2013年10月の記事一覧

2013年10月31日 ---- ボス

奥の深い男

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15年くらい前だろうか、業界大手の商社と大喧嘩をした。まだ若かった私はその商社の担当者を大声で怒鳴りつけた。さらにその商社の社長に怒りの手紙を書いた。いろんなルートを通じ執拗に抗議を続けた。そうすることで問題が解決するはずもないことは理解していたが、舐められてはいけない。若い、うちの会社の社員たちにも示しがつかない。例えるなら、アンパイアの判定に猛烈に抗議し、退場させられるプロ野球の監督みたいなものだったろうか。◆その商社に私と仲の良い伊藤さんという紳士がいた。当時、彼もまだ若かった。そして伊藤さんは私が怒りの手紙を出したその社長を尊敬し信頼していた。伊藤さんは私にむかって「木下さんの誤解もあります。一度社長と会って話してみてください。彼は木下さんが思っているようなオトコじゃない、深く、キレイなオトコなんですよ。」と言った。若い私はとりあわなかった。「そっちが謝りにくるならともかく、なぜこっちが話に行かないといけない?」とかなんとか、伊藤さんにも強く当たった。その商社との距離はその事件を機に大きく開いていった。◆その商社との付き合いはなくなったが狭い業界、いろんな噂は聞こえてくる。そしてその社長を悪く言う人は一人もいない。経緯を全く知らずに「彼は立派だよ、木下さん、彼を紹介しましょうか?」などと言ってくる人もいた。ずっと私は気になっていた。10年が経ち、若い頃のパフォーマンスを反省しはじめた頃、業界のパーティーで偶然彼に会った。既にあの商社はリタイアされていたが彼の方から私に挨拶にきてくれた。「あのときは失礼しました。」と頭を下げてくれた。「いえいえ、私のほうこそ。若輩者が分別も知らず噛みついてしまいました。大変失礼しました。」と心から詫びた。話してみると確かに伊藤さんが紹介してくれたように「深い、キレイなオトコ」の人であった。そして、さらに5年が流れた。◆昨日、突然、メールが届いた。家人の具合を心配してくれてのことだった。医療にも詳しい彼からのメール、適切なアドバイスと励ましが込められていた。嬉しいことに、そしてもったいないことに、この稚拙な文章を毎日読んでくださっているとも書いていた。ありがたい。恥ずかしい。◆私も彼のように人間味のある奥の深いキレイなオトコになりたいと強く思った。川居さん、ありがとうございました。若い頃を無礼をお許しください。

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2013年10月31日 ---- ボス

いやらしいこと

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「人生の3分の2はいやらしいことを考えて生きてきた」との書き出しで始まる三浦じゅんさんの連載コラム(週刊文春)がとても面白い。この欄で少々固いことばかり書いているが実は私も三浦さんとさほど変わらない。男とはいろんなことを妄想し、それを実現できないかと考え、挑戦する動物だと思っている。そうであり続けたいとも思っている。◆三浦さんは実際に自分が経験したとんでもない過去を披露する。確かにいやらしいことばかりだがこれが爽やかに思われるのだから不思議。なにがこんなに爽やかな印象を与えるのか不思議に思い過去の数冊を読み返してみた。分かった。三浦さんは、どんなにいやらしいことをしても基本的に誰にも迷惑をかけていない。誰からも嫌われていないのだ。これが男の基本であり理想である。◆「こんないやらしいことをして!」「こんな下品なことを雑誌に掲載するなんて!」と軽蔑する女性も多いのだろう。そんな女性に限って配慮の足りない、面白みのないオトコとくっついている。私は、そう思っている。そんな女性を何人か知っている。

