2011年11月の記事一覧

2011年11月30日 ---- ボス

ちょっと待って!

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「ちょっと待てよ!」と叫びたくなるくらい早い11か月。もう今日で11月も終わり。この時期、毎年「今年もあっという間だったなあ」などと感想を言っている。時が経つのは加速度的に速くなっていくとはよく言われるがそれでも今年の速さは異常に感じている。一国民としてはあの大地震と原発事故があり、会社人としては本社移転と防衛省との本格的な仕事の開始があった。プライベートでも様々な事件があり対応に追われた。空き時間を見つけてはゴルフ、映画、読書、美術鑑賞、酒、ジャズと貪欲に挑戦した。

東日本大震災があり暗い一年ではあったが、個人的には「やれることはやった悔いのない一年」としたい。さあ、あと1か月。来年のスタートダッシュにつながる仕上げの始まり。

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2011年11月28日 ---- ボス

礼儀

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『人は見た目が9割』という新書がはやった。9割とは言わないが確かに見た目は重要。重要な事柄に気付かぬ人は仕事もできない。「見た目なんて関係ないや」と言っている男で仕事のできるヤツにあったことがない。服装や笑顔、挨拶などは大変重要。

私のところへ挨拶や商品の案内に来る営業マンの中にも失礼な服装の方がいる。多いのがワイシャツの袖のボタンを留めていない者。少々、その商品に魅力を感じていてもその商品を扱う男がだらしない服装であれば私は一緒に組むことを嫌う。社会人としての礼儀にかける大人が最近増えてきたと感じている。

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2011年11月24日 ---- サイトからのお知らせ

好かれたい!

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広岡達郎氏がロッテのGM時代当時の監督やコーチにむかって「選手に好かれたいんだったらユニホームを脱げ。我々の仕事は選手に好かれる仕事ではない。」と言っていたという。選手のため、チームのためを思ってやる仕事でもその思いが強ければ強いほど選手に嫌われてしまう。選手に好かれよう、好かれたいと思えば強いチームはできないということ。経営にも通じる言葉。

広岡氏の言葉の意味は重い。経営者として「うん、まったくその通り」と思う。だが、なかなか実践できない。部下たちにどの程度好かれているかは分からないが、なるべくなら嫌われたくないと思っている。その思いがあるため、注意したいことも注意できないことが多い。もっと強い会社にするためには社員に嫌われたくないなどとは思わずドライに注意をした方が良いのだろうか。そうも思うがやっぱり難しい。優柔不断な経営者である。

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2011年11月22日 ---- ボス

残念な人

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常にどのようにして我が社を「強い会社」にしようかと考えている。社長として悩みは尽きない。毎日が勉強。

昨日、本屋で一冊の本を手にした。『社長はなぜ、あなたを幹部にしないのか?』・・素晴らしい本。私も勉強させられたが、それ以上に、私が言いたいことを全部書いてくれている。お勧め。1年ほど前にベストセラーになった『残念な人の思考法』もお勧め。・・・・ところがこれらの本を読んで欲しい「幹部になれない人」や「残念な人」はこれらの本を読まないようだ。

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2011年11月21日 ---- ボス

韓国

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週末(金曜~日曜)韓国ソウルに出張してきた。韓国で感じるのはとにかく元気。活気がある。だけど・・・・・。

街を歩く韓国の女性の服装は日本の女性の服装よりはるかにセンスがいい。私が「史上最悪の外出着」とけなす日本でなじみの(恐らく世界中で日本人だけが来ている)恥ずかしい服装「チュニック」などは一人も来ていない。「日本に追いつけ、追い越せ」と思っているのかと思ったら、もうすでに彼女らは「とっくに日本を追い越した」と思っている。認める。服装と歩き方では既に日本女性は韓国女性に追い越された、と私は思う。ただ作法や行儀などではまだまだ日本女性の方が上。「育ち」に関してはうわべをつくろっただけではダメ。レストランでの多くの韓国女性の食事マナーは日本人では「下品」に感じる。テーブルに肘をつき、体を傾けて食べる。左手を使わない。口を開けてくちゃくちゃ食べる。およそスーツを着たキャリアウーマンの態度とは言えない。

女性を分かりやすい例として上げたが、一見しただけでは分からない日韓の差はまだまだ大きいと感じる。上空から見るソウルの街並みはとてもきれいだが実際に歩くと汚い。大地震の後の液状化現象の日本みたいなところばかり。ビルにしろホテルのサービスにしろすべてが「雑」。やはり日本の製品、日本のサービス、日本の工事の方がはるかに完成度が高い。

