無関心が、結局自分にもかえってきたのですね」と言いたい◆わがヘリコプター業界にも似たムードがある。明らかな違法運航や「白タク」まがいの運航がなされていてもそれを注意したり役所にチクったりする人はいない。役所も役所で、事故が起こるまではみずから動こうとはしない。◆「自分に厳しい」のは良いことだが「人様に厳しい」ことを善としないこの国の島国根性が遠因かもしれないが、お客様と観光事業の発展のためにも「人様にも厳しい」目を光らせ、そう接することが重要だと私はあちこちで叫んでいるが、残念ながらヘリコプター業界ではそんな私が変人にみられているようだ。

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2022年05月09日 ---- ボス

若いころの失敗

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「夜中に書いた手紙はすぐに投函しちゃダメ。翌朝まで待って一度読み返せ。そうすると恥ずかしいことをいろいろと書いていることに気づく。きっと『ああ、昨夜投函せずに良かった』と安堵することになる」と教えられていた。「その通り」と理解してもいた。◆ところが若いころの私はその忠告を敢えて聞かなかった。明日の朝、読み返したら恥ずかしくて投函できないだろう。それじゃオレの正直な思いは伝わらない。酔っぱらっている今のうちに投函すべきだ、などと思い、深夜、ポストまで歩いて投函したことが多い。翌朝は、投函したことは覚えているが何と書いたかは忘れている。◆随分と失敗した。Iさんに書いた手紙をNさんに送ってしまったこともあった。19歳の時にMさんに送った手紙は未だに後悔している。◆世の中から手紙がなくなりメールやlineに置き換わった。それらには「送信取消」というものがある。便利な世の中になったな、と思う。ただ「若気の至り」の失敗の少ない人生は面白くないかもしれないな。

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2022年05月07日 ---- ボス

テレビ中継はつらい

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漁港からの中継。ラッシャー板前がマスクを着けてしゃべっている。聞き取りにくい。「獲れたてのカツオです!いただきまーす」と言った。言った後、マスクを外してカツオを一切れ口に入れる。すぐにマスクをしてそれから「うーん、すごく美味いです!」と。こっちは「そんな漁港で回りに人もいないのに、マスクを着けたり外したりせんといかんの?」と突っ込みたくなる。◆地震速報もそうだ。青空の下、女性記者が白いヘルメットをかぶって「この辺ではコンビニの棚から商品の多くが落ちるなど・・」と説明している。その記者の向こうに見える住人は誰もヘルメットなど着用していないのに。◆コロナ対策のマスクにしろ地震被害に備えるヘルメットにしろ、あまりにも不自然な「予防行動での中継」が目立つ。きっと彼らは中継が終わった瞬間にマスクを外しヘルメットを取るのだろう。◆おそらくこんなバカげた中継をするのは日本だけだろう。日本には妙な「正義の人ぶる」クレーマーが多いからなのだろうか? それにしても情けない。中継記者はラッシャー板前が可哀そうに思える。いや、それとも彼らもまた「これは大丈夫でしょ」と言うだけの勇気がないのか?

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2022年04月28日 ---- ボス

ソ連

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その当時の指導者はアンドロポフかチェルネンコだったと記憶している。TBS テレビがスタジオに数十人のソ連人を集めてインタビュー番組を企画した。アナウンサーが意地悪い質問をする。「あなたの国では『アンドロポフのバカ』などと言えないのではないですか?」ソ連人が答える「アンドロポフは偉大な指導者です」TBSが聞く「あなたがアンドロポフをどのように思っているのかを訪ねているのではありません。もし、誰かが『アンドロポフはバカだ』と思っても、『アンドロポフはバカだ』とは言えないのではないですか?」ソ連人は怒ったように声を高める「アンドロポフをバカだと思う人などいないでしょう。思ってもいないことをなぜ言わなければならないのか!」TBSはさらに聞く「そうじゃないんです。もし『バカだ』と思った人がいたら『アンドロポフはバカだ』と言えるのですか、と聞いているのです。わが日本では「中曽根総理はバカだ!」と思っている人がそれを声に出して言うことができますよ」◆結局、TBSのアナウンサーはソ連人の口から「バカだと思ったらそういうことを口に出す人もいますよ」というような回答を得ることができなかった。「書記長はバカだ!」と「思っている人がいない」のか「思っていても誰も口にしない」のか「口にすると逮捕されるから言えない」のか「口にすると殺されてしまうのか」何も分からなかった◆あれから40年くらい経っただろう。ソ連は解体しロシアができた。今のロシアは40年前のソ連と同じ。「プーチンはバカだ」と思ってるのか思っていないのか、ロシア国内に残っている人は誰も口に出さない。相変わらずヘンな国だ。不幸な国民だ。

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2022年04月27日 ---- ボス

欲しいモノから逃げるのは?

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「デパートに行きたいな。私、デパート大好きなの。でもデパートに行くとまたいっぱい欲しいモノが見つかっちゃう。欲しいモノができても私はおカネがない。欲しいモノがあってもそれが手に入らないと辛くなるでしょ。悲しくなるでしょ。だからデパートに行かないの。我慢してるの」◆娘が社会人になったばかりのころ、そんなことを言っていたのを覚えている。「それなら一所懸命に働いてお給料が上がるように努力しないといけないね」などとは言えなかった。少々働いても、努力しても、大会社のOLの給与などは年間5%も上がることはない。彼女の努力だけでは無理だった。◆「なにが欲しいの?一緒にデパートに行こうか。父さんが買ってあげるよ」と言ったことが実は何度かある。「甘やかしてはいけない」と思いつつも娘の喜ぶ顔を見るのが私にとっても最高の喜びだったから。それでもやはり「甘やかしてはいけない」と私は思い、娘も「甘えてはいけない」と遠慮することが多かった◆娘のことから自分のことへと話は変わる。サラリーマンを辞めたころから「欲しいモノ」が増えた。「お金が欲しい」「安定が欲しい」「子供たちの健康が欲しい(子供たちが幼いころ大病した)」「仕事(受注)が欲しい」「家が欲しい」世の中には欲しいモノばかりだった。そしてそれら欲しいモノの多くは「一所懸命働いて努力すれば、やがて手に入るのではないか」と思っていた。そこが大企業OLの娘と、リスクを冒して起業した私の違うところ。◆私は一所懸命に働き、努力した。結果的にあのころ欲しかったモノの多くは手に入った。確かに一所懸命に働き努力もしたが、いま冷静に振り返ると「運」が良かった。部下に恵まれ、友人に恵まれ、家族に恵まれ、時代の流れに恵まれた。運が良かったから多くの「欲しいモノ」が手に入った。◆都会で暮らしていると、還暦を過ぎても新たに「欲しいモノ」が見つかってしまう。(恐らく田舎に暮らしていると新たに「欲しいモノ」は見つかりにくいのではないだろうか。私はそう思っている)還暦過ぎて見つかる「欲しいモノ」はまず手に入らない。諦めるしかない。それでも欲しい。「欲しいモノがあってもそれが手に入らないと辛いからデパートへ行かない」と言った娘の言葉を思い出す。◆娘は「デパートへ行かない」ことによって自分が辛くならないようにした。私はそろそろ「田舎へ引っ込む」ことによって「欲しいモノ」が見つからない生活にしようかなどと考え始めている。

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2022年04月26日 ---- ボス

ファジーの魅力

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「相手に不愉快だと感じさせずに、結果的に自分の主張を飲ませることができる人」が「コミュニケーション能力の高い人」なのだ、と部下たちに指導している。相手の考えが明らかに間違っていても「それは間違いですよ」とすぐに言うのではなく、「なるほど、そういう考え方もありますね」と一旦受け止めておいて「でも、こういう考え方もあるんじゃないですか?」と切り返す。そして「どうでしょう?」とあくまで謙虚に反論するのがコミュニケーションのコツ。◆理系の学校を出た人たちは拙速に白黒をつけたがる傾向が強いように感じる。「答えは、真理は、ひとつしかない」との意識が高いからなのだろう。社会人になれば「黒いウサギ」「青い血液」「進めの赤信号」「お金をもらえない仕事」「理不尽なことを要求する上司」など、決して答えが一つではないことが多い。いや、ビジネス上のほとんどのジャッジには「それが正解」というものは無いだろう。後から振り返って「あの時のジャッジは正解だったな」ということなのだろう。◆相手を尊重し、そして柔らかく、ファジーに落としどころを探るのが上級の大人なのだろう。私も理系卒の経営者として反省することも多い。

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2022年04月25日 ---- ボス

『救助』じゃないだろう!

