2013年03月の記事一覧
◎2013年03月29日 ---- ボス ◎
- 花見
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セクハラだ、パワハラだとややこしい社会になってきた。そんなことを思いながら当社花見を29日に行った。ややこしいことは一切なかった。当社のマスコットガール的存在のN嬢が当社の野獣的男性Cさんに向かって、なんと“野球拳”を挑んだ。バニー姿での挑戦だった。◆批判する声が上がるかもしれない、と思いながらも責任者である私はそれを黙って認めた。それどころか、拍手までして煽ってしまった。私を攻める声が上がるかもしれない。◆批判の声が上がるかもしれないと感じながらもN嬢のパワーを見てみたい気が勝った。この女性はどこまでこの場を盛り上げきるのかを見たかった。「場を盛り上げる」のは簡単ではない。結果、N嬢のセンスに感動した。予想以上に盛り上がった。だれも不愉快そうでない。感心した。◆30年前、「洗濯屋、洗濯屋、日本一の洗濯屋」と歌いながらパンツまで脱いでいた若い頃の自分を思い出していた。自分が馬鹿になり、それでいて楽しみながら場を盛り上げる。なかなか難しい。センスと努力が必要。◆草食系男子などと呼ばれる情けないオトコが増えてきた中、N嬢のパワーを諸手をあげて賞賛したい。
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◎2013年03月29日 ---- ボス ◎
- お世話になりました。
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この時期、あちこちから異動に関する話題が届く。地方に行っていた親しい方々が東京に戻ってくるとの報せは嬉しいし、逆にこれまで親しくしてくださった方々の部署が変わるのは寂しい。出会いがあり別れがある。そうしながら少しずつ友人知人が増えていく。仲間が増えていく。◆大変、大変お世話になった「みずほ銀行」九段支店長の織田寛明氏が「ワンみずほ」を目指し「みずほコーポレート銀行」の部長へと異動が決まった。丁寧に、わざわざ当社へも挨拶に来てくださった。◆2年前、まだ各銀行がリーマンショックから立ち直れない時期に、他の銀行が「ノー」と簡単に答える中、織田支店長は私の熱い思いと当社ビジネスの社会的使命を真摯に聞いてくださった。恐らく銀行内の審査部と粘り強く交渉してくださったのだろう。みごとに私の要求を100%聞き入れてくれた。感謝に堪えない。おかげさまで当社は今期、陸上自衛隊へヘリコプター8機を無事納入することができた。さらに来期、再来期で各10機ずつの納入も決まっている。織田支店長への恩返しのためにも、順調にこのビジネスを完遂しなければならない。◆普段、銀行の悪口しか言うことのない私が今朝はなぜか素直に「ありがとうございました。お世話になりました。」と言いたい気分。「ワンみずほ」を目指す織田部長の今後のご活躍を祈る。
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◎2013年03月27日 ---- ボス ◎
- 文系入試も理系必須
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「日本経済を復活させ、技術立国として技術革新を進めるには、理数教育の充実が不可欠」ということから「大学入試において文系学科でも理数科目を必須とする」ことを自民党の教育再生実行本部が提言するという。大賛成。◆あまりにも算数や物理を知らない社会人が多すぎる。確率が分からなくては企業の経営などはとても無理。損益計算書を読み解くには十分な計算力が必要。新しいモノを作るには力学や電気の基礎知識は必須。テレビなどでは「まだまだ捨てたものじゃない」などと言って小さな町工場の技術を大きく宣伝しているが「モノづくり立国」として復活するには町工場がいくら頑張っても無理な話。国民すべての理数感性を高めるほかないと常々思っていた。◆教育再生実行本部頑張れ!