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2013年10月28日 ---- ボス

病気

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金曜の夜、仕事を早くやめ麻雀をしてしまったため土曜日に出勤する羽目になった。溜まっていた仕事を片付け夕方から一人で銀座をぶらついた。たまにはこんな週末も悪くないな、そんなことを思っていた。久しぶりに自宅で夕食。少し飲んだら眠たくなった。テレビで日本シリーズを観戦しながらソファでうとうとしていた。◆ふと気づくと家人が苦しそうにうなっている。腹が痛いという。尋常ではない痛みのよう。「病院に連れて行こうか?」と聞く私に「もう少し様子みる」と答える。疲れと酒のせいで私はまたソファで眠ってしまった。◆夜中、1時半頃、娘に起こされた。「母さん、病院に連れてってって」と。少々、酒気帯びかもしれないが車で日赤病院の救急外来へ向かった。聞くと、下血がひどい、という。救急受付をすませると家人はすぐにトイレに向かう。◆診察が済み、採血し、薬をもらって帰宅したのは午前4時を回っていた。医師は「食中毒の症状」といい「なにか心当たりはないか」と聞いた。「ない」と家人は答える。実はちょうど一年くらい前にも今回と全く同じことがあった。猛烈な腹痛と下血。そのときも深夜、私が日赤に運んだ。やはり土曜日だった。その時も医師は「食中毒でしょう」と言った。◆土曜の夜、くつろいでいるところで発症。症状は猛烈な腹痛とその後の下血。素人だが「これは食中毒ではない」と判断する。食中毒に似た症状の病気。なんなのだろうか。複雑な、重たい病気でなければいいが。家族に病人がいると心が重たくなる。あらためて普段のなにもない平穏に感謝する。

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2013年10月24日 ---- ボス

ドッキリカメラ

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子供の頃、テレビ番組の「ドッキリカメラ」が面白かった。好きだった。いろんな趣向を凝らしたイタズラを仕掛ける。仕掛けられる方は有名人のこともあれば一般人のこともあった。最後にヘルメットをかぶった仕掛け人が登場し「ゴメンナサイ」という。仕掛けた方も騙された方も笑顔。テレビで観る側も腹を抱えて笑うことが多かった。罪がなかった。◆先日、似たような番組が流れていた。でも少し様子が違う。仕掛けの裏側でモニターを眺めながら、仕掛け人が下品にニタニタ笑いコメントを続けている。仕掛けられるのはアイドル女性や若手芸人。芸能界の力関係では明らかに仕掛けている方(騙す方)が強い。◆アイドル女性は落とし穴に気付かず水中に落ちた。すぐに騙されたと気付くが怒ることはしない。仕掛け人が芸能界の大先輩であり、テレビの向こうには大勢の視聴者がいると思えば腹が立っても隠さねばならない。このような光景が続いた。仕掛けた側は「大成功」とか言いながら大喜び。ゲラゲラ笑っている。◆ヘドが出た。「父さん、テレビなのだから、そんなに怒ることないでしょ。」と隣で観ていた娘が言った。「テレビだから許されないんだ!消せ!」と私は不機嫌。◆なぜ、このような下品な番組を作り垂れ流す?視聴率が稼げればなんでもありなのか?なぜ、賢い視聴者は怒らない? そこにあるのが「イジメの構図」であることになぜ思いが行かない? 力の強い芸能人が弱い者にイタズラをしかけてゲラゲラ笑う。それをテレビで観ながらゲラゲラ笑っている視聴者。グロテスク以外のなにものでもない。こんな番組が高い視聴率を稼ぎ、それに対して怒りの声をあげない我が国のテレビ視聴者。情けない。

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2013年10月23日 ---- ボス

深夜の電話

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夜中11時30分、いつものように少し酔って自宅に帰りついた。シャワーを浴びてパジャマに着替えたところでマナーモードにしている携帯電話が振るえた。テレビはついていない。静かな部屋。携帯のバイブの音が響く。本を読んでいた家人がこちらを向く。私は「いまどき誰だろう?」と言いながら携帯電話の画面を見た。中学校の同級生、トッチンこと宮崎俊明クンからだ。電話に出た。電話の向こうは少し騒がしい。「トッチン?どうしたん?」。まず私が聞いた。トッチンの声は明るい。「今な、悠子のところで飲んでるんよ。悠子がな、モトミと話してえって。」大分弁で大きな声。少し酔っている感じ。悠子というのは小学校・中学校の同級生。その頃は日本人形のようなとても美しい少女だった。今も綺麗。いろいろあって今は故郷でバーをやっている。「悠子と代わるな。・・・悠子、モトミが出たぞ・・・」 すぐに懐かしい悠子ちゃんの声が聞こえてきた。悠子ちゃんも少し酔っている様子。声が大きい。「モトミ君!私を囲ってぇ!」 いきなりすごい言葉が飛んできた。「もう、やなの。疲れたよ。」 そう言う悠子ちゃんの声は暗くはない。 私はニヤッとしながらも気になって隣の家人を見た。声が漏れて聞こえているかもしれない。・・・・聞こえていた。家人は笑いをこらえきれずに吹き出してしまった。平和な深夜。故郷の友人は楽しい。悠子ちゃんの声の向こうに大声で騒いでいるトッチンの声がまだ聞こえていた。