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Yahooニュースの見出しに『新たに子供一人を救助』と出ている。◆知床沖の観光船転覆事故現場からの報告。『救助』ってのは「助けて救い出した」ことだろう。『救助』と言われると「えっ!?良かった!!! 助かった!!」と安堵する。一旦、安堵させておいて「心肺停止状態です」「その後、死亡が確認されました」は無いだろう。◆『救助』を使わずに『発見』でいいのではないだろうか?「生存の確認は取れていません」と付け加えた方が誤解が少なくなると私は思うのだが、どうだろう?

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2022年04月19日 ---- ボス

道徳観の低い、民度の低い国、ロシア。

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興味ある記事を昨日Yahooニュースで読んだ。それは日本にいる海外の外交官のクルマの駐車違反に関すること。なんと昨年の我が国で起こった外交官のクルマによる駐車違反の40%がロシア大使館のクルマだと言う。私は思った。「そもそもロシアとは民度の低い国だったのだ。道徳観の低い国なのだ」と。エリートである外交官が他の国で平気でルール違反をする、そんな国がロシアだったのだ。◆先日、駐日ロシア大使がテレビに出てウクライナ戦争を語っていた。「あれは全部ウクライナの造ったフェイクニュースだ。ロシアは民間人を殺したりはしていない」と言っていた。本当にそう思っているのなら彼のアタマはおかしい。あのふざけた駐日大使に聞いてみたい。我が国で駐車違反をしている外交特権車の40%がロシアなのですよ。違反金も払っていません。これを大使はどう思うのですか?これも日本の警察が作ったフェイクニュースなのでしょうか>

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2022年04月19日 ---- ボス

「名曲ラジオ 三浦絋朗です」が終わっちゃった!残念!

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「名曲ラジオ 三浦絋朗です」と言う素敵なラジオ番組があった。電リク(電話によるリクエスト)の流れを組む、なんとも穏やかな気分にさせてくれる良い番組だった。ラジオ関西から送られてくる放送を私は毎週欠かさずradikoで聴いていた。パーソナリティの三浦絋朗さんは多分、今年で八十歳くらいだと思う。三浦さんの、年齢を感じさせない若々しいパッションと音楽全般にわたる深い知識とに私は毎回楽しい感動を覚えていた。若々しさと並行して、長いキャリアからくる穏やかな語り口や正義感の強さなど、私は毎回「そうですね」と首を縦に振りながら聴いていた。数年前からリクエストしたい曲はあったが「多くのリクエストがあるだろうし、オレのリクエストが採用されることはないだろうな」などと悲観的推測で結局一度もリクエストをしたことはなかった。その「名曲ラジオ 三浦絋朗です」がこの三月で終了した。もう三浦さんのあの穏やかな、そして穏やかな中にもヤンチャさや情熱を感じられる声が聴けなくなった。寂しい。残念。◆悲観的に思わずに、「かからなくてもいいよ」と思って、リクエストすれば良かったなあ、失敗したなあ、などと今更、反省してももう遅い。◆幸い三浦さんはお元気な様子。他の番組へ時々出演(?)してくれることだろう。三浦絋朗さんの語り口は私を心から癒やしてくれたのだった。◆・・・で、私が三浦さんにリクエストしたかった曲は・・・ナナ・ムスクーリの歌う「オーバー・アンド・オーバー」であった。この曲を知っている人に出会ったことがない。

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2022年04月18日 ---- ボス

街路樹

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若いころに比べ樹々の緑や可憐に咲く花々に目を取られることが多くなった。ゴルフ場でもラウンド中に自分のボールの行方よりも美しく咲く花に目が行ってしまう。キャディさんに呆れられる始末。◆きれいに整備された新虎通り(新橋~虎ノ門のメイン通り)の街路樹も美しい、今は「コブシ」が盛りを過ぎ、替わって「ハナミズキ」が咲き誇っている。東京の街は美しい。(テレビでウクライナ戦争を観ると本当に可哀そうになる。彼らは春の花を楽しむゆとりなど全くないだろう、早く戦争が終わることを願っている)◆さて私の自宅の広尾も負けていない。広尾坂下ではツツジや和田シャクナゲがきれいに、そしてつつましく咲き乱れている。「つつましく咲き乱れる」・・うーん、悪くない表現。

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2022年04月18日 ---- ボス

遊び心

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「社長!社長が大切にされてる六つのワードありましたよね?なんでしたっけ?」と総務部会の中でIクンが聞いてきた。◆そう、私には自分の生き方や会社の経営方針を決めるに当たって大切にしてきた六つの単語があった。Iクンに質問されて嬉しくなった。「まずは『道徳』と『義理』だよね」と始めた。私は常に「義理と道徳」を意識するようにしている。ここまでは良かった。「それから『美』『粋』『道草精神』・・・」と答えて詰まってしまった。あと一つ重要ワードが出てこない。数秒かかった。「それから『遊び心』だよ。『義理』『道徳』『美』『粋』『道草精神』『遊び心』の6つですね」私は自分に言い聞かせるように確認した。◆自分の生き方の中心に据えていた六つの単語。その中の一つがすぐに出てこなかった。歳のせいなのかな?いや、いろいろと事件や問題があり最近は「遊び心」を無くしていたかもしれないな。◆『遊ぶ』と『遊び心を持つ』とは意味合いが全く違う。私は最近「遊ぶ」ことはしていたが「遊び心」を忘れていたのかもしれない。◆言葉遊びの余談になるが「『貧乏であること』は全く恥じることではないが『貧乏くさい』のは恥じるべきこと」ということも思い出した。◆『遊び心』のない大人、『貧乏くさい』大人、どちらとも私は大嫌い。

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2022年04月13日 ---- ボス

経営者のタイプと年齢

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30歳前にしてサラリーマンを辞めた。以来35年間、ずっと経営に関わってきた。そのため若いころから多くの経営者に接してきた。「大企業の、創業家出身の経営者」「大企業の、社員から上り詰めた経営者」「中小企業の創業経営者」「中小企業の、創業家出身の二世三世の経営者」「中小企業の、社員から上り詰めた経営者」など。つまり「大企業or中小企業」か、「創業者or創業家承継者or雇われ社長」で分類でき、それぞれタイプが違う◆私が最も付き合いやすく、人間的な魅力もあり、かつ道徳的な考え方も近いのは「大企業の、社員から上り詰めた社長さん」。彼らは一様に頭がよく道徳的でもある。多くの職員の中から上り詰めるため苦労も努力も人一倍経験している。大企業は株主を含めた多くの目でチェックされるので「変な人」はトップになれないし「変になった」ら即交代となる。一方、中小企業は一度トップに立つと自ら「下りる」と言わない限りいつまでも社長であり続けることができる。中小企業に「変な経営者」が多いのはそのヘンに理由があるのだろう◆私が若いころから多くの「中小企業経営者」と接してきて感じていたのは「中小企業の社長って63歳くらいが限界みたいだな。その辺で、ジャッジする能力が衰えてくるのかな?」ということ。そして私はすでにその63歳を越え、もうすぐ(6月には)65歳になる。そろそろ、しりぞくことを真剣に考えなければならない年齢になった。

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2022年04月12日 ---- ボス

食料不足 ⇒ 原発再稼働を真剣に考えるとき

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このままプーチンが失脚しなければどうなるのか。ウクライナ戦争がどういう形で停戦を迎えようがプーチンがロシアの権力者で居座り続ける間は、西側諸国はロシアへ厳しい経済制裁を続けなければならない。ロシアは中国に助けを求めるだろうし、停戦になれば中国もロシアを助けることは間違いない。世界は「中国・ロシア」対「その他の国々」に分かれる。そうなるとどうなるか。ロシアはこれまで以上に貧しい国になることも間違いないだろう。新しいクルマが街を走らなくなるしコカ・コーラは飲めなくなるし、iPhoneやゲームソフトは手に入らなくなるだろう。ただロシアは燃料(エネルギー)と食物(小麦を中心とした炭水化物や海産物、楽農産物)は豊富だ。どんなに貧しい国になっても飢え死にすることはない。◆一方、我が国はどうだ。中国・ロシアと経済的な距離を置くと途端に小麦が不足する。パンが無くても米を食えばいい、と言っても米を炊く電機が不足してくる。中国とロシアが手を組めば世界中を兵糧攻めできるのだ。◆我が国は周りを海に囲まれていて海産物は豊富だから魚を食ってしのごうと思っても石油が無ければ漁船は動かない。エネルギーと食料の重要性が今頃分かってきた。◆もちろん「だからロシアへの制裁は緩やかにしよう」などと言いたいわけじゃない。「電気も食料も無駄を減らし、食料自給率をあげるようにこころがけるしかありませんね」と言いたいし、暫定的に「原発再稼働」を急ぐ必要があると思う。「原発反対」を言い続けていると我が国内で内戦が起きかねない、と心配している。