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◎2013年03月26日 ---- ボス ◎
- 酒と友人と仕事
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酒が強いわけでもないのに毎日のように飲んでいる。やはり仕事関係の方々とご一緒する機会が最も多いが気心の知れた友人と飲むことも随分とある。酒を共にする友人から仕事に関することをたくさん教えてもらった。◆土木技術者だった私がいきなり会社経営陣になったのだから、しかも土建会社ではなくヘリコプター関連の商社なのだから、分からないことばかりだった。「どうやったらモノが売れるのか」に関しては「酒の友人」の一人である㈱クリエイティブ・マーケティング・リサーチの吉田親社長にマーケティング論を教えていただいた。損益計算書と貸借対照表の読み方や利益と税の基礎に関してはやはり「酒の友人」である公認会計士の藤井滝雄先生に基礎から教えていただいた。◆まだ30歳代であった。難しいテキストよりお酒を飲みながらの家庭教師の方がはるかに理解が進んだことは言うまでもない。約20年経った今でもこの両先生にはお酒を飲みながらレクチャーしていただいている。しかも割り勘で。ありがたいことだ。・・・◆最近ではお酒を飲む言い訳に以上のような経緯を語る機会が増えてきた。
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◎2013年03月25日 ---- ボス ◎
- 生まれながらにして・・・
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「本来、人は『生まれながらにして』できるだけ多くの貨幣を得ようと願うものではなく、むしろ慎ましく質素な生活とそれに必要なものだけを願うものだ」とマックス・ウェーバーは分析した。しかるになぜ貪欲に利潤を追求する者が現れたかを彼は宗教上の派閥やその教理に基づくと意味づけを進めた。◆宗教に関係なく、この日本でも「多くの貨幣を得ようと願う」ことをしない者が増えていることを確かに感じる。給料が多い会社よりも休日が多い会社を望む大学新卒者も多いようだ。会社内でも「偉くなって少し給与が上がるより、責任が重たくない今のまま方が居心地がいい。」と判断する者が多い。私には「情けない!」と感じてしまうが、残念ながらそれが現状。恵まれた社会環境の中でそこそこ恵まれた家庭で育つと向上心がなくなるのだろうか?最近は私もそれに慣れ、「情けない!」とも思わなくなった。それが「草食系」ということなのだろう。「なかなか後進が育たない。」と経営者仲間が集まるとそんな会話になる。
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◎2013年03月25日 ---- ボス ◎
- 査定
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年度が替わるこの時期は例年、社員の「査定」をすることにしている。この時期以外にも1年間で3回の査定がなされていることを社員は知らない。「査定」業務は最も楽しくない仕事。通常は日曜日、会社に一人のときにこっそり行っている。◆向上心のある者、好奇心のある者は伸び、そうでない者は当然伸びない。「仕事」をすれば評価は上がる。「作業」をしているだけではなかなか評価は上がらない。より上を目指す者、現状で満足しているとしか思えない者、などいろいろ。◆服装や生活面を含め、社員規定を知らない者、社員規定を守れない者もいる。いちいち注意はしない。「査定」は結構おそろしい。◆私が社員なら、社長が毎日書いているブログのチェックくらいは必須と思われるがこのブログを読んでいる社員は3人~4人程度。◆もちろん社長にゴマをする必要は全くない。一所懸命に上を目指してくれればそれで十分なのだがベクトルの方向だけはチェックが必要。それができない者がまだまだいる。
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◎2013年03月22日 ---- ボス ◎
- 働きづめ
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学生時代はカネはなかったが楽しかった。小中高大、そのすべてに楽しい思い出がたくさん。どの一年間をとってもすぐに思い出に繋がる。当時、流行っていた歌謡曲やフォークソングも思い出す。特に大学生時代。その頃、つきあっていた友人やお世話になった方々と会うと必ずでるのが「あの頃が一番良かった」という言葉。どの一年間も素晴らしい思い出に満ちている。◆24歳で社会人になってからは思い出が殆どない。この30年間で「あの頃が良かった」と言える時期はない。結婚もしたし子供もできた。それなりに充実した人生を送ったようではあるが「あの頃に戻ってみたい」などと決して思わない。働きづめに働いてきた。眠れない夜ばかりだった。不安で眠れない。怒りで眠れない。そんな夜が30年間続いた。◆「そろそろ先頭を走るのをやめよう。少しゆっくり歩いてみよう。見える景色が変わるかもしれない。」・・そんな贅沢を言えるようになってきた。部下が育ってくれた。私を引っ張ってくれるようになった。不安や怒りで眠れない夜は殆どなくなった。70歳になったときに人生を振り返ったら「55歳の頃は比較的楽しかったな」と言えるようになっているのかもしれない、と思った。働きづめに働くのをやめ、少し、幸せを感じている。