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2013年10月22日 ---- ボス

無理な職業

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二か月ほど前から週一回、歯医者に通っている。少しでも怪しいところを総点検中。◆腹が痛いと「病院に行く」という。しかし歯が痛いときに「歯科医院に行く」と言う人はめったにいない。みんな「歯医者に行く」という。おもしろい。歯医者さんは少しかわいそう。◆キーンという高い音でドリルが奥歯を削る。事前に十分に麻酔を打っているがそれでも怖い。顔が引きつる。「痛かったですか?」という歯科医の声に「いえ、怖いだけです。」と答えた。歯科医は再びドリルで奥歯を削りながら「もっと怖いものがありますよ。オンナですよ。オンナは怖いよ。」と僕にだけ聞こえる声で耳元でささやく。すぐ隣にいる女性の衛生士には聞こえない。おそらく本当に女性問題で大変な苦労をされたのだろう。彼の名誉のため、ここで歯科医院の名を明かすことはできないが私はこの歯科医が大好きだ。◆ギクッときた。ドリルの剣先が麻酔の効いていない神経を刺激した。「ウギャー」と声を出した。「あっ、ごめんなさい。ここまでは麻酔が効いてなかったね。」と歯科医。私の背中は汗でびっしょり。痛い。怖い。◆治療のあと歯科医に言った。「先生、僕は絶対スパイにはなれないね。もし歯医者の拷問にあったら国家機密であろうが1秒でなんでも話してしまいます。耐えられません」  初老の歯科医はニッと笑ってウィンクした。かっこよかった。

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2013年10月21日 ---- ボス

航空祭

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この週末、招かれて三重県の明野にある「陸上自衛隊航空学校」の航空祭に出席してきた。陸上自衛隊の大イベント。全国から多くの防衛関係者が集まる。前夜祭では僭越ながら諸先輩方を前に乾杯の音頭取りを仰せつかった。◆翌イベント当日は残念ながら朝から大雨。それでも地元の方を中心に数千人が見物に訪れた。国会議員や近隣の市町村長なども多い。陸上自衛隊が有するすべての機種のヘリコプターが並び、パトリオットなどの装備品の展示もある。先着1000名は大型ヘリでのホバリングも体験できる。式典の最初に、明野駐屯地司令も兼任する大西裕文航空学校長が「ヘリや装備品を見るとともにこの駐屯地で働く隊員たちを見ていただきたい。」と挨拶された。◆「隊員たちを見ていただきたい」と学校長が挨拶されるずっと前から私は隊員たちを見ていた。そして感動、感心していた。大雨の中、駐屯地の広大な駐車場に着いたのだが隊員の方々の誘導はきびきびとし、分かりやすく、その辺の大型スーパーの誘導員とは大違い。トイレの場所を探す子供を案内する女性自衛官は、デパートガールのようにほほ笑みを絶やさず丁寧に接していた。総合案内所に控える隊員たちはまるで一流ホテルのベルボーイのよう。とにかく隊員全員が「おもてなし」の心を持って来賓、来客を分け隔てなく接していた。◆当社が納める練習用ヘリ「TH480B」が5機で編隊飛行を披露する予定であり、それを楽しみにしていたが、雷の予報があり中止となった。編隊飛行を見ることができずに残念ではあったが、上空を眺めることをせず地上の隊員たちを眺めることにより新たな発見があった。得るところの多い航空祭であった。「みんなのために」と頑張ってくれる意識の高い自衛官が多い。感謝と感動の航空祭であった。