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2022年04月11日 ---- ボス

今年の本屋大賞

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毎年、四月の「本屋大賞」の発表前に、どの本が今年の本屋大賞に選出されるかを予想していた。発表の日が楽しみだった。私が予想が当たったことは一度もない。私が推す本は2位になることが多かった。ところが今年は盛り上がらなかった。◆ウクライナ戦争で毎晩2時間テレビの報道番組を観ており読書する時間が減ったこともあるが、それ以上に「私の興味を引く小説」が減ったことが原因だろう。毎年、「本屋大賞」発表前にノミネート作品10作のうち最低でも6冊は読んでいたが今年は3作品を購入して読んだのは2冊のみ。どちらもそこそこ面白かったが「大賞」に選出されることはないだろう、と思った。今年の大賞受賞作『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬)は気になっていたがウクライナ戦争の間に読んでも面白くないだろうと思っていた。◆私の読書熱が下がっているだけならばまだいいが、どうも日本の小説の面白さが無くなっているような感じがして、はっきり言うと日本の作家の能力が地盤沈下しているような感じがしている。「読んでみたい!」「面白かった! 感動した!」と言える現代小説に出会わなくなった。◆ここまで書いて、この一年間で最も面白かった本は『ミス・サンシャイン』(吉田修一)だったことを思い出した。なぜか『ミス・サンシャイン』は本屋大賞にノミネートすらされていない。

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2022年04月01日 ---- ボス

春の枝に花あり


今日から4月。世界中では戦争や病気や貧困で何億人もが苦しんでいる中、平和にのんびりと新事業年度を迎えられることにまずは感謝したい。◆季節の変化が見える時、私はいつも「春の枝に花あり。夏の枝に葉あり。秋の枝に果あり。冬の枝に慰あり」の詩をくちずさむ。桜やコブシが満開のこのころ、広尾の坂下の「和田しゃくなげ」もきれいに静かに咲き誇っている。キレイな花の割に自己主張が小さく感じる。キレイに咲いているのにそこを通る人は立ち止まって眺めようとしない。ま、そこに「健気(けなげ)」さを感じて私は一層この花がかわいく思う。◆もう一月も経てば欅並木が若草色に燃え始める。やっと本格的な春がやってきた感じ。それだけで嬉しくなる。当社のウォームビズも昨日まで。今日は久しぶりにネクタイを締めての出勤となった。また少し老けてしまった感じがする。

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2022年03月30日 ---- ボス

抜けない方言

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24歳まで九州で生活していた。大分弁、博多弁などが染みついている。東京に来て、若いころはなるべく方言を出さないように注意していた。「九州の中では、大分が最も東京のイントネーションに近い」ということは確かなようだ。学術論文で読んだこともある。それでも明らかに東京と異なるイントネーションの言葉は多い。「世界史」「左」「二千三百円」「分母と分子」など注意していないとすぐに(田舎者だと)バレる。◆つい先日、早朝5時過ぎのTBSの情報番組でこんなことがあった。天気予報のコーナーで「また寒波がやってきますよ。まだ、冬物はしまわないでくださいね」と予報士が告げた。そして続けて「えっ?もうしまいましたか?」と司会進行役の江藤愛アナウンサーに聞いた。江藤愛さんは今やTBSの女子アナのホープ。その江藤アナは「もうしまいましたか?」との突然の質問に思わず「なおそうかと・・」と言いかけて慌てて「しまおうかと思っていたところです」と言い直した。「なおそうかと・・」と言いかけたことに誰も突っ込みを入れなかった。◆彼女から飛び出した九州の方言「なおす」を聞いて私は嬉しくなった。「ああ、大分県の生んだ現代のヒロイン、江藤愛さんが『なおそうかと・・』と言い間違えた。これも庶民派のアナウンサーとして好感度アップである◆九州では「しまう」ことを「なおす」という。私は以前、建設関係の資格試験を受けていた時、机の上にハンカチを出していた。試験官が回って来て「これ、なおしなさい」と私に行った。私はすぐにハンカチをしまいながら「あんた、九州の出身やねえ?」と声に出さずに彼に聞いた。◆60歳を過ぎると、ビジネスシーンでも緊張感がなくなったのか、リラックスすることが多くなったのか、私も最近、九州弁が多く出るようになってきた。

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2022年03月29日 ---- ボス

偏差値とデシベル

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くだらない話が続いたので今日は少しマジメな学術的な話。「偏差値」と「デシベル」に関して。恐らく多くの人が「偏差値の最高値は100」「デシベルの最低値はゼロ」と思っているのではないだろうか。そうじゃない、っていう話。◆「偏差値」とは全体のばらつきの中でどのポジションにいるのかを表すもの。一人だけ飛びぬけて入れば偏差値が100を超えることもある。50人のクラスで試験をして一人だけ100点、残りの49人が0点ならば100点を取った者の偏差値は優に100を超える。◆音の大きさを示す「デシベル」も「0デシベル」以下がある。「0デシベル」は人が感じられる最小音を示す。実際には(人が感じ取れないような)もっと音の無い世界がある。アメリカには「マイナス20デシベル」の部屋があるそうだ。

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2022年03月28日 ---- ボス

どうでもいい話(4)=(最終回)

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もう15年ほど前の話になる。六本木のその名門タイ料理店で私はよくランチを食べていた。50席を超える大きな店だ。私は店主や女将(タイ人)と仲良くなっていた。ある日、女将と雑談していたら「キノシタさん、藤原紀香さん好きですか?」と聞いてきた。「好きも嫌いもないでしょ!日本一の美女ですよ!大好きも大好きですよ」と答えると女将が「紀香さんはひと月に一度くらい、ここに来ますよ」と言う。そして「今度、紀香さんが来るとき教えてあげますね。みんなに内緒で来てください」と言う。「ええ、是非お願いします」と私は答えた◆「キノシタさーん、今夜、紀香さん来ますよ」と最初に連絡があった時、私は出張で九州にいた。残念! 一か月後、2回目のお誘い電話をいただいた時も出張中だった。残念!  そして3回目のお誘い電話があった。「キノシタさん、今夜、紀香さんが来ますよ」。その日は私は東京に居た。東京にいるのだが予定が埋まっていた。お客様を我が社に招き、社内でパーティーを開くことになっていたのだ。だが3回連続でお誘いを断るのも失礼だ。なんとかなるだろう。「今夜伺います。何時に行けばいいでしょう?」私は女将に尋ねた◆指定された時間に行けなかった。女将から連絡が来る。「キノシタさん、早く来ないと紀香さん帰ってしまいますよ」と。私は社内パーティーを抜け出した。「悪い、30分ほど抜ける。急用ができた」と嘘をついた。◆その広い店は貸し切り状態。紀香さんはお友達女性5人組でカーテンで仕切られた半個室で楽しそうに語らっていた。他に客はいない。私は女将の好意で、紀香さんの席が見えやすい席に着いた。私の向かいにカモフラージュで女将が座ってくれた。女将と話ながらビールを飲んだ。紀香さんはカーテンの向こうだが声は聞こえる。店員が料理や飲み物を運ぶときにカーテンが開く。その向こうに黒っぽいシャツを着た紀香さんが座っている。驚くほどキレイ。あれがオーラというものか。◆半個室からトイレに行くために女性が出てくる。ドキッとする。紀香さんではなかった。残念。そうしているとまた一人女性が出てくる。残念、これも紀香さんではなかった。私は、立って歩く紀香さんのスタイル全身を見たかった。残念ながら紀香さんはトイレに行かない。◆紀香グループはデザートを何にしようかと話している。女将が私に「もうすぐ終わりますね。終わったらキノシタさんに紀香さんを紹介してあげますね」と言う。「えっ!ホントに?照れちゃうなあ」などと言いながらドキドキし始めた。そこに携帯電話(当時はまだスマホではなかった)が鳴り始めた。「キノシタさん(注:古い社員は私のことを「キノシタさん」と呼ぶ)何しているんですか?大丈夫ですか?どこにいるのですか? 〇〇さん(客)が『キノシタさんはどこへ行ったんだ?』って言ってますよ。こちらはそろそろ終わりますよ、シメに戻ってきてください」と言う。私は慌てた。女将に「戻らなくちゃならなくなった。残念!」と告げた。女将は「あと20分で終わりますよ。もうちょっとです。紀香さんを紹介しますよ」と言ってくれたが私は紀香よりも会社の客を取った(?)。◆あの時の判断は間違ってはいなかったと思う。多分、その後も紀香さんはあの店を訪問したことだろうが、あれ以来女将からお誘い電話は来ない。いくらも経たないうちに我が社は移転した。あのタイ料理屋に行くこともなくなった。1年後くらいに店を訪問した時には女将はいなかった。スタッフの多くも替わっていて私のことを知っている人はいなくなった。