勢いある韓国があと何年でわが国に追いつくのか・・?2~3年で追いつかれるかもしれないし50年かかっても無理かもしれない。そのようなことを感じた旅だった。

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2011年11月17日 ---- ボス

麻雀

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学生時代よく麻雀をした。私は強くも上手くもなかったが大好きだった。麻雀で留年をしてしまった。最近は年に1回するかどうかというくらいになったが実に楽しいゲームだ。思うに麻雀というゲームの中に経営のポイントが非常に多く含まれている。『確率』が経営にとっての最重要ポイントと私は常々述べてきた。麻雀はまさに確率のゲーム。瞬時に確率を計算できなければ決して勝つことはできない。そして『心理』。相手の心理を読み抜く力がなければ麻雀では勝てない。経営も同じ。それから『コミュニケーション』。麻雀はメンバー4人で卓を囲むためいろんな会話をしながらゲームが進んでいく。スポーツのゲームとは違い、また将棋や囲碁とも違う『コミュニケーション』が求められるゲーム。

この『確率』『心理』『コミュニケーション』を私は留年してまで一所懸命勉強をしたのだと思っている。回りの経営者をみるとゴルフは下手でも麻雀はうまい人が多い。最近の若い人は麻雀を知らない。彼らは良い経営者になるための学習をする機会をなくしている、と言ったら失礼かな?。

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2011年11月16日 ---- ボス

査定

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年に数回行う査定。部下に点数を付ける行為を好むものはいないだろう。だが彼らを客観的に判断するためにはどうしてもデジタル化する必要がある。「努力」「才能」「実績」に関する点数をどう配分するか、が査定における私の最初の仕事。ここ数年は「コミュニケーション力」の配点を増やしている。次が「自己犠牲」。「専門的能力」や「資格」「結果」などはその次。

多くの方と情報を交換し共有できる人材は会社にとって大きなメリット。自分の主張を一方的に告げるのではなく、相手の気持ちを忖度しつつ自分の意図する方向へ誘導する力を付けることを最も期待する。そういうことができる者は、逆に、相手があるいは会社が自分になにを求めているのかを察知でき対応してくれる。一方、ダメなのは「私はなんでもやるつもりなのに、何をやれと言ってくれないから、なにもしない。」というタイプ。もちろん「これをやってください」とお願いしてもやってくれない者はそれ以下だが、幸いそのようなタイプの者は我が社にはいない。

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2011年11月15日 ---- ティー子

着心地

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5月に移転してオフィスが銀座や有楽町に近くなったので仕事帰りにデパートやブティックに寄る機会が増えました。先日も秋冬物を眺めに銀座をぶらついていたのですが素敵なものはみんな高い!私のお給料ではかなり背伸びをしなければ買えないものばかり。それでもウィンドウショッピングは楽しい。そんな話をしていましたらボスからキツイ言葉が・・・。「女性が洋服や靴を選ぶときに『着心地』『肌触り』『履き心地』などと言いだしたらもう半分女性でなくなっている。女性はなんと言っても『見てくれ』を重要視しないとね。」とのことです。それを聞いた私たち女性スタッフはみんな一瞬ムッとしました。「ボスはなんにも分かっちゃいない・・・」と。でもなあ・・・。うーん・・・・。

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2011年11月14日 ---- ボス

異業種交流

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大学で土木工学を専攻した。同窓の多くは建設業界にいる。大学の友人たちと飲むと皆が「原発賛成」あるいは「原発やむなし」である。「原発反対派」に対し「無知・無責任」との言葉が多く出てくる。私個人は「賛成」も「反対」もない(意見を持つだけのデータがない)がもし「反対」の意見の者が居てもなかなか発言できるムードではない。

この週末、長崎で開かれた「航空医療学会」に出席してきた。「ドクターヘリ」を中心に医療に従事する関係者から多くの経験などが発表された。なかで「高速道路に着陸して・・」という発表がありそれに対し私は「高速道路上に着陸するのはハイリスク・ローリターンではないか」と意見を述べた。10年前に比べ急激に交通事故死者は減り昨年では恐らく高速道路上での交通事故死亡者は100人を少し上回るくらいである。この中でドクターヘリで救出できる可能性の事案は極めて少ない。予期できない多くの事象が絡む高速道路上への着陸にこだわる意味が分からない。もっとも「そこにある命を助けたい」と思うドクターの気持ちは分かるし尊敬もする。しかし・・・。