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2013年10月17日 ---- ボス

レナード・コーエン

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二日酔いが厳しくない朝はなるべく7時半頃には出社するようにしている。自室に入るとまず窓のブラインドを上げる。神棚に手を合わせた後、パソコンを立ち上げ、コーヒーを淹れる。次に「本日のCD」を選びスタート。8時40分頃まで高音量で音楽は続く。大抵ジャズを聴いている。◆台風一過の朝、真っ青な空をバックに赤い東京タワーが美しい。今朝、選んだCDはジャズではなくカナダのかっこいい爺さん歌手レナード・コーエンのアルバム。渋い! 先日、秘書の岡崎さんが「これ、面白かったですよ」と読み終わったばかりの本をくれた。驚いた。しょっぱなに我が愛する爺さん、レナード・コーエンの名曲の詩が出てくる。岡崎さんはコーエンを知らないだろう。僕がコーエンのファンということも知らないだろうに。本を読むよりコーエンを聴きたくなった。◆コーエンの曲の中でも最も好きなのが「Dance me to the end of love」。哀愁を帯びたメロディーがたまらない。久しぶりに聴いてみた。素晴らしい。無性に誰かに紹介したくなった。◆故郷の中学校の校長をしている我が親友、菅淳クンにメールで紹介した。「①酔っぱらって聴くこと。②部屋の灯りを消して聴くこと。③できれば煙草をくゆらせながら聴くこと。」との条件まで付けYouTobeを教えた。深夜、0時を回った頃、菅君からメールが届いた。「最高や!」から始まる彼の感想文を20分かけて読んだ。涙が出てきた。友人は嬉しい。昨夜も飲み過ぎたようだ。

※参考までにhttp://www.youtube.com/watch?v=2zjLBWnZGTU


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2013年10月16日 ---- ボス

銀行のコンプライアンス

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銀行の悪口ばかりを書いてきた。◆経営者となって何度銀行に裏切られたことか。それでも怖くて大声で文句も言えなかった。銀行の裏切りで自殺を考えたことさえあった。テレビドラマ「半沢直樹」では主人公直樹の父親が私と同じような目に遭い自殺する。彼は死ぬ前直樹に「ロボットのような(人間的ではない)仕事をするな。」と言い残す。私の出会った銀行マンの殆どがロボットのような仕事しかできない人だった。銀行員に対する蔑みは未だ深い。◆だが今騒がれているみずほ銀行が非社会的勢力へ融資をしていたという事件では銀行に同情する。同行がオリコの審査を通った顧客にお金を貸す「提携ローン」と呼ばれる融資。自動車ローンなどの顧客に暴力団組員らが含まれていることを把握しながら、契約を解消せず放置していたことが問われている。ならばどうすれば良かったのか。ロボットではない私でも「自然と返済してもらうのを待つ」ことしかできない。待つのがベストの選択と思う。◆現実問題として暴力団の事務所まで行って「オタクが暴力団であることが分かったからおカネ返してください」などと言えるわけもなかろう。◆ドラマ「半沢直樹」がブームとなり世間が「銀行ってこんなところなんだ」と悪意を感じ始めたタイミングであったためにマスコミが面白おかしく書きたてる。この件に関しては冷静な分析や報道をしないマスコミが悪い。◆今回ばかりは「銀行マンも辛いなあ」と、銀行マンに同情している。