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2022年03月25日 ---- ボス

どうでもいい話(3)

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その店の名物料理は最高に美味い。店に迷惑をかけると悪いので詳しくは書けない。私は月に一度くらいの割合でその店を訪問する。オーナーと私はゴルフ仲間でもある。店はカウンター8席のほかテーブル席がいくつかある。今日の話は私の体験談ではなく、その店のオーナーから聞いた話。今から3~4年前のこと。まだコロナ騒動の前の話である。◆その日、店の最初の客が三浦春馬クンと佐藤健クンだった。この二人は仲良しだ。二人はカウンター席の右端(店の一番奥)に着いた。三浦春馬と佐藤健が飲み始めたころ次の客が二人入ってきた。それが手越祐也クンとそのお友達(男)だった。手越クンは先客に三浦春馬と佐藤健がいることに少し驚いたようだったが二人に挨拶をした後カウンターの左端(店の入り口側)に着いた。オーナー曰く「キノシタさん、佐藤クンも三浦クンも手越クンも、みんなとても感じの良い好青年ですよ」◆その店の8席のカウンター席は、右側(奥)から順に「佐藤健」「三浦春馬」「空席」「空席」「空席」「空席」「手越祐也」「手越祐也の友人」となっていた。そこにごく普通の仲良さそうなカップルが入ってきた。オーナーは4つの空席の中の真ん中の二席を彼らに勧めた。「佐藤健」「三浦春馬」「空席」「カップル(女)」「カップル(男)」「空席」「手越祐也」「手越祐也の友人」となった。カップルは生ビールを注文してメニューを見始めた。だが女性の方はメニューを見ずにキョロキョロしている。◆オーナー曰く「キノシタさん、長いこと店やっていますが、私はあんな可哀そうな男の子を見たことがありません。運が悪いとしか言いようがありません。」カップルできた女性は手越に、三浦春馬に、佐藤健にキョロキョロしてしまう。落ち着かない。彼らと、自分の隣に座る男をつい見比べてしまう。うん、ホントにこのカップルの男の方、可哀そう。あのカップル、いったいそのあとどうなったのだろうか?◆それから1年経ったころだったか、三浦春馬さんは永遠の旅に出た。私は三浦春馬クンのファンだった。

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2022年03月24日 ---- ボス

どうでもいい話(2)

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暗い日が続くので今日も「どうでもいい話」を書く。◆その日、私は六本木のなじみの洋風居酒屋で友人の「まっちゃん」と待ち合わせをしていた。まっちゃんとの待ち合わせ時刻よりも15分早く着いた。店にはまだ客は誰もいない。私一人。私はその店の名物の「豆腐ステーキ」をオーダーして、一人でビールを飲み始めた。そこにキレイな女性が一人で入ってきた。なんと橋本マナミさんだ!マナミさんも誰かと待ち合わせみたい。その時点では店内の客は私と橋本マナミさんだけ。マナミさんは私の左前方の席に着いた。私はチラチラとマナミさんを見ながらビールを飲み豆腐ステーキを食べていた。◆そこに「まっちゃん」が登場。「キノシタさん、早いねえ。えっ、もう飲んでんの?」などと言いながら私の向かいの席に着き「オレもビールちょうだい!」と店のおねーさんに注文する。まっちゃんは橋本マナミに気づいていない。私は「まっちゃん、振り返っちゃダメだよ。あなたの後ろに座っているのはハシモトマナミだよ」と小さい声で告げた。◆その時点では客は橋本マナミ、まっちゃん、私の3人だけ。なぜか私には妙な緊張感があった。向かいに座ってビールを飲んでいるのはまっちゃんなのに、なにか気取っている自分に気づいていた。私は居酒屋でも基本、紳士で通している。◆そうしているとなんと橋本マナミがトイレに立った。(昨日書いた)綾瀬はるかさんと遭遇した店と同じくこの六本木の居酒屋もトイレは男女兼用の一つだけ。私は綾瀬はるかさんの時を思い出していた。あの時は息子の目を意識して我慢したのだったなあ。それでなにか後悔していたなあ、と思い出していた。うん、そういえば今ちょっとオシッコしたくなってきたな、などと思っていた◆そんなことを思っているところで橋本マナミがトイレから出てきた。すると、あろうことか、まっちゃんが「キノシタさん、わりい、ちょっとオシッコ」と言って、マナミさんと入れ違いでトイレに入ったのだった。私はなぜか悔しくなった。

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2022年03月23日 ---- ボス

どうでもいい話(1)

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ウクライナ戦争・コロナ禍・東北大地震と暗いニュースばかり。桜が咲いても花見もできない。マンボウが解けてもなかなか飲み会を開けるムードでもない。おまけに昨日は大寒波の影響で電力需給ひっ迫警報が発令された。◆明るい話はなにかないかと探したが残念ながら見つからない。そこで、どうでもいい、くだらない話を今日と明日はしよう。私の体験談。◆今から4~5年前の話。その日、私は息子と二人で自宅近所の居酒屋で飲んでいた。カウンターで串焼きをつまみながら焼酎を飲んでいた。そこに女性客が二人入ってきた。「キレイな人だな」と思ったらなんとその一人は綾瀬はるかさんだった。彼女は上下グレーのジャージ姿。とても感じがいい。私の後方の席に座ったようだ。私はさすがに振り返るわけにはいかない。背中に気配を感じていた。◆綾瀬さんはおでんを注文して、楽しそうにおしゃべりしている。話の内容はさすがに聞こえない。ときどき笑い声が聞こえてくる程度。◆小一時間も経ったころだろうか、私は尿意を覚えトイレに行こうかと思っていた。私の隣では息子がなにかしゃべっていた。(多分、仕事の相談だったと思うが、その時点では私の関心は息子の仕事よりも綾瀬さんの動向であり、この事態をどうやって次の日曜日にゴルフ仲間に自慢しようかということだった。) 息子との会話が一区切りついたらトイレへ行こうと思っていたら、なんと綾瀬はるかさんが先にトイレに入った。この店のトイレは一つ。男女兼用である◆綾瀬さんがトイレから出てきたとき、息子の話は終わっていた。本当なら私は綾瀬さんと入れ替わりでトイレに入って用を足すところなのだが、なんだか恥ずかしい。いや、正直に言うと恥ずかしいというよりも疚しい(やましい)と言った方が近いかも。隣に息子が居なければ私はすぐにトイレに行って用を足していたところだが、息子がヘンに思わないかと気になったのだ。「父さんは、綾瀬はるかがトイレから出てきたらすぐにそのトイレに入ったよ」と誰かに告げ口されそうな感じ。◆私はトイレに行きたいのを我慢した。そして女将に「お勘定、お願いします」と告げた。お勘定をする間、綾瀬さんをちらちらと見た。本当にきれい。感じがいい。ケラケラと笑うがそれがまた上品。本当ならもっと一緒に同じ空間にいたかった。だが私は紳士を気取っている。デレデレするわけにはいかない。息子にヘンに思われるわけにもいかない。そして尿意は増してきた◆お勘定を済ませて、店を出ると、近所の公園のトイレに駆け込んだ。入って私は用を足しながらなぜだか「惜しいことをした」と思っていた。楽しく、平和な、くだらない思い出。

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2022年03月17日 ---- ボス

昨夜の地震と今日の朝刊

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昨夜11時36分、東北地方で大きな地震があった。宮城県と福島県では震度6強を観測した。東京でも随分と揺れた。関東で200万軒を超える建物が停電となった。◆その地震情報が今朝の朝刊の一面トップに載っていたことに驚いた。深夜0時前の地震。各地から情報を取り、被災写真を選び、文を書き、印刷に回す。どれだけ大変な仕事だろう。◆例えば選挙速報などは事前に覚悟ができている。何時までにどこで取材してどんな記事を書こう、と決まっている。突然来る大地震にはそんな対応はできない◆今朝の新聞を見て、新聞記者の皆様へ敬意を払おうと思った。偉いっ!◆蛇足になるが私は「予知夢」と題してつい先日(14日)「地震が来る夢を見た」と書いていた。

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2022年03月17日 ---- ボス

春の花

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広尾では春を告げる花「ロウばい」はもうほとんど花を落としてしまった。代わりに「和田シャンクナゲ」が開き始めた。愛宕神社の「将軍梅」も盛りは過ぎた。代わりに新虎通りで「コブシ」が八分咲き。そして新橋の南桜公園では「大寒桜」が満開だ。「ヤマザクラ」や「ソメイヨシノ」も来週には開花することだろう。愛宕神社下の「ソメイヨシノ」はまさに桜のトンネル状態になる。楽しみだ。長い冬が終わりやっと明るい春が来た。コロナとウクライナ戦争が収まって、心から春を楽しみたいものだ。

