2014年01月の記事一覧

2014年01月28日 ---- ボス

リコール

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「トヨタ車のブレーキに不具合か 米国で調査」なる文字が今朝yahooニュースの見だしになっている。詳細は知らないが「担当者は大変だな」とトヨタ職員に同情してしまう。もちろん乗り物に欠陥があってはならないのだが完璧なものなどなかなか作ることはできない。「リコール」となると莫大な出費となる。◆ヘリコプターもたまに「不具合」の報告がある。販売代理店の担当者の心は痛む。だが自動車業界と大きく違うのは、ヘリの場合販売店もメーカーも実はそれほど大きな出費を伴わないで済むのだ。まず売れている台数(機数)が大きく違う。プリウスなどは国内だけで1カ月に2万台以上が売れたことがある。一方、我が社が輸入販売しているエンストロムヘリコプターは年間製造機数が高々35機しかなく日本国内で売れたのは今期は10機しかない。1カ月20000台のプリウスと1年間10機のエンストロム。大きな差だ。さらにさらにリコール対応が大きく違う。トヨタのリコールに関しては顧客が工場に車を持ち込めばトヨタの整備士が部品の取り換えなどをすべて対応する。ヘリコプターの場合は違う。「この部品を説明書に従って取り換えてください。」と新しい部品をユーザーに送っておしまいなのである。ユーザーは大きな迷惑だ。◆「空を飛ぶものに車のリコールと同じ対応を求めるとリコール隠しが起き対応が遅れ事故に繋がるから」というのがその理由と言われている。だが、それを書いている文書を私は見たことがない。◆数年前、ヘリコプターの輸入業を開始するとき「もしリコール問題が発生したときは莫大な保障が発生するのでは?」と各銀行に聞かれた。「いえいえそれほどリスクは高くないのですよ」と航空業界の制度を説明するのだが心配性の銀行マンはなかなか信じてくれなかった。当然だ。

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2014年01月24日 ---- ボス

大相撲

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3歳まで大分県の国東(くにさき)で暮らし、4歳になる直前に父の転勤で大分市へ移った。大分市の自宅近所にはなぜか子供が少なく幼稚園に通う前の私は友達がいないため毎日自宅で読書をしたりテレビを見て過ごしていた。大相撲中継が楽しみだった。中でも大鵬が特に好きだった。◆あの時父が自宅に居た記憶があるから恐らく日曜日、千秋楽だったのだろう。優勝がかかった大一番、大鵬が柏戸に負けた。大鵬ファンの4歳の私は思わず声を上げて泣き出してしまった。「えーん、大鵬が負けたぁー」と泣いていた。父と母は、その私の泣く姿を優しく楽しそうに見てくれていた。そして笑顔で慰めてくれた。◆あれから50年以上経った。認知症の兆候が見られる母は新しいことはなにも覚えることができない。なにも覚えることができない母だが大相撲の話になると必ずこの「大鵬が負けたぁー」と言って私が泣いたエピソードを懐かしそうに笑顔で話しだす。私はいつまで経っても母にとっては可愛い子供なのだろう。◆明日、生まれて初めて大相撲を観に両国国技館へ行く。楽しんで来よう。

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2014年01月23日 ---- ボス

勤務成績の査定

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年に数度、全職員の勤務成績を査定する。大抵は休日の静かなオフィスで行う。査定項目は大きく分けて「資格・能力」「努力・自己犠牲」「売上・利益」「コミュニケーション力」の4つ。「才能」「努力」「結果」「協調性」と言い換えても良いかもしれない。この4項目がさらに細かく分かれる。◆30歳までサラリーマンをしていた。家庭も自分の時間も犠牲にして、がむしゃらに働いた。当時思っていた。「オレがこんなに頑張っていることをウチの会社の上層部は誰も知らないのだろうな」と。◆ところが部下の査定をする側になってみると、実は彼らの「努力」や「考え方」などがよく見えるのだ。そして思う。「オレがキミの努力に気付いていることをキミは知らないのだろうな」と。◆もちろん良い面ばかりではない。彼らの「手抜き」や「ずるさ」も意外と見える。ズルいのはダメだが人間だ、少々手抜きしてもかまわない。◆きっちりと査定評価してあげることが組織の力を強くすると信じている。