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2013年10月15日 ---- ボス

ゴルフ

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ゴルフをはじめて30年。かなり真面目で熱心なゴルファーであると思っているが一向に上達しない。情けない。恥ずかしい。学生の頃、体育の成績は良かった。小学校、中学校時代は通知票ではずっと「5」をもらっていた。運動神経が良い、と褒められていた。だがゴルフはいくら練習しても上手にならない。それでもゴルフが大好き。ゴルフは面白い。◆この週末もゴルフを楽しんだ。秋晴れの空、真夏のように熱い日差しを浴び、千葉県のロイヤルスターゴルフクラブを回った。相変わらず調子は良くない。インコース13番、173ヤード、ショート。ピンはグリーン左寄りに切ってある。ティーショット、当たりは悪くなかった。が、球は左に逸れバンカー方向へ。バンカーを超えるのは見えた。◆グリーンエッジにあるものと思って歩いていったがボールが見えない。バンカーの中にもない。すぐ隣にサブグリーンがあるがこちらにも載っていない。ラフを一所懸命に探した。見つからない。おかしい。絶対になくなるようなボールではない。◆諦めかけたとき、サブグリーンのホールが目に入った。前日、使用したホールか。「ひょっとして?」・・・歩いていって覗いてみた。果たして私の打ったボールがそこにあった。生まれて初めてのホールインワン。ああ、サブグリーンでなかったら・・・! ◆サブグリーンにホールインワンしても自慢にもならないが面白い。記憶に残ることが起こっただけで満足しよう。

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2013年10月15日 ---- ボス

産経抄

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こんな稚拙なブログでも毎日書くのは結構ホネが折れる。どのように表現したら自分の思いが正しく読者に伝わるのか悩むこともある。少しでも分かりやすい文章にしたいと思う。だが読者が少なく大した責任もないので手抜きすることもある。手抜きをしても誤字があっても誰からも文句を言われることはない。気楽なものだ。◆だが大新聞のコラムとなると私みたいな手抜きはできない。一人で書いているのか数人が順番で書いているのか知らないが大変な仕事だと思う。読者は厳しい。私も自分のことは棚に上げ、プロの執筆者であるコラムニストには容赦しない。以前も書いた。最近の「産経抄」がおかしい。文章に格調がまったくない。下手!。なにを言いたいのか分からない。気配りのない自己満足的な文章が目立つ。◆「気象庁の統計によると、今年は特に3月が暖かく、大正4年より約1.8倍、平均5.5度も上がり、今月も3月に次ぐ上昇をみせている。」という文が10月12日の産経抄にあった。意味不明。1.8倍ってなんい対して1.8倍なのか?比較すべき数字がどこにもない。筆者はおそらく算数が苦手なのであろう。算数が苦手な者が大新聞のコラムを書いてはいけない。◆かつては4大新聞のなかでも産経抄の格調高い文は際立っていた。今は最低。産経新聞、もっと読者に気を配るべき。

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2013年10月11日 ---- ボス

こだわり

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女性が服や靴を選ぶときに「着心地」「履き心地」「肌触り」などと口にし出すと歳をとった証拠。若い女性は口にしないし、そもそも気にもしない。ある程度年齢がいった婦人にとっては「着心地」「肌触り」が洋服選択において大切な要素であることは理解する。だがこれらを選択基準の第一にしている女性は寂しい。やはり一番は「みてくれ」だろう。少しきつかろうが肌触りが滑らかでなかろうが、より美しく見えるもの、より似合っているものを選んでもらいたい。◆女性に対してうるさいことを言うが実は私は自分の服装に関してもかなりこだわりがある。ワイシャツはダブルカフで襟はスナップダウン。左のカフに名前を斜めに入れる。時計、ベルト、靴はそれぞれ黒と茶の二色を持ち、スーツの色で替える。誰も気づいていないだろうが自分なりのオシャレ。自己満足であるが仕事に対する緊張感が増す。悪いことはない。◆若く、給料の安い頃からこだわっていたので家人には随分と迷惑をかけた。少し反省。◆ジャズをこよなく愛す私は「みてくれ」だけでなく音に対してもこだわりがある。ビジネスシューズは歩くときカッカッと音がするものしか履かない。これがなかなか難しい。ゴム底の靴が増えたからだ。気に入ったデザインの靴を見つけて底を見るとかかとまでがゴムというものが殆ど。なかなか理想の靴に巡り合えない。ビルの中を歩くときカッカッと音を立てて歩きたい。◆小さなこだわりはビジネスにプラスになると信じている。なにごとにもこだわりのない人が多く寂しく感じている。