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2022年03月16日 ---- ボス

日露戦争

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ウクライナ戦争がどのような形で終結したところで今後ロシアが発展することはないだろう。徐々に経済的にも疲弊してくるのだろう。プーチンに騙されている心暖かいロシア人には可哀そうだが、当分の間は世界の除け者国家として衰えて行ってもらうしかない。◆さてロシアが疲弊し衰えた後、北方領土はどうなるのだろう?と考えた。我が国は「あそこは我が国固有の領土だ!」と言って取り返そうとするのだろうか?◆我が国が、ロシアや中国のような専制主義国家であれば「勝てる!」と確信したらすぐに攻め込むのだろう。だが民主主義国家の我が国、50年後も100年後も北方領土は取り返せそうにない。

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2022年03月15日 ---- ボス

移動すると幸せになる

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昨年末の「朝日新聞グローブ」に面白い記事を見つけた。米マイアミ大准教授のアーロン・ヘラー先生の研究発表。それは「人は移動すると幸せになる」というもの。先生曰く「人は行ったことがない場所に行くなど探索の度合いが高い日にはより幸せを感じる」「人間には環境を探求する欲求がある」「筋肉が鍛えれば大きくなるように、新しい場所に行くと脳が鍛えられ、ストレスへの耐性が高まり、健康が改善される。」「どれだけ遠くへ、ではなく、どれだけ多様な新しい場所に行くかが重要だ」◆納得!・・・そうだ、一か所でじっとしていちゃ幸せになれないかもしれない。少なくとも「多様な新しい場所に行った」経験者はそのことを「幸せ」だと思っている。

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2022年03月14日 ---- ボス

予知夢

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1月の終りころだったろうか、西郷輝彦さんが亡くなる夢を見た。2月19日の土曜日、私は友人たちとマージャンをしていて、ふとそのことを思い出した。「オレ、西郷輝彦が死んだ夢を見たんだけど、彼、まだ元気だよね?」そんなことを話そうかと思ったがなんだか不謹慎なことに思えて話題にしなかった。その翌日、2月20日に西郷輝彦さんは亡くなった◆なぜだか分からないが「もしあのとき僕が話していれば西郷さんは亡くならなかったのでは・・?」という思いが浮かんだ。いや、逆にもし話していれば「木下クンすごい!予知夢を見たんだ!」と言われたのかもしれない。分からない。分からないが、生前大ファンだったわけでもないが、西郷さんが大好きになった◆昨夜、ゴルフから帰り、夕食にビールを飲んだら眠たくなった。テレビのニュースを見ながらうとうとしていた。その時に大地震に見舞われる夢を見た。嫌な夢だった。私が思ったのは「誰かに話さないと本当に地震が来るかもしれない」ということ。すぐに娘の部屋に行って「父さん、東京に大地震がくる夢を見た」と告げた。◆悪い夢は口に出せば本当には起こらない、という思い込みが私にできた。怖い予知夢が当たって自慢するよりは、予知夢など当たらないほうがずっと良いに決まっている。

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2022年03月11日 ---- ボス

ロシア軍のヘリ、撃墜された映像

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テレビやYouTubeで観た方も多いと思う。ウクライナ軍がロシアのヘリを撃墜したシーン。◆低空で飛ぶロシアのヘリコプターを携帯式防空ミサイル「スティンガー」で撃ち落としたものだろう。ヘリは墜落炎上した。あの映像を見て「なんでロシアのヘリはあんなに低く飛んでたの?」と疑問を持った方も多いのではないだろうか?実は私もその一人。「もっと高く飛んでればミサイルは当たらなかったかもしれないのに」などと思った。どうもそうではないらしい。上空を飛ぶとスティンガーの餌食になりやすいそうだ。◆スティンガーは携帯式ミサイルと言っても人が一人で抱えるには十分に重たい。空飛ぶものに照準を合わせるのは簡単ではない。照準はぴったり合わせなくても狙った方面に飛んでいるの飛行機が一機だけなら追尾し撃墜する。上空を飛ぶと照準を合わせやすいのだ。低空で飛ぶとスティンガーの照準を合わせにくい。◆なるほど、そういうことか。スティンガーを警戒してロシア軍のヘリは超低空を飛び移動するそうだ。

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2022年03月10日 ---- ボス

株式相場 乱高下

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経営者として少しは株式の売買に興味はあるがあくまで「興味がある」程度。全くの素人。それでも毎朝テレビ東京の「モーニングサテライト」は観ている。株式相場の動きはチェックしている。◆そもそも私は経済評論家の言葉を信じない。せいぜい「競馬の予想屋」と同程度にしか聞いていない。彼らは勝手に予想して、予想が外れたところでなにも責任を取らない。予想が当たると「ほら、私が言った通りでしょ」と偉そう。◆こんな時期に不謹慎を承知で「株の予想屋」をやってみる。私の見立ては以下のとおり。「もし『プーチン失脚』とか『プーチン暗殺さる』とのニュースがあれば日経平均株価は24時間で2000円上がる」。逆に「もし『ロシア軍が原爆投下』とのニュースが流れれば日経平均株価は24時間で2000円下がる」◆競馬の予想屋や経済評論家と同じで、私はこの予想が外れたところで全く責任を取るつもりはない。当たった時(原爆投下だけは想像もしたくないが)は「ほらね、僕の言った通りでしょ」と言うかもしれない。

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2022年03月09日 ---- ボス

戦時下のテレビ番組は?

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毎日、BSの報道番組でウクライナの戦況を確認している。プーチンは本当に酷い。腹が立つ。ウクライナの方々が可哀そうで心が痛む。平和な日本のテレビ番組はロシアの侵攻後もほとんど変化がない。お笑い番組、クイズ番組、旅番組、ドラマなど。◆ふと思った。ウクライナのテレビ番組はどうなっているのだろう? 子供向けの番組は流れているのだろうか?そうであってくれればいい◆ウクライナからは既に200万人以上が国外へ避難した。元の人口は4130万人だから、まだ3900万人はウクライナに残っている。就学前の子供だけでも数百万人。彼らは毎日、どんな生活をしているのだろう?ロシア軍におびえシェルターの中でじっとしている子供も多いだろう。可哀そう。そんな子供たちが、ほんの少しでもリラックスでき笑顔が出るのであれば、テレビで子供向け番組は続いていて欲しい、と願う。◆恐怖の継続は、子供達にはむご過ぎる。

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2022年03月02日 ---- ボス

映画の観方

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「さすが、スピルバーグ!」って感じだ。日比谷ミッドタウンでリメイク版『ウエストサイド物語』を観た。美しい、楽しい、そして哀しい。映画の魅力が凝縮されている。オススメです。◆プレミアムシートで鑑賞しながら、ふと子供の頃の映画館を思い出した。佐伯市の映画館はまさに映画『ニュー・シネマパラダイス』に登場する映画館みたいだった。立ち見あり、座席でタバコ吸うのもOKだった。今のように座席指定ではなかったし、入れ替え制でもなかった。当時は上映途中から入ってくる客も多かった。途中から観始めて終りまで観て、また最初から観る。自分が観始めたところまで来たら帰るという客が多かった◆私も『若大将シリーズ』だとか『ガメラ』など、そんな観方をしていた。映画を途中から観るなんて今では考えられない。貧しい地方都市の成熟していない映画の楽しみ方だったのだろうか。それとも発展途上の、元気ある時代の上手な時間の使い方だったのだろうか?思い出して不思議に感じた。

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2022年03月01日 ---- ボス

タクシー

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昨夜、銀座からタクシーで帰宅した。「広尾までお願いします」と言いながら乗り込んだ。「六本木通りをお願いします」と運転手さんに伝えて私はスマホで複数のメールへの返信を始めた。ふと気付くと西麻布の交差点を越えていた。◆「次を左ですよね?」と運転手が優しい声で聞いてきた・「は、はい・・・」と戸惑う私。すると運転手が「お客さん、以前も一度お乗せしています。私はよく覚えていましたよ。乗り込んでこられたときに『あっ、あのお客様だ』ってすぐに分かりました」と言う。「そうですか。そのとき私がなにか失礼な態度だったとかじゃないですよね?」と訊ねると「とんでもないです。・・・」運転手さんが話を続けようとしたところで自宅前に着いた。◆広い東京でこんなこともあるものだ。面白い縁。普段からいろいろと気配りが大切だと再認識したウクライナ戦争で暗く憂鬱であるが、ほんの一瞬、楽しい夜になった。