案の定、私の意見は猛反発を受けた。土木屋の飲み会で「原発反対」を主張するのも、航空医療学会で「高速道路への着陸に否定」的な意見を述べるのも同じ。多勢に無勢で議論にならない。

私は経営者。偏った意見より客観的な、多くのものの味方を学ぶ必要がある。片方の考えばかりがインプットされる場所にどっぷりと浸かるわけにはいかない。そんなこともあり多くの異業種の仲間と飲む。「異業種交流」の必要性を強く感じた「航空医療学会」でもあった。

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2011年11月11日 ---- ボス

天草

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出張で天草に来ている。夕方には船で長崎へ渡る。出張とは言え少しゆとりのある、時間的に贅沢な旅になった。

天草からは長崎市方面へ渡る船と島原半島へ渡る船が出ている。長崎方面へは高速艇で45分とのこと。恐らく島原半島へは20分もかからないのだろう。福岡で学生時代を過ごした私は二十歳頃まで、この島原半島出身のキレイで優しい女性と付き合っていた。当時、一度、「南高木郡」まで島原鉄道を一人旅した。福岡から故郷に帰った彼女は恐らく今も南高木郡で幸せな生活を送っていることだろう。あれから30年以上が経った。 「九州」「半島」「船」そして「ヒマ」が私を「想い出散歩」に連れ出した。

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2011年11月10日 ---- 天吾

貧富の差

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増税です。私は常々「増税するなら相続税率アップを最優先すべき」と主張しています。ところがなぜかいつも「金持ちから多く徴収すべき」となってしまいます。増税を言うときの「金持ち」は本当の金持ちではありません。「多く稼いでいる人」を金持ちと言い、「多く持っているがあまり稼いでいない人」のことは金持ちと呼ばず、手厚く保護するのです。

大企業の重役でも年収3000万円を超えている方は非情に少ないでしょう。恐らく年収3000万円のサラリーマンは0.01%程度でしかないでしょう。年収3000万円と言っても彼の手取りはせいぜい1500万円程度。使う金も多いでしょう。10年かかっても1億円を貯めるのは難しい。10年間も年収3000万円を維持できる者はもっと少ない。・・・私が今、言っているのは企業勤めでどんなに頑張っても、どんなに有能でも、なかなか1億円を貯めることはできない仕組みなっているということ。でも、不思議なのはマンション販売のチラシを見ると1億円超の物件はザラにある。誰が買うの?

1億円以上の物件を買う者の多くは「父の持っていた農地が運良く高速道路にかかってくれて・・」などと言う者。まさに不労所得。・・カネ持ちの子供に生まれたなら成人するまでに随分と良い経験もしたであろう。いい大学にも進んだであろう。いい会社にも入ったでしょう。それでいいのではないですか。さらに親の遺産を全部持っていく必要があるのか私には理解できません。?「子孫に美田を残さず」がいいのでは、とつくづく思うのですが・・・? 

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2011年11月09日 ---- ティー子

tko-kuyashi

遅ればせながらやっと衣替えの準備終わりました。土曜日から始めて昨夜終了。衣装ケースの中を総取っ換えしました。昨今はやりの断捨離もしました。思い切ってたくさん捨てました。そして少し新しいものも購入しました。ランジェリーなども・・・。それで、また気付くのでした。また、体形が・・・!!!。 少しずつ少しずつ変化していたのです。 夏に気付く体形の変化より、秋に気付く変化の方が女性にとって深刻な感じなのですよ。夏は「もう少しダイエットしよう!」で片付く変化なのですが 秋に気付く変化は「また1年、歳を取ったんだなあ・・」なのです。 ・・・・寂しくなるからこれ以上は言わせないでね。

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2011年11月08日 ---- ボス

天才(2)

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人類史上最も偉大な天才として私はレオナルド・ダ・ヴィンチ、アインシュタイン、スティーブ・ジョブスの名を上げる。彼らの仕事は彼でなければ決して成し遂げられなかった仕事であり他の学者が百人集まっても成し遂げられるものではない。「人よりも早く見つけた」のではなく「人では見つけられないものを見つけた」のである。私はこの3人の天才を人類史上最大の天才と思うし、こういう天才の出現をある種「怖い」とも思う。「他の学者が百人や千人、束になってかかっていってもかなわない天才」・・・・怖いですよ。