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2014年01月22日 ---- ボス

上達しない。

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まじめに、なるべく毎日この「エアロスカイアゴラ」を書いている。実は書いた文章をすべて掲載しているわけではない。書きかけたが忙しくて最後まで書けなかったもの、書き終わったがどうも満足いかず「あとで推敲しよう」と下書き保存したままのものなども多い。◆たまに読み返してみる。「鍛錬」と思って毎日続けているがなかなか上手くならない。ゴルフのパター練習も同じ。毎日続けてもなかなか上手くならない。◆この世はやはり「努力よりも才能」なのか、と自分の才能の無さを嘆くこともある。「いや、やっぱり努力だ」と自分に言い聞かせ頑張っている。◆昨日の「本屋の店員」に関する拙文。冗長で情けない。これでは読む気も起きないだろう。もっとピシッと締まった文章を書けるように頑張って行きます。

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2014年01月21日 ---- ボス

本屋の店員

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真山仁の新刊『グリード』の下巻を購入しようと昨夜自宅近所の本屋に行った。棚には上巻が3冊平積みされていたが下巻は見当たらない。「あの、真山仁さんの『グリード』の下巻は入ってないのですか?」と問う私に「はっ?マヤマ誰ですか?」と店員は聞き返してきた。「マヤマジンさんです。『グリード』です。」と言いながら私は棚の本を指さした。店員は「少しお待ちください」と言って上巻を持ってレジ付近のパソコンへ向かった。しばらくして戻ってきて「下巻はただ今売り切れています。お取り寄せしましょうか?」と聞いてきた。「いえ、結構です。」と断り、続けて「法月綸太郎さんの話題の新刊は何ていう題でしたっけ?どこにありますか?」と聞いた。店員は「法月綸太郎」なる名前は初めて聞いたようで「ほうずきですか?どんな字でしょうか?」と聞いてきた。丁寧に説明するとまた「しばらくお待ちください」と言ってレジの方へ向かった。戻ってくると彼女は「法月綸太郎の最新刊は『キングを探せ』ですね・・」と言った。「いえ違います。『キングを探せ』は文庫化された最新刊でしょ。それじゃなくて『このミス』の2014年版で1位になったヤツなんですけど・・・?」と言うと「このミス?」と不思議そうな顔。宝島社の「このミステリーがすごい」を知らないようだ。なんとか法月綸太郎の新刊『ノックス・マシン』を手にすることはできたが書店店員の無知に呆れた。◆一昨年の夏、銀座『教文館』での出来事を思い出した。『教文館』の店員さんは何でも知っている。大して話題にもなっていなかった原田マハ「楽園のカンヴァス」を手にしてレジに行くと顔なじみの男性店員がとても感じよく笑顔で「直木賞取れなかったんですよね、この作品。実は私はこれが本命と思ってたのですけどね。すごく面白いですよ。」と言ってくれた。たしかにとても面白かった。直木賞を受賞した辻村深月の『鍵のない夢を見る』が全く面白いと感じなかったのでこの店員のコメントをなおさらはっきりと覚えている。余裕があるなら本は銀座『教文館』で買いたい。◆自動車でも果物でもお寿司でも版画でもカメラでも、「売る側の人、お客様と接する人」は「買う側の人、お客様」よりその商品に関しては詳しくなければならない。当然だろう。だが残念ながら全く素人の販売員が多くのお店で増えている。知識も笑顔もないが「時給が安い」という理由のみで「知識と笑顔の店員」と代わろうとしている。嘆かわしいことだ。◆今日は昼休みに銀座『教文館』へ行ってみよう。『教文館』で笑顔の店員から真山仁『グリード(下巻)』を購入し「なにかお勧めの本はありませんか?」と聞いてみよう。◆それにしても悔しいのは、あの素人店員ばかり置いている本屋の名前がサービス最高の『教文館』と一文字しか違わないこと。同じような名前の書店でも○と×、大きな違いがある。

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2014年01月17日 ---- ボス

原発。推進?反対?