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2013年10月10日 ---- ボス

10月10日

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前回の東京オリンピックが少しでも記憶に残っている世代の者たちにとって今日、10月10日は「体育の日」であろう。東京オリンピックの開会式をいつにするか。過去のデータを調べて10月10日が最もお天気が良いことが分かりこの日を開会式にした。1964年10月10日、日本晴れの空の元、東京オリンピックは開会した。翌年からこの10月10日が体育の日になり国民の祝日となった。◆しかし、今年は10月14日が体育の日だという。おかしい。なぜその日が祝日なのか、制定した日にちには理由がある。体育の日は「10月の第2月曜日」ではなく「10月10日」に戻すべきだと思う。「10月10日を体育の日」としたうえでその次の月曜日を振替休日とすればいいのに。

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2013年10月09日 ---- ボス

前田建設工業グループ

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昨日、前田建設工業グループ各社の社長会の集まりがあった。◆私は大学を卒業すると前田建設工業に入社し、社会人生活をスタートした。きつい仕事だった。厳しい会社だった。思うところあり7年間勤務して辞めた。勝手に辞めた8年後、今の会社「エアロファシリティー株式会社」を設立するにあたり、出資のお願いに行った。厚かましいもんだ。若いからできた。◆若い私の厚かましいお願いを前田建設工業は真摯に検討し、そして受けてくれた。グループ会社の末席に加えてもくれた。◆前田建設工業グループ各社が素晴らしい。各社の繋がりが魅力的。私はこれまで何度も助けてもらった。助けていただいたお礼に伺うとどの社長も必ず微笑みながら「前建グループなんだから遠慮するなよ」と言ってくださった。◆不景気でギスギスしたことの多いこの時代、優秀な社長たちが「カネ」や「地位」ではなく「情」で繋がっている。グループが「数字のみ」で生きているのではなく「情」で繋がっているのだから強い。この「情」で繋がる強さを前田建設工業内部でも、あるいはグループ各社に対しても、深く深く教えてくれたのが私の恩人である故川嶋信義元副社長。昨夜の社長会に出席されたすべての社長が彼の死を心から悲しんでいた。◆川嶋元副社長が亡くなられて今日でちょうど一か月。泣き虫の私はまだ泣いている。

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2013年10月07日 ---- ボス

携帯電話マナー

boss-5

先日、大学生の息子とその友人T君を連れて食事に行った。若く、夢と希望にあふれる者たちとの語らいは楽しい。私も、家人や娘には話せないような、大人の男同士だからできる話をしてあげた。酒も入り、男同士の話は盛り上がった。彼らの目は爛々と輝いていた。◆ただ残念だったのはT君が話の合間にときどき携帯電話(スマホ)を眺めること。時刻を確認していたのかもしれない。或いは誰かからメールか電話があったのかもしれない。礼儀正しいT君は携帯電話のチェックをこっそりとテーブルの下で行っていた。息子の手前もあり私はその場でT君を注意しなかった。◆T君に注意をしなかったのはその場のムードを壊したくないとの配慮からだけではなかった。「オレもこれくらいのことやっているかな?」という自分に対する反省、心配からでもあった。やっていない、という自信がなかった。◆仕事中はもちろん食事中でも相手がそこにいる限り、携帯電話は出るべきでもないし見るべきでもないと思う。着信履歴機能もあればメールもある。今、あわてて確認しなければならない理由はない。楽しい会話を中断して、電話に出る者やメールをチェックする者が多い。ひどいヤツは人と話しながらメールに返信している。◆時代と共にモラルも変わった。東京育ちの若い人は「長幼の序」と言う言葉を殆ど知らない。時代の流れ、モラルの変化の中であらためて携帯電話のポジションを自分なりに考えてみようと思う。これまでの自分の態度を反省している。とにかく人を少しでも不快にさせるかもしれない行為は慎もう。