現代は科学的なもののすべてがコンピュータ管理システムで動いている。各国でサイバーテロ攻撃を受けないように様々な手を打っている。世界はすでに「火力武器による戦争」の時代から「コンピュータによるサイバー戦争」の時代になっている。火力武器による戦争ならおおよそ戦になる前から勝ち負けは分かる。負ける戦を仕掛けるバカはいない。いろんな制御システムも働く。どちらが悪いかも判断できる。報復もできる。しかしサイバー戦争になると一人の天才の出現により小国が大国を壊滅的に破壊することができるのである。数百人の学者が束になってもかなわないアインシュタイン級の天才がサイバーテロを仕掛けたら彼一人で世界を征服できる時代になったということ。私は恐ろしいと思う。

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2011年11月07日 ---- ボス

天才(1)

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凡人の私がこのようなことを言うのも失礼な話だが、世に名前を残している偉人の多くは彼がいなくても現在の我々の生活は大きく変わってはいない。エジソンが白熱電球を発明しなくても、ワットが蒸気機関を開発しなくても、ベルが電話を作らなくても恐らく数か月の後には同様のものを誰かが作っていた。ライト兄弟が飛行機を飛ばさなくても、リンドバーグが大西洋を横断しなくてもすぐに誰かがやっていた。殆どの偉人の功績は「彼だからなしえた」ものではなく「彼が一番早くなしえた」ものである。芸術においては少し違う。モーツァルトがいなければあの優雅なメロディーは生まれなかったし、ピカソがいなければゲルニカはない。ただ、モーツァルトやピカソが生まれていなくても現代の我々の生活はそれほど大きく変わっていないような気がする。

現代の生活を大きく前進させた真に偉大な人物を3人上げよ、と問われれば私はアインシュタイン、レオナルド・ダ・ヴィンチ、そしてスティーブ・ジョブスを上げる。彼らの仕事は「人より早くなしえた」のではなく「人ができないことをした」のであり、そして後世の人類に多大な貢献をした。彼らがいなければ人類の発展は百年単位で遅れていたのではないだろうか、と思う。凄いことだし恐ろしいことでもある。恐ろしいというのは・・・・(次回へ続く)

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2011年11月02日 ---- 天吾

虚業家

aomame-1

バブル経済まっさかりの頃、口先だけで仕事をする「虚業家」をあちこちで見かけました。当時はやった言葉にヤンエグというのがありますね。ヤング・エグゼクティブ。学問も知恵も経験もないのに運とハッタリと話術のみで世を渡っている若いヤツら。彼らは決まってアタッシュケースと普及しはじめたばかりの携帯電話を持っていましたね。どうなったのでしょうか?当時のヤンエグは殆ど落ちぶれてしまっているのでしょう。私も実際に何人も知っています。

バブルは去りヤンエグも消えましたが、まだまだ「虚業家」は多く存在しています。「〇〇党の△△先生を紹介します。」「〇〇株式会社の△△社長と組まれては・・?」「〇〇病院がヘリを買うようですよ」など。人を紹介し、自分が紹介した両者の間でなにか「実業」が起これば「紹介料をくださいよ。」或いは「私にも儲けさせてくださいよ」と言ってくるのです。タチが悪い。最初はニコニコしながらやってきて友人のように振る舞い、親切で紹介するようなフリをします。そしてねちねちと「私にも・・・」を続けるのです。はっきりと最初から「私は紹介業」と名乗ればいいのにそれではビジネスが成り立たないのでしょう。人のフンドシでしか相撲が取れない方々がまだ世間に多くいます。「押し付け仲人」みたいな商売です。・・・でも、こんなことでメシを食ってられる人がいるっていうことは、まだまだ景気はどん底ではないのか或いはまだまだバカな経営者が多いのか・・・。私たちは政治家の名前を出す人を信用しません。出された政治家はロクな方ではないのでしょう。

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2011年11月01日 ---- ティー子

11月

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みなさーん、とうとう11月ですね。クールビズもやっとおしまい。我が社でも昨日「明日からはネクタイ着用」との指示がでました。街ではちらほらコート姿の女性を見かけるようになりました。私個人的には「夏が終わった。」という感じで、そして皆さんお気付きのように「あーあ、また今年の夏も心ときめく恋がなかった・・」という寂しいような諦めのような心境です。さあて、秋ですから方向転換。開き直りましょう。見る目の無い世の中の男子に媚びたりすり寄ったりするよりは、そんなこときれいに諦めて「食欲の秋」に徹しようと思いました。

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2024年12月20日 ボスの
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  • 午前虎の門病院屋上ヘリポート見学
  • 午後事業計画見直し
  • 夕方麻布十番某所で会食
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