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細川護煕氏が都知事選に名乗りを上げたことによって原発問題が選挙の争点となり始めた。「原発問題は国の問題であり東京都の問題ではない」という意見も多く聞かれるが実際問題として細川氏と彼を応援する小泉元首相が「原発反対」を掲げて都知事選に臨む限り「論外」と切り捨てることは無理である。◆福島原発事故発生以来、私も我が国の原発の向かうべき方向を考えてきた。一経営者として感情的になることなく、なるべく客観的にこの国の将来のエネルギー政策の方向を自分なりに検討してきた。まだまだ十分なデータが揃わないので「絶対」とは言えないのだが私としての答えがでた。◆「原発推進」・・これが私の答え。もちろん原発に大きなリスクがあることは分かっている。分かっているが今、「原発反対」はできない。なぜか。◆我々はもう「パンドラの箱」を開けてしまったのだ。今さら元にもどせない。つまり一度原発を使ってしまったからには一時的に使うのを止めたところで必ずいつかまた利用し始めるのだ。細川氏、小泉氏が「原発反対」を訴えそれが都民のマジョリティーを得て細川都知事が誕生し、阿部内閣へも影響し、我が国から原発がなくなったとする。そのまま未来永劫、我が国から原発が無くなることは絶対にない。10年後か30年後か、必ず原発は復活する。化石燃料はいずれ高騰する。或いは枯渇する。その時は必ず我が国も原発が稼働する。◆永遠に我が国で原発を稼働させないことなど100%ない。いずれ再稼働する。それならば「原発禁止」ではなく「より安全な原発推進」しか今選ぶ方向はないのだと気付いた。◆毎年5000人以上の交通事故死者を産みながらそれでも車産業が発展しているように、リスクを抱えながらでも原発は稼働させるしかないところまで来てしまったのだ。◆どうだろうか?

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2014年01月17日 ---- ボス

老害ナベツネ

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渡辺恒夫(読売新聞グループ会長)はとても賢い人だと思っていた。ところが正月のテレビの特番で中曽根元総理と対談しているのを見て驚いた。ありゃ老害だ。経営者的な判断が全くできていない。客観的に物事を見ることを心がけず、自分の利益になる方向に読者視聴者を誘導しようとする。さも「オレは賢いんだ。オレの言うことを黙って聞いていればみんな幸せになるよ」と言わんばかりに。「相続税なんてせいぜい1兆5000億円くらいなんだ。こんなものをいろいろ議論しても幾らも出てこないよ。それだったら・・・」などと言っていた。相続税の控除引下げ、税率アップが議論されることにひどくご不満な様子。◆「バカを言うんじゃないですよ。」と言いたい。現在100人死んで相続税を少しでも払うのは4人。100人のうち96人は控除によって相続税を一銭も払っていない。私個人的には100人のうち50人くらいが幾らかは払うくらいまで控除を引き下げても良いと思っている。「親の財産はすべて子供のもの」なのか「親の財産をもらうのは不労所得」なのかと問われれば後者を認めるのが優れたリーダーだろう。◆老人が増え、これからは毎年死亡者も増え続ける。年間に50兆円程度の財産が実際に相続され世代交代することになる。不労所得なのだから年間10兆円や20兆円を相続税として徴収すれば良い。そうすべきだと思う。早くマイナンバー制度を導入定着させ隠し財産を表に出すことが望まれる。◆あのリーダーの元、働かされている読売新聞の記者及び社員に同情を禁じ得ない。◆今日は辛口毒舌になった。

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2014年01月15日 ---- ボス

年度末

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年度末に向けてこれから忙しくなる。我が社の年間売り上げの70%以上が1月~3月に集中する。今年度も日本の各地でヘリポート建設工事が控えている。中でも大変なのが零下20度に達する北海道の名寄市での工事。極寒の地で雪かきをしながらの工事になる。現場担当者には安全第一で頑張ってもらいたい。◆公共機関の会計年度は4月~3月である。3月が決算月である。国も地方自治体も同じ。だから公共機関の発注工事の多くが「3月末工事完了」が条件になっている。そしてその殆どが工期にゆとりがない。◆地方自治体の首長と話をする機会が時折ある。私は「地方自治体の首長は経営者の感覚を持っていることが必須」だと思っているが、すぐれた経営感覚を持った首長を一人も知らない。経営感覚のない政治屋ばかりが目立つと言えば言い過ぎか。◆自治体が発注する「3月末工事完了」の仕事を例えば「9月末工事完了」で発注すれば工事価格は1割は安くなるだろう。こんな話を地方公共団体の首長にすると「木下さん、日本の地方自治法208条によって自治体の決算月は3月と定められているのですよ。」との返事が返ってくる。アタマの悪い役人と同じ答え。言い訳とできない理由の説明ばかり長けている。◆会計年度を動かす必要はない。発注の時期と方法を変えれば済む話。◆どこかに気の利いた少し賢い経営者感覚を持った若い首長が誕生しないものかと数年前から待っている。