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2022年02月28日 ---- ボス

一番好きな日 2月末日 なのだが・・・

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「一年の中で好きな日を一つ上げよ」と言われたら私は「二月末日」と答える。なぜか?それは「明日から三月だから。嫌いな二月とやっと別れられるから」とのんびりした話をしたいところでもあるが残念ながらそうはいかない。プーチンがあまりにもひどいことをやっているから◆とうとう昨夜には「核の使用」までちらつかせ始めた。まさに狂人。21世紀のヒトラーだ。国の権力を一人の人間がすべて掌握してしまうと、そしてその期間が長いと、こういう恐ろしい状況が生じてしまう。誰もプーチンやヒトラーに「それは間違っていると思います」とは言えなくなってしまう。◆週末、今回のウクライナ戦争に関する情報番組をずっと見ていた。その中で最も私の興味を引いたのがロシア情勢に詳しい筑波大学・中村逸郎先生の話。中村先生は「プーチンは数年前からパーキンソン病に犯されておりそれが明らかに進行している」と指摘。その病がプーチンを焦らすのかあるいは性格が変わるのか・・ということを説明していた。◆パーキンソン病のことは詳しく知らないが病や老いがその人の性格を変えることはよくある。私の母は晩年軽い認知症に罹ったが私は母の記憶障害よりも性格の変化に戸惑った。私が知っている母ではなくなったことが悲しかった。◆中村先生は「恐らく何かの病気がプーチンの性格を変えてしまったのだろう」と話していた。有能なリーダーが病気で狂人になる。自由主義世界なら当然リーダー失格となるのだが、専制国家では「狂ったリーダー」が誕生する。プーチンは明らかに狂ったリーダー、21世紀のヒットラーだ。◆世界にはまだ複数の次世代のヒトラー候補者がいる。恐ろしい。

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2022年02月25日 ---- ボス

世界は今後100年は持たないだろう

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恐らくみんな感じてはいるのだろう。口に出すのが怖いだけだろう。私も怖い。だが敢えて言う。「世界はあと100年は持たないだろう」と。◆温暖化現象とコロナ禍だけでアップアップしているところへロシアのウクライナ進行。この蛮行に対し、ロシア国民は万歳を叫び、中国政府も「ロシアの事情も分かる」といったコメントを出している。恐ろしい。◆香港を完ぺきに自国の統治下においた中国は、遠くないうちに台湾と尖閣諸島を取りに来る。そのあとは沖縄だ。恐らくアメリカをも巻き込んだ大戦争が始まる。今後10年で始まらなくても必ずいつか始まる。できることなら、そうなる前にあの世に行きたい。戦争で死ぬのは嫌だ。◆自分は先に死ぬことができても、今の若い人たちが可哀そう。なにもできない自分がはがゆい。

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2022年02月22日 ---- ボス

『国宝』ロス

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もう当分の間、読書はいいか。そんな気分である。そんな気分にされてしまうほど素晴らしい本であった。これほど読書を楽しませてくれる本には滅多に出会うことがない。◆「豊饒の海」三島由紀夫、「青が散る」宮本輝、「優駿」宮本輝、「青春の門(筑豊編)」五木寛之、「ノルウェーの森」村上春樹、「69」村上龍、「翼はいつまでも」川上健一。これら私の人生を確実に大きく変化させた歴代の名著に並ぶ素晴らしい本に60歳を越えて出会えたことを大変うれしく思っている。◆その本は『国宝』(吉田修二)。私と近い感性をお持ちの方なら恐らく皆、私と同様に震えながら感動し、読み進めることだろう。◆吉田修二の本では『横道世之介』が大好きだった。2010年の本屋大賞では私は「まちがいなく『横道世之介』」と予想した。ところが大賞は『天地明察』(沖方丁)、2位『神様のカルテ』(夏川草介)だった。『横道』は3位だった。このころから私は「本屋大賞」を信用しなくなった。◆さらに『国宝』。この『国宝』は2019年本屋大賞にノミネートすらされていない。(全国の書店員さん!もっとしっかりしなくちゃね!)◆私はこの『国宝』の魅力を上手にお伝え出来ないが、興味ある方は是非「国宝 吉田修一」と検索して読んだ方の感想を確認してみてください。超オススメの本です。私はしばらく「『国宝』ロス」で読書をする気になりそうにありません。

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2022年02月15日 ---- ボス

お礼と感想 = 事後報告の大切さ

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役所に勤めている友人A君と飲みながら仕事の話をしていた。「キノシタくん、それだったら僕がBさんを紹介しますよ。Bさんならきっとキノシタくんに良いアドバイスをしてくれるでしょ」ということになった。後日、私は電話でアポを取りBさんの会社を訪問した。仕事には繋がらなかったがBさんは親身に私の話を聞いてくれた。Bさんと別れたあとすぐ私はA君に電話した。「Bさんのところ行ってきたよ。うん、すごいいい人だった。残念ながら仕事には繋がりそうにないけど、とても勇気をもらったよ。素敵な人を紹介してくれてありがとう」と◆この事後報告ができない人が多い。うまくいったかどうか、は問題ではない。紹介してくれたことに対する感謝を伝えなければならない◆コロナ禍ではあるが会食の機会は多い。私は会食後にお土産を渡すことが多い。もらうことも多い。いただいたものはまずは自分で食べる。自分で食べなければ感想を伝えられない。心のこもったものをいただいた時には必ず感想を伝える。「僕には少し甘すぎたけど、娘は『これ超おいしい!』って大喜びだったよ」などと伝える。◆昨日はバレンタインデー。多くの男性はいくつかプレゼントをもらったことだろう。ホワイトデーでのお返しが目当てのいやらしいプレゼントは無視してもかまわないが、彼女が一所懸命に選んでくれたものには必ずお礼の言葉と感想を伝えなければならない。感想を伝えるのが礼儀◆プレゼントをもらったその場では「ありがとう」を言える。プレゼントを贈った方としてはその場での「ありがとう」よりも数日後「あれ、すごい美味しかった」の言葉の方が嬉しいのだが多くの人はそれを知らない。それができる人とできない人、5年で大きな差がついた。◆先日、お土産を渡した客から、翌日、以下のような素敵な感想をメールでいただいた。・・・「(前略)・・お土産までいただき大変恐縮です。お土産については、今朝食べるのを楽しみにしていたのですが、私が起床した時点で既に娘に完食されていました。少し悔しかったので、どのようなものだったのか説明しろと詰め寄ったところ、見た目、素材、味、食感、それぞれの分量を細かく流暢に述べ始め、父や母にも残しておこうと思って食べ始めたけれどあまりに美味しくて止まらなくなったという情状酌量を求める締め言葉に、なんだか自分でも食べた気分になった不思議な朝でした。」◆満点! こういう上手にお礼を伝えることのできる人は必ず大きくなる。

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2022年02月15日 ---- ボス

中国リスク

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先週の「Newsweek」誌で国際政治学者イアン・ブレマーが「2022年最大の世界的リスク」として「中国ゼロコロナ政策」を挙げていた。私なりの解釈は以下の通り◆世界のほとんどの国ではこの2年間コロナの猛威にさらされ耐えてきた。「withコロナ」政策の元、多くの感染者を出し、国民の8割程度がワクチンを2回以上接種した。発症していない感染者も相当数いるだろう。つまりは十分にコロナに汚されてしまい、今やっとそこから立ち直れる光が見えてきたところである。一方、かの中国はどうか。「zeroコロナ」政策で人権無視の強烈なロックダウンによりこれまでほとんど感染者がいない。14億の民が全く汚れていないのだ。そして中国製ワクチンはほとんど効果がないという。◆地球上で中国14億人だけが全く汚れてなく、その他の60億人は汚れてしまった。一瞬、汚れていない中国の勝ちに見えるが実はそうではないというのだ。コロナウィルスは決してなくならない。汚れない中国はこれからもずっと汚れないように頑張り続けなければならない。あの人権無視のロックダウンにいつまでも耐え続けなければならない。そんなことができるだろうか。そんなことはいつまでも続けられない。そこに大きな中国のリスクがある。◆イアン・ブレマー氏の鋭い「読み」に感心した。

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2022年02月14日 ---- ボス

ブラとパンツ

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学生の頃、悪い先輩から「キノシタ、女の人の半分以上は風呂に入るときブラより先にパンツを脱ぐんやて」との話を聞いて異常に興奮したことを覚えている。「そんなヤツおらんやろ。ブラが先やろ」と反論したがその先輩は「銭湯をやっている友人から聞いた話やから間違いなか」と言う◆それ以降、女子の友人と話をするとき「こん人はブラが先やろうか、やっぱりパンツが先やろうな」などと想像していた。私も若かった。私も可愛かった。◆それから何年か経ったころ、気付くと私もシャツよりも先にパンツを脱ぐことがあた。脱ぐ順序、着る順序はいつのまにか変わっていくもののようだ◆先週末、サウナに行った。コロナの蔓延防止措置のせいか客は少なかった。サウナで十分に整ったあとマッサージを受け充実した時間を過ごした後、更衣室に戻りガウンを脱ぎ帰り支度を始めた。その途中、ふと横にある大きな鏡をみた。そこには黒い靴下を履き、半そでの白いシャツを着て、大きな白いマスクをしているオジサン(私)が映っていた。そのオジサンは手にパンツを持っていた。自分のぶざまな格好に吹き出してしまった。