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2013年10月04日 ---- ボス

映画スター

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映画をよく観る。観る割に詳しくない。詳しくないが好きな俳優はちゃんといる。歴代男性スターではマーロン・ブランド ⇒ ポール・ニューマン ⇒ ロバート・デ・ニーロ ⇒ トム・クルーズ が好き。どこで小遣いを工面していたのか中学生の頃は姉と一緒に映画の月刊誌「スクリーン」や「ロードショー」をよく買っていた。◆私の大好きな俳優というわけではなかったが、先日ジュリアーノジェンマが亡くなったとニュースで報じていた。彼を劇場のスクリーンで観た記憶はない。いつもテレビで観るばかり。当時は「金曜ロードショー」だの「日曜洋画劇場」だの洋画番組が多かった。マカロニウェスタンといえばジュリアーノジェンマ主演が殆どであったような記憶がある。個人的にはクリント・イーストウッドのほうが好きだった。西部劇ではないがアラン・ドロンやマルチェロ・マストロヤンニの方が好きだった。でも当時の「スクリーン」も「ロードショー」もジュリアーノ・ジェンマの方が大きく扱われていて悔しいような寂しいような感じがしたことを覚えている。◆自分が子供の頃の大スターの死の報せはやはり寂しい。

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2013年10月04日 ---- ボス

尊厳自死制度

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遮断機が閉まる寸前に男性が踏切に進入し、線路上に首を置くように、うつぶせに横たわった。車の中からその様子を見た村田奈津恵さん(40)は父親の制止もきかず急ぎ車を降り、男性(74)を助けようとした。男性は助かったが奈津恵さんは電車にはねられて死亡した。◆また痛ましい事故が起こった。奈津恵さんの勇気ある行動、優しさあふれる行動は讃えなくてはならない。自分の命もかえりみず他人を救おうとすることは容易ではない。◆この男性は突然具合が悪くなって倒れたのか自殺しようとしていたのか詳しいことはわからないが、新聞記事からはどうも後者であったような感じがする。もし自殺しようとしていたとしても強く彼を攻めることもできまい。強く攻めてまた自殺されれば奈津恵さんの勇気ある行動の意味がなくなってしまう。◆この事故の前日(9月30日)に私はこのコラムで「尊厳自死」について書いた。本当に死を望む者を「人様に迷惑をかけず」「安楽に」「人間としての尊厳を持って」死なせてあげる制度ができないものか。このような制度があれば奈津恵さんは死なずにすんだ。



村田奈津恵さん(40)が、取り残された同区の無職男性(74)を助けようと踏切内に進入。電車にはねられて死亡した。男性の命に別条はない。奈津恵さんは父親の運転する乗用車の助手席に乗って踏切が開くのを待っていたが、父親の制止を振り切り救助に向かったという。

父親の村田惠弘(しげひろ)さん(67)=同区台村町=によると、2人の乗った乗用車が踏切北側で停車していたところ、逆側の遮断機が閉まる寸前に男性が踏切に進入。線路上に首を置くように、うつぶせに横たわった。

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2013年10月01日 ---- ボス

不言実行

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昨日、医者から高コレステロールを指摘され「食生活の改善」と「運動」を指導された。夜、実は銀座で肉料理を食べようと思っていたのだがそれを止めて新橋でサンマの刺身を食べた。これで「食生活の改善」OK。酒はビール1杯と日本酒1合に押さえた。その後、新橋の居酒屋から広尾の自宅まで約1時間かけて歩いて帰った。「運動」も十分だ。この生活を毎日続ければ健康になる、と確信して眠りについた。◆夜中2時に目が覚めた。腹の具合が少しおかしい。カラダ中が痒い。ジンマシンか。眠れないので体のあちこちを掻きながら読書をしていた。痒みは治まってきたが目が冴えてきた。全く眠たくない。でも眠らなければ明日が大変じゃないか、もう若くはない、心配。4時になってほんの少し睡眠導入剤を飲む。◆午前5時50分の目覚まし時計の音が厳しい。いつもより長く、ベッドの中でうつろうつろしながらも頑張って起きだした。今朝は電車で出勤。銀座~新橋の一区間は電車を使わず歩いてみた。朝から「運動」。昼飯は野菜ジュースのみにしよう。しばらくこんな生活を続けてみることにした。◆学生の頃から「不言実行」にあこがれながら決してできない。「有言実行」を目指し「有言不実行」に終わることが多い。

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2018年11月16日 ボスの
スケジュール
  • 午前机回り整理
  • 午後「新ヘリポートの造り方」執筆
  • 夕方協力会社との安全集会
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