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2014年01月14日 ---- ボス

分からない

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高校時代、要らぬことを覚えてしまい、たいがい勉強をしなかった。◆それでも数年前、高校生活を楽しんでいる息子を見て思った。「こいつの高校生時代よりはオレが高校生の時の方がはるかに勉強していたなあ」と。さらに大学受験生となった息子と話をしていて「オレが受験生だった頃の方がこいつよりはるかに賢かったなあ」と思っていた。◆息子が慶応大学を受験すると聞いて驚いた。「この程度の知識・学力で、この程度の努力で名門慶応大学に合格することは絶対ない」と。◆予想に反して息子は慶応大学経済学部に合格した。私は思った。「(うちのバカ息子が合格するのだから)慶応大学って全く難しい大学ではないのだなあ。九州大学工学部の方がはるかに難関なのだなあ」と。◆私は大学生時代、もっともっと要らぬことを覚えてしまい、まったく勉強しなかった。おかげで留年した。それでも今、慶応大学生となった息子を見ていて思う。「こいつの大学生時代よりはオレが大学生の時の方がはるかに勉強していたなあ」と。◆賢くもなく、勉強をさほどしなくても恐らく留年することなく息子は慶応大学経済学部を卒業するのだろう。時代の違いなのか、私が客観的にモノを見ていないのか?◆分からない。

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2014年01月10日 ---- ボス

睡眠時無呼吸症

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南の、波のない静かな海で漂流しているところを想像してもらいたい。浮き袋の代わりに板切れにしがみついている。眠くなった。うとうとしてきた。やがて眠りに落ちる。眠りに落ちた瞬間、板切れを放してしまい溺れかかって目が覚める。・・・私の持病、睡眠時無呼吸症はそんな感じ。◆昨夜、また無呼吸症で苦しんだ。眠りに入ったとたんに呼吸が止まる。苦しくて目が覚める。目が覚めるとハアハアと呼吸を繰り返す。呼吸がだんだんと整ってくる。じきにまた眠たくなる。眠ると同時に呼吸が止まる。苦しくて目が覚める。これの繰り返し。心細い、南の海の漂流が2時間は続いた。◆さて、どうしよう。酒を止めるか、体重を落とすか、それとも今計画している新規事業への挑戦を止めようか。◆体と心のバランスを取るのは難しい。

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2014年01月09日 ---- ボス

「義理」と「道徳」

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机の後ろの壁に「義理 道徳」と大書された額を掛けている。経営者として、いや人間として、この二つを決して忘れてはならないと心がけている。◆年末27日、社内で仕事納めのささやかな宴会を開いた。皆、笑顔で飲んでいた。酒が進むと、自然と幾つかのグループができ、そこで各々が楽しそうに語り合っていた。60歳を過ぎた顧問たちのグループが向こうで話していた。私には聞こえないと思っていたのだろう。こんな話をしていた。「『義理』といえば普通は『人情』でしょう。ところがウチの社長は『義理』と『道徳』だ、と言っている。『義理人情』って言葉を知らないのかなあ・・」と一人が言えば「いくらなんでも『義理人情』って言葉は知っているでしょう」と答えていた。その後もこの会話は続いていたようだがそこから先は私には聞こえなかった。その場で口を挟んでも良かったが、酒の席、社長が真面目に講釈を始めても失礼だろうと聞き流しておいた。◆「義理人情」と言うが、時に「義理」と「人情」は対立する。「義理と人情を秤(はかり)にかけりゃ 義理が重たい男の世界」と「唐獅子牡丹」で歌ったのは高倉健さん。義理が人情より重たいのは任侠の世界だけではない。ビジネスにおいても「義理人情」とひとくくりにするのではなく「義理」と「人情」は分けて捉え、「人情」を棄ててでも「義理」を重んじることが最も大切であると信じて疑わない。◆「道徳」と「法律」も似たような関係。時に相反することがある。「法を犯しても良い」とは言わないが「道徳」を優先することが大切。◆そして「道徳」と「義理」は決して相反することがない。目指す方向、経営の根幹理念がぶれないことが経営者として最も大切なことだと思っている。◆少し難しい話、とりとめのない話になった。