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◎2013年03月19日 ---- ボス ◎
- 朱いイス
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10年以上使った椅子がボロボロになっていたので新しいものを買ってもらった。選定をお願いしていた海老沢君が選んだのが朱い椅子。確かにかっこいい。「デザインを売る我が社として社長室のイスはシンボルですからね。」と海老沢君。それは悪くはない。だが、この新しいイスは背が低い。ヘッドレストがない。これでは昼寝やうたた寝ができない。そのことを海老沢君に伝えると「はい、社長にはしっかり仕事をしていただきますので。常にビジネスモードでいていただきたいのです。」と厳しい。一日座っただけだが既に前のボロボロ椅子が懐かしい。でも海老沢君の言うことも確か。彼らは私が社長室で時々うたた寝をしていたことを知っていたのだろう。美しい、厳しいこの椅子の値段を聞いて驚いた。なんと30万円。米国のハーマンミラー社製。「さあ、しっかり働いて大いに稼ごう」という気持ちになった。海老沢君の勝ちのようである。(左が新しい朱いイス。右がこれまでのうたた寝イス。)
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◎2013年03月18日 ---- ボス ◎
- ポーラ美術館
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週末、久しぶりに箱根のポーラ美術館を訪問した。素晴らしい。鈴木常司さんの蒐集した世界中の名作はうっとりするものばかり。ゴッホ、セザンヌ、ピカソ、ルソー、ゴーギャン、マグリット、カンディンスキー、ルノアール、モネ、ドガ、ダリ、ルオー、藤田嗣次・・・・。今回、私が特に気に入ったのが杉山寧の「瞳(とう)」。羊が描かれた杉山らしい落ち着いた、和と洋の微妙な調和。まいった。◆いつも美術館に行くと不思議に思うのが人の流れ方。早い人は早く、遅い人は遅いのだが、なぜかほとんどの人がほぼ等速度で移動する。私は気に入った(気になる)作品がなければさっと歩き、好みの作品の前では立ち止まり十分に堪能する。それほど観客が多くない時間帯なら迷惑にならない。◆人生も、のんびりしたり急いだり、歩いたり、立ち止まったり、走ったり。最近は走ってばかりだったけど、ちょっと立ち止まって見ようか。美術館の鑑賞の仕方でその人の生き方が見えるのかもしれないな、などと考えたりした。
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◎2013年03月15日 ---- ボス ◎
- 酒
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毎日、銀座に出ているから酒に強いように思われているが実はからきし弱い。適量はビール1本程度。毎日適量を大きく超えて飲んでいる。大変だ。◆先日、幕張で仕事関係の会食をした。「オレアジ」というとても旨いイタリア料理店。おいしい料理と楽しい話でついつい飲み過ぎた。意識はしっかりしているがカラダに来た。帰りの電車で具合が悪くなった。なんとか乗り換えの八丁堀駅まで我慢してトイレに駆け込んだ。運悪く二つある個室は先客がいた。待つこと4.5分、ようやく一つの個室が空いた。飛び込むと同時に激しく戻した。情けない。ただ、意識はしっかりしている。酔っていない。ネクタイを汚さぬよう、ズボンを汚さぬよう注意しながらしこたま吐いた。よく、こんなに胃袋の中に入っていたものだと感心するくらい多くのものを吐いた。幾分、すっきりした。◆「来た時よりも美しく」を徹底する私はトイレットペーパーで床や便器をキレイに掃除した。さらに気分はすっきりしてきた。「もう飲むのはやめよう。」と今年になって何度目かの誓いを立てた。情けない。
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◎2013年03月14日 ---- ボス ◎
- 青春時代
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昨日、大学生の息子がドイツ旅行に発った。友人二人との貧乏旅行。ユースホステルを回るという。若い人がうらやましい。◆昨年、小欄の前身をまとめたものなど小さな本を出した。『おやじのぼやき』『経済論』そして『セクシージョーク』の3冊。読んでくださった方々の反響は悪くない、と思う。先日、嬉しい感想をいただいた。りそな銀行虎の門支店の星ノ谷行秀部長が来られて笑顔で言ってくれた。「3冊とも感心、感動しましたが私は特に『セクシージョーク』の『あとがき』に心打たれました。木下さんは素晴らしい学生生活を送られたんだな、と」◆嬉しかった。自慢の学生生活。カネがなく、自堕落な生活を送りながら、でも「若さ」と「夢」があった。◆30年以上経ち、若さも夢も半減した。自分は無理だが、私の回りの若い人が「若さ」と「夢」を語り、行動してくれるのを見ることが楽しみになってきた。私も・・・・老けたものだ。
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◎2013年03月13日 ---- ボス ◎
- マスク