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2022年02月10日 ---- ボス

ワクチンの効果

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これまでコロナのワクチンを2回以上接種した人は国民の80%。一度も接種していない人の4倍いるということ。一方、これまでにオミクロン株に感染した人の中で、ワクチンを打っていた人は打っていない人の1.4倍と発表された。◆ワクチンを(打った人):(打ってない人)=4:1。(打った人で感染した人):(打たずに感染した人)=1.4:1。◆この数字をどう読むか。「40人が感染するところが、ワクチンを打っていたため14人の感染で済んだ。ワクチンの効果は大きい」と言える。また「国民の80%がワクチン打っているのに感染者の58%はそのワクチン接種者だ。効果は小さい」とも言えるのかもしれない。算数は難しい◆私個人的には「ワクチン効果は非常に大きい」と思っている。3回目のワクチンを早く打ちたい。

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2022年02月09日 ---- ボス

あっぱれ! 羽生結弦くん

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北京オリンピックフィギュアスケートのショートプログラム。優勝候補の羽生結弦選手は運悪く、他の選手が氷表面に傷つけた「窪み」にシューズのエッジが引っかかってしまいジャンプできなかった。◆並の選手であればその運の悪さを嘆き、悔やむところだが羽生選手は笑顔だった。「こんなこともありますね。フリーでは最高のパフォーマンスをお見せしたいです」と松岡修造さんに話していた。「悔しいです」「残念です」「運が悪かったです」なんて表情は全く見せない、前向きで気持ちのいいインタビューだった◆あっぱれ! 羽生結弦くん。メダルはどうでもいいからフリーでは最高の演技を見せて欲しい。

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2022年02月08日 ---- ボス

恐るべき中国の工学技術

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人権問題などでやや盛り上がりに欠ける北京冬季オリンピックだが、その開会式のセレモニーには恐らく世界中の人々が圧倒されたであろう。プロジェクションマッピングの技術、ドローン制御技術、さらにはそれらを融合させたデザインの美しさ、どれをとっても恐らく群を抜いての世界一のものばかり。◆意地悪い言い方になってしまうが、私はこの北京オリンピックが東京オリンピックの前でなくて良かったなあ、と思ってしまった。この北京の開会式を観た世界中の人々がその数か月後に東京オリンピック開会式を観たとしたら・・・「なんてショボい開会式なの! 北京の方が全然エキサイトしたよ」なんて言われていたであろう◆日本のモノづくり技術や独創性を追求する心意気のようなものがどんどん衰退していっていることを強く感じさせられた北京オリンピック開会式だった。残念。

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2022年02月07日 ---- ボス

フィールドオブドリーム

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中学生の時に野球をやっていた。背番号は「10」。エース投手の故障もあって半分以上の試合で先発した。コントロールの悪い投手だった。11奪三振、6四死球なんて試合もあった。勝った試合よりも負けた試合の方が記憶に残っている。たった2年半であったが辛く厳しい練習に耐え、世の中の構造の多くは「理不尽である」ことを知り、そしてかけがえのない友を得た。◆野球をやめて50年になるが今でも野球をやりたい。思うように体が動かずに悔しいだろうが、それでもほんの少し「勝負」にこだわる試合をしてみたい、などと思っている。◆昨夜ビデオで『フィールド・オブ・ドリームス』を観た。これまで何度も途中までは観たことがあったが「オレは幽霊やゾンビなどが出てくる小説や映画は興味ないよ」と言いながら途中で切っていた。昨夜は最後まで観た。素晴らしい映画。思わず涙がポロポロと流れた。野球を愛する人なら絶対に一度は観るべき映画です。オススメです。

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2022年02月04日 ---- ボス

優等生の不幸

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開高健の言葉に「知る悲しみ」というのがある。「知らない方が穏やかだった」「知ってしまったら、それが無いことが不幸になってしまう」・・・そういうことは確かに人生には多い。「快楽」のほとんどは知らない方が楽かもしれない。それでも、悲しいことになるかもしれないが、やはり「知る」ことが大切で「知る」ことによりその人の人生は豊かにそして高級なものになるという。本当にそう思う。◆さて昨日読んでいた吉田修一の本の中に「優等生の不幸」という言葉がでてきた。「なんでこんなこともできねえんだ」と誰を観てもイライラすることだ。はい、この言葉の意味、よく分かります。「よく分かります」までは書けるけど、それ以上は書けません。

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2022年02月02日 ---- ボス

自律神経失調症

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5年ほど前から「自律神経失調症」のためクリニックに通っている。通っていると言っても3か月に一度程度のペース。注射するわけでも薬を処方されるわけでもない。ドクターと話して、血圧やら体重を測り、特殊な機械で「交感神経」と「副交感神経」のバランスをチェックする。私は全く副交感神経が働かないようだ。常に交感神経が勝っている。極端にバランスが崩れている◆戦うときには交感神経が働き、リラックスするとき働くのが副交感神経なのだが、私はこの副交感神経が出てこない。眠っているときでも交感神経が優位。つまり眠っているときも戦っている状態らしい。眠っていても休んでいないということだ◆医師からは「一日最低30分間、ぼーっとしてください」と言われている。ぼーっとすればいいのだから楽な宿題のようだが、これがなかなかできない。つい経営のことを考える。不安なことが浮かんでくる。で、すぐに動き出す。なかなかぼーっとできない性分なのだ◆私の病気を説明をすると悪い大人は「キノシタさんは、常に戦闘態勢に入っているわけですね? 女性に対してもいつでも準備できていそうですね」などと下品な冗談を言う◆いえいえ、違うんですよ。勃起を司るのは副交感神経なのですよ。交感神経優位ではそっちの元気は出ないんですよ。リラックスできないと元気にならないのです。緊張していてはダメなのです。わかるでしょ?◆まあそれ以前に、私の場合、年齢的にすでに限界かと・・・。

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2022年02月01日 ---- ボス

TSUTAYA 新橋店 閉店

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昨日「TSUTAYA新橋店」が閉店した。寂しい。◆毎日のようにTSUTAYAに行っていた。本を眺めているだけで楽しい。次はこの本を読んでみたいな、と思うと我慢できずについ購入してしまう。ローソンのセルフレジは利用できないがTSUTAYAのセルフレジはお得意だった。多くの本をこのTSUTAYAで購入した。おそらくその3割はほとんど読まずに「積読(ツンドク」に回ってしまっている。◆amazonがあるので欲しい本はすぐに手に入れることができる。だがamazonでは平積みされた本を眺めることもできないし手に取ってみることもできない。その本と自分の相性のようなものがamazonでは測れない◆街からどんどんと本屋がなくなっていく。良くないことだ、と分かっていてもどうにもならない。

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2022年01月31日 ---- ボス

気配り

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「『気配りのキノシタ』と呼ばれて40年」などと冗談を言う。確かにその言葉は冗談ではあるが、実際、私はかなり「気配り」を意識している方であると思っている◆この週末、私にとって恒例の行事となっている新年の「お伊勢参り」をしてきた。オミクロン株が増えている中、気になったが銀座のデパートよりは安全だろう、と行ってきた。同行者が一人いた。古い友人。「僕も連れて行ってよ」ということで一緒に行くことになった。旅は一人より二人の方が楽しい◆ところがこの同行者Mクンが行きの新幹線の中でゴホゴホと咳をする。私の隣の席だ。「自由席」だし周りはガラガラだから離れて座ってくれればいいのだが私の隣がいいらしい。「咳してるんだから向こうに行け」とも言いにくく黙っていた。伊勢神宮の「外宮」を参り続いて「内宮」を参り、「おかげ横丁」を散策する。その間もMクンの咳が続く。「万一、コロナだったら大変だから少し離れてくれないか。それからしゃべるときは小さな声にしてくれ、十分聞こえるから」とお願いした。するとMクンに「大丈夫ですよ。コロナじゃありませんよ。キノシタさん結構、気が小さいんですね」と言われた。◆食事の時も話しかけてくる。バスで移動の時にはマスクから鼻が出ている。おまけに鼻水まで見える。その状態で話しかけてくるものだから、私は再度注意した。「もしコロナだったら大変だから、少し注意してくれないか」と。そうするとMクン、「キノシタさん、俺がもしキノシタさんの立場だったらそんな冷たいこと言わないよ。『コロナじゃないよ。大丈夫だよ』って優しくするよ」と思わぬ反論。このMクンの説にはビックリした。Mクンにとっては私が「気配りが足りない男」になっているようだ。「逆だろうが!オマエの気配りが足りねえんだよ!」と言い返そうと思ったが、ぐっと我慢した◆Mクンがコロナでなければいい。オレに移っていなければいいな、と願っていた◆昨夜、伊勢神宮から帰宅。土産話を聞きたがる家人や娘にも「万一があるから、父さんは自分の部屋で過ごすね」と距離を置いた◆気配りには正しい気配りと間違った気配りがあるようだ。