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2014年01月08日 ---- ボス

睡眠不足

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夜中に何度も目が覚める。数年前、病院で睡眠状態を検査してもらった。脳波を測定するコードをあちこちに付けて一泊入院して検査する。医師も驚いていた。「脳波の測定から言いますと、あなたは一晩中眠っていません」ということだった。◆通常、睡眠は「レム睡眠」と呼ばれるごく浅いまどろみから始まって「ノンレム睡眠」という深い睡眠に移行する。「ノンレム睡眠」はその深さによって1~4までに区分されている。ところが私の睡眠は「覚醒」と「レム睡眠」を繰り返すばかりなのだそうだ。脳波から見ると一晩に30回近く覚醒しているとのことだった。一晩眠って一瞬も「ノンレム睡眠」に入ってないという。「これでは疲れるでしょう」「昼間、眠たいでしょう」と聞かれる。さらに「アメリカの統計ではこの状態の睡眠では20%の方が9年以内に亡くなっています」ということだった。◆検査をするずっと前から、この状態は続いている。今の会社を立ち上げた頃からだろう。恐らく私は15年間以上まともに眠っていないのだ。◆眠れない原因は特定できない、ということだった。いろんな要因が考えられる、ということだった。最も可能性として大きいのが精神的なストレスだと聞いた。◆会社は少しずつ大きくなりかなり安定してきた。ストレスは随分と減ったと思う。心配で寝付けない夜は減ったが「覚醒」と「レム睡眠」を繰り返し、夜中に10回以上目覚める睡眠状態は変わらない。歳のせいではないようだ。今年は睡眠改善に本格的に取り組んでみようと思っている。

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2014年01月07日 ---- ボス

奇妙な夢

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年が明けて正月2日、奇妙な夢を見た。◆私は川沿いの土手を歩いていた。故郷の番匠(ばんじょう)川に似た風景。川に向かって大きなカンバスに絵を描いている人がいる。私の恩人である元前田建設工業副社長の川嶋信義さんだ。私は嬉しくなって近づいた。「お元気だったんですね」、声をかけた。川嶋さんは振り返り私を見ると「ああ、ちょうどよかった。オレ、もう行かないといけないんだ。」と言ってどこかへ行ってしまった。残された絵はカンバスの上半分が夕日のような朱色に染まり下半分はまだ何も描かれていない白いカンバス地のままだった。朱色の部分にうっすらと字が書かれていた。「ありがとう ありがとう ありがとう」 段を替えて「幸せな人生でした」と。私は「あれ、川嶋さんはどこへ行ってしまったのだろう」と河川敷を探していた。そこで目が覚めた。◆あとで気付いたのだが、その日は川嶋さんが生きていればちょうど70歳の誕生日であった。そして脳腫瘍で突然倒れて救急車で運ばれたのも2年前のこの日、1月2日のことだった。◆夢で会えて嬉しかった。亡くなられたことを再認識させられ寂しかった。「ありがとう」の気持ちを伝えたいのは私の方なのに・・・。

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2014年01月06日 ---- ボス

あけましておめでとうございます。

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「なんとなく 今年は良い事 ある如し 元日の朝 晴れて風なし」 ◆私の大好きな石川啄木の歌。今年の東京の元旦はまさにこの歌のようであった。◆仕事もプライベートも良い事の多い一年になって欲しい、と切に願い祈る元旦であった。

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2014年01月06日 ---- ボス

予想外


(2013年12月29日 記す)
参った。今日、明日と福岡でゴルフの予定が入っていた。昨夜遅く福岡市のホテルに着いた。屋台へも行かず今日のゴルフに備えた。◆今朝、大学の同級生で今は福岡県庁に勤める溝口君がホテルに迎えに来てくれた。昔話をしながら筑紫野カントリー倶楽部へ向かった。福岡は東京より寒かった。ゴルフ場に近付くにつれ周りの景色がだんだんと白くなってきた。雪が積もっているのだ。果たしてゴルフ場に着くと一面の雪景色。これではゴルフはできない。残念。ゴルフ場でコーヒーを一杯飲んで、再び溝口君にホテルまで送ってもらった。◆本当に困ったのはこの後。一日の予定がポッカリと空いた。東京なら会社に行って仕事をするかゴルフの練習に行くか、することはいろいろとある。しかし福岡市で予定が空くとなにをすれば良いのか・・。◆一人で映画『永遠の0』を観て、その後は学生時代に通ったジャズ喫茶『JABB』へ寄った。それでも時間を持て余した。天神を一人で歩き学生時代を懐かしんだ。◆暇を持て余すことの辛さと楽しさを同時に味わった。

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2024年04月18日 ボスの
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  • 午前人事考査
  • 午後来期事業計画
  • 夕方虎ノ門某所で会食
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