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花粉症に悩まされている多くの方がマスクを着けている。私も昭和の時代からのベテラン花粉症患者の一人だが、薬が合ったのか体質が変わったのか、最近は少し症状が穏やかになってきた。そのため、めったにマスクをする必要はなくなった。◆仕事でいろんな会社や役所、病院などを訪問する。マスクをした方が出てきて、マスクをしたまま名刺交換をし、マスクをしたまま会議になることがある。失礼だ。かと言って「名刺交換のときくらいマスクを外しなさいよ」というのも角が立つ。せめて「花粉症がひどいもんでマスクをしたままで失礼します」くらいの断りはして欲しいもの。◆銀行や大手商社はさすがに立派。マスクをしたまま名刺を差し出すような、とぼけた銀行マンや商社マンとは出会ったことがない。社員教員がしっかりしているのか、そもそもその程度の気配りのできる人しか採用していないのか。いずれにしろ、相手に不快に思われないよう心がけることは大切。それに気づかない、いい年をしたオジサン、オバサンが多い。情けない。
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◎2013年03月12日 ---- ボス ◎
- ヘリ商社
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トヨタのプリウスなどは国内だけで月に1万5000台も売れるという。毎年のようにモデルチェンジを繰り返しそれに伴い性能も良くなっている。ヘリコプターはそうはいかない。最も売れている機種でも世界中でせいぜい年間100機程度だろう。30年間、基本モデルチェンジがない。年間100機しか製造しないのだからモデルチェンジをしたくてもできない。つまり30年以上前に設計された機体がいまなお「新機」として製造、販売され続けているのだ。想像してみて欲しい。車に例えると30年以上前のセリカやサニー、箱スカなどがいまなお「新車」として販売されているようなものなのだ。◆ここにスイスの新興ヘリコプターメーカーが新しい機種の開発を急いでいる。「小型単発」と呼ばれるカテゴリーは車に例えるなら4ドア2000CCのセダンと言ったところか。なにしろ30年以上新しい開発がされなかった分野だから世界中の注目の的になっている。セリカやサニーに対抗してレクサスを作るようなもの。出来上がる前から勝負はついている。「SH09」と名付けられたこの機種の日本での独占販売権をどこが獲得するのか業界では話題になっていた。◆当社が選ばれた。実際に日本の空を飛ぶようになるまでには恐らく3年~4年はかかるのだろう。しかし、すでに多くの問い合わせをいただくようになった。新しい夢が生じようとしている。 ◆◆◆「 SKYE SH09 」で画像検索してみてください。かっこいいヘリコプターの写真が出てきます。
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◎2013年03月07日 ---- ティー子 ◎
- エアロ袋
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みなさま、お疲れ様です♪
ボスが和紙ベースのエアロ袋を作りました。高級です。和紙なので強いそうです。そして絵柄は、夕焼けに染まった街にヘリコプター(SH09)が飛んでいます。オレンジなので、人の目を引くと思います。
おそらくこの袋を持った人が同じ電車に乗っていたら、どこのお店の袋で、一体何を売っているのかしら、と考えると思います。
ヘリコプターしか飛んでいないから、やっぱりヘリコプター屋さん?・・・でも、「映画 三丁目の夕日」の雰囲気もあるから、映画関係かしら?どこかの学校・・・ではないわよね?・・・と考えてしまいそうです。
エアロの名前は横面に載っています。この業界にいる方であれば、一度見たら忘れないと思います。業界外の方にとっても興味深い袋だと思います。みなさんのまわりにもいつかこの袋を持ったエアロの人間が現れるかもしれません。楽しみにしていてください♪
それから、今ボスはもう一つエアロ袋を作成中です!☆そちらも乞うご期待です!☆
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◎2013年03月04日 ---- ボス ◎
- ムダ
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「今期は少し利益が出そうだ」と思っていたら次から次から「節税商品の案内」と言ってアポイントのが入る。銀行系、損保系、ファイナンシャルプランナー、会計士、郵便局まで。おかしくないか?◆これだけ多くの会社の多くの優秀な人材が「節税できる商品」を開発し売り歩いている。買う人がいるから売っている。私には壮大なムダに思えてならない。税金の仕組みを複雑にするから、専門家が仕組みをすり抜けて税を少なく納める方法を見つけ出し、売り歩いている。◆節税商品は買う方は節税でき、売る方は利益を出すことができるウィンウィンの商品だ、などとしたり顔で説明される。「ウィンウィン」なんて言葉がうさん臭い。◆個人だろうが企業だろうが、こずるいヤツはすぐに節税などを考える。税の仕組みが複雑になればなるほど節税商品が生まれやすくなり、こずるいヤツと正直な者との間に差が生じる。税の仕組みはシンプルな方が良い。難しくするからムダが生まれる。◆消費税増税においては決して軽減税率など設けるべきではない。シンプルによりシンプルにするべきだ。こずるいヤツに成り下がった私が言うのだから間違いない。
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◎2013年03月01日 ---- ボス ◎