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2022年01月28日 ---- ボス

声だし確認

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カギを掛けたかどうか忘れることが多くなった。そのため最近はカギを掛けると同時に「カギ、掛けた」と言うことにしている。声に出せばちゃんと覚えている◆夕食後、薬やサプリメントを飲んだかどうか忘れることも多くなった。最近は薬を飲んだあとに「薬、飲んだ」というようにしている。◆さらに情けないことに夕食後、歯を磨いたかどうかを忘れることもときどきある。洗面所に行って歯ブラシを触って濡れていると「あっ、やっぱりさっき磨いたんだったな」などとつぶやいている。だからこれから歯磨きのあとも「歯、磨いた」と言うようにしよう◆歳を取るとぶつぶつ言うことが増えてくるわけだ。情けない。

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2022年01月27日 ---- ボス

言われて嬉しい言葉

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「キノシタさんって『とってもいい人』だから・・・」とよく言われる。自分でも自分は『とってもいい人』だと思っている。だが実は『とってもいい人』って男にとっては(少なくとも私にとっては)嬉しい言葉ではない。もちろん『とってもいい人』と言われて不愉快になるほどではないが◆若いころは「オレにとっては『いい人』ってのは貶し言葉だ」などと粋がっていた。女性から「いい人」と言われるようでは魅力ある男ではない、などと言っていた。恥ずかしい◆では男にとって(少なくとも私にとって)最高の誉め言葉はなんでしょうか? それは「D・・・・」あるいは「S・・・・」 私は今でも時々言われる。とても嬉しくなる。「オレってまだまだ大丈夫だ」などと思ってしまう。◆先ほども散髪してくれてるおねーさんに言われた。(社長だと、なんだか不愉快そうな顔をして会社を出て、そっと近所の散髪屋に行っても誰からも叱られない。悪くない)◆「D・・・・」「S・・・・」実は私は結構言われることが多いように感じる。恥ずかしいので答えは言わない。

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2022年01月25日 ---- ボス

オミクロン株への対応

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感染力が強いが重症化率は低く「潜伏期が短い」オミクロン株に対するには「長期で緩い蔓延防止策」ではなく「短期で厳しいロックダウン」の方が100倍効果がある。週末を利用して「土曜、日曜、月曜の3日間ロックダウン」を一回するだけで感染者は半減するだろう。その後、またじわじわと増えてくる。◆例えば東京都で感染者が「1万人を超えたら週末3日間は厳しいロックダウン」と決めたらいい。週明けは5千人を切ることは間違いない。なぜ、これを提案せず、のんびり蔓延防止をやっているのだろう?確率論から考えると絶対に「3日間のロックダウン」の方がはるかに有効だ。◆えらい先生がそのうちに指摘するのかなあ?

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2022年01月24日 ---- ボス

「コロナ禍」が、「オミクロン株」が・・・

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人間ドックでの視力検査の数値は悪くない。昨年よりも良くなっていて驚いた。検査の数値は良くなっているが実際にはかなり視力が落ちていることを感じる。パソコンの文字が良く見えなくなってきた◆「コロナ禍」を「コロナ鍋」と読み間違えて「おやっ?」と思う。昨日は「オミクロン株」が「オミクロン様」に見えてしまって焦った。情けない。

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2022年01月19日 ---- ボス

「世界の小津安二郎」って?

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自宅の自分の部屋で自由にビデオを観られるように、娘にAmazonPrimeVideoを接続してもらった。早速、毎晩、古い映画を楽しんでいる。昨夜は小津安二郎監督作品「東京物語」を観た。映画通の間では非常に評価が高い。「世界の小津」などと言われている。◆ホントだろうか?と私は疑う。なんともかったるい映画だった。主役の笠智衆の演技は、私には「大根」に思えた。カメラワークなどになかなか小津さんらしいものはあるが、いかんせんかったるい。◆この東京を舞台に「美しい原節子」が話題になった同じ年に作られたのがあの「ローマの休日」。「東京VSローマ」でも「原節子VSオードリーヘップバーン」でも勝負にならない。◆「日本の映画黎明期を象徴とする映画」程度は言ってもいいだろうが「世界の小津」などは過剰評価だと思った。(念のために書き加えますが、私は小津監督の人格を貶しているわけでも、才能を貶しているわけではありません。過剰と思われる「あの作品の評価」に疑問を持ったということです

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2022年01月18日 ---- ボス

あんなに眠たかったのに

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二十歳代の後半、土木技術者として都市工事の現場監督をしていた。ものすごく働いた。働かされた。毎日毎日へとへとになるまで働かされた。現場監督と言っても土工作業員と同じ仕事もする。朝の7時から翌日の昼過ぎまで連続30時間勤務もあった。ブラック企業なんてものじゃなかった。◆この時期の夜勤はきつい。寒い、眠たい。さらに現場にケガは付きもの。骨折こそしなかったが、いつも打撲や捻挫や切り傷でどこかが痛かった。◆夜の1時を回るとたまらなく眠たくなる。いろんなところでほんの少し眠った。ダンプの助手席で2分、アパートの階段で1分、仮設トイレ(汚い和式)で立ったまま眠ったことも。少し余裕があるとセメント袋の上で寝た。セメントはホッカイロみたいで暖かい。事務所に戻って折り畳みテーブルの上で寝ることができたら最高だった。よく耐えたと思う。◆あれから30年以上経ち、毎日、暖房の効いた部屋でふかふかのベッドでゆっくり寝られる。ところが眠たくならない。私は睡眠薬がないと眠れないカラダになってしまった。あのころに自分に今の環境をプレゼントしたら、どれだけぐっすりと眠るのだろうか。そんなことを考える。

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2022年01月17日 ---- ボス

みっともない「額」

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20年近く前のこと、日本を代表する大企業、M重工を訪ねることがあった。廊下やトイレなどあちこちに『お客様第一主義』と筆書きされた書が掲げられていた。客の目に着くところに「お客様第一主義」との額を掲げるセンスに驚いた。「こりゃダメだ」と呆れた。実際、当時のM重工からは「お客様第一主義」とは遠く離れた対応をされた。(今のM重工はそんなことはないだろう、と信じている)◆多くの会社を訪問した。テレビでも多くの会社を紹介している。私はその会社の壁にどのような絵画や書が飾られているのかをチェックする。驚くのが、いまだ多くの企業の社長室に、額に入った「賞状」が掲げられていること。高校の校長室じゃあるまいし、市長さんや知事さんからもらった「賞状」を自慢げに社長室に飾ってなんになる。来賓した少しセンスの良い客からはセンスの無さを笑われるだけだ。そういえば昔(バブルの頃)は大臣とのツーショット写真を自慢げに見せ、信用を買おうとする不貞の輩が多かった。◆数枚の賞状や、偉い人とのツーショット写真なんて、それを自慢すると返って品性を疑われることになる。

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2022年01月14日 ---- ボス

12億円当せん者、いまだ現れず。

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スポーツくじ「MEGA BIG」で一等12億円の当せん者が、締め切りが迫っているのにまだ受け取りに来ていないという。払戻期限は2月9日。で、なんと、その当せん券が売られたのが大分県佐伯市のローソンということだ。私の実家のすぐ近所。だれかラッキーなヤツが佐伯にいる。◆若いころ「宝くじでも当たらないかなあ」と話していたら、私の麻雀の先生である会計士のF先生がこう言った。「キノシタさん、もし宝くじで3億円当たったとしても喜び勇んですぐに券を持って第一勧銀へ行っちゃだめですよ」と。「なんで}と聞くと先生はニヤッとして「世の中には『3億円の当たりくじを4億円で買う』っていう人がいるのですよ」と。それからこうも言った「もしキノシタさんのおじいさんが当たったのだったら、おじいさんを第一勧銀に行かせちゃダメですよ。孫であるキノシタさんが『僕が当たった』と言って第一勧銀に行くべきです。だっておじいさんは生きているうちにほとんど使いきれないでしょ。すぐに相続税の対象になってしまいますよ。とにかく当選宝くじの換金は慎重に。まずは僕に相談してください」ということだった。◆佐伯のローソンで12億円の当せん券を買った人は、ひょっとしたら今頃「誰にみずほ銀行へ行かせようか」と悩んでいるのかもしれない。

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2022年02月14日 ボスの
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