2015年05月の記事一覧

2015年05月28日 ---- ボス

アタマの悪いテレビの報道

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今朝、出勤前、着替えをしながらテレビを見ていた。5チャンネル、テレビ朝日の情報番組。「昨日は本当に暑かったですねえ」とアナウンサーが降ると出演者たちが頷く。「なんと全国で真夏日になったところが252地点、夏日は450地点もあったんですよ!」と声を大きくして伝える。一同頷きながら「すごいですね」とか「異常な暑さですね」などと言っている。一人私は「バカじゃないの?この報道」と冷静に腹を立てていた。確かに昨日は暑かった。我が国の広い地域が暑かったのだろう。しかし・・・。◆テレビの報道番組が「なんと全国で真夏日になったところが252地点もあったんですよ!」と伝え一同が「ヘエー」と驚く。学生時代、彼らはみんな算数が苦手だったのだろう。「252地点=多い」と考えたのだろう。また我が家の娘のようにボーとテレビを眺めている多くの算数嫌いの視聴者たちも同じく「252地点=多い」と思ったのであろう。情けない!。◆統計学を学ばなくても、高校で数学を少しでも学んでいれば「252地点=多い」という思考にはつながらない。「252地点」が果たして多いのか少ないのか、それはサンプル数による。◆このアナウンサーは、この情報にとって重要な「全国928カ所の観測地点の中で」と言う言葉を付け忘れた。分母が分からないのに分子の数だけを知らされ「すごい多い」と思っている算数音痴がこの国のテレビ視聴者の大半であるようだ。◆以前、このコラムで取り上げた6チャンネル(TBS)のアタマの悪そうなお天気オネーサンの「今日は気温は5℃までしか上がりません。昨日の半分ですね。」というコメントにも腹がたったが・・・。◆「ちょっと、テレビ業界! もうちょっとしっかりしろよ!」と私は怒っている。

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2015年05月27日 ---- ボス

アタマの悪い学者たち(2)

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相手の意見を聞こうとせず、自分の主張を正当化するための資料のみを求めるようでは「アタマの悪い学者」と言われてもしようがないだろう。多くの政治学者、経済学者は客観的に物事を見ようとしない「アタマの悪い学者」たちであると私は思っている。「原発容認」を主張する学者は「原発がいかに安全で廉価に発電できるか」の資料を探し求め、それを整理して発表する。「原発反対」を主張する学者は「原発がいかに危険であるか」を述べ「発電に要する費用は決して安くはない」との資料を探し反論する。一度自分の立場を鮮明にしてしまったらその意見根拠を補足する資料しか求めない。これでは学問ではない。◆我々は「学者や評論家は決して真実を言っているわけではなく、自分の考えを述べているだけだ」ということを知らなければならない。◆バブル経済の崩壊が始まり株価が大きく下げていた頃「日本経済の実態は底堅い。株価が大きく下がった今こそチャンスだ。今、株を買わずにどうする?」と煽っていたHという著名な経済評論家がいる。彼に煽られて「ナンピン買い」をし、財産を無くしてしまった投資家も多い。あれだけ煽っておいて、自分の予想が大きくはずれてもHは一言も謝らない。そしてマスコミも政治家も彼を攻めない。不思議だ。◆今、私が呼んでいる本、『嫌われる勇気』のなかで哲人が言う。「答えとは、誰かに教えてもらうものではなく、自らの手で導き出していくべきもの」なのである。まったくその通り。哲人でもなんでもないが、私もそれを言いたい。「答えとは、誰かに教えてもらうものではなく、自らの手で導き出していくべきもの」なのである。◆ところが日頃から訓練を積んでいないと、たまたま出会った学者の説に頼ってしまう。その学者が言っていることが真実だと思ってしまう。◆『嫌われる勇気』を読んで「そうだ、嫌われることを恐れることなどないんだ」と思ってしまい、それまでは人に嫌われないように気を付けていた人が自己主張を強くするようになったという話を聞いた。学者以上のバカが多い。哲人の教えとは全く違う行動に出てしまうのはさすがに学者のせいではない。

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2015年05月26日 ---- ボス

初夏

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スキップしたくなるような素晴らしい陽気だ。今朝の東京の空は快晴。私は昨日からネクタイをはずした。今年のクールビズが始まった。◆先週、金土日と社員旅行で北海道へ行き、三連荘(さんれんちゃん)でゴルフを楽しんだ。さすがに日曜日の夕方、羽田に帰り着いた頃には疲れ切っていた。昨日の月曜、新橋でマッサージをしてもらった。50分間5000円。随分楽になった。そして昨夜は普段より早く、11時半頃には床に就いた。◆今朝は5時半に目が覚めた。昨夜、深酒していないので気分がいい。自宅近所のヨガスタジオに行ってみた。インストラクターの金井クンと吉村さんが笑顔で迎えてくれた。「あっ、キノシタさん。お久しぶりです」。若い二人の笑顔にふれさらに気分が良くなった。私も笑顔で答えた。「社員旅行でゴルフ三連荘やって来たよ。カラダ、ボロボロ」。見回すと金井クンと吉村さん以外に人がいない。「今日は受講者は僕一人なの?」すると吉村さんが「ええ、マンツーマンですよ。木下さんのやりたいメニューでいきましょう」と明るく応える。「じゃ、ウッドデッキで一番楽なコースでね」とお願いして青空のもとマンツーマンのヨガレッスンをみっちり1時間受講した。この教室には屋内スタジオと屋外ウッドデッキと屋外芝の3カ所のレッスン会場がある。今の時期、それも早朝は屋外が心地よい。カラダも心もさらにリフレッシュした。スキップしたい気持ちを抑え、小走りで自宅に帰り、シャワーを浴びて、いつもより40分遅く自宅を出た。◆「素晴らしい天気だなあ」と空を眺めながら会社に向かって歩いていた。携帯電話が鳴った。見ると会社からだ。「おはようございます。どうしました?」聞くと電話の向こうの室長が少し焦った声で「社長、会議の時刻ですが?」と伝えてきた。時計を見ると8時30分。うっかりしていた、今日は早朝幹部会を予定していたのだ。「あっ、あと2分で着きます。ごめんなさい」そう答えて私はスキップどころか50mダッシュの勢いで走り始めた。・・・ところが三連荘のゴルフと早朝ヨガで疲れた57歳のカラダは言うことをきかない。走り始めてすぐ、小さな路上の突起につまずいた。無様に倒れた。上手に、両手のひらでカラダを支えることができたが左ひざを衝いてしまった。◆舗装道路でこけるなんて、恐らく小学生の頃以来だ。気持ち良い初夏の朝、自分の「老い」を改めて気付かされた。が、私の心は前向きに受け止めていた。「うん、常に冷静でいるように心がけねば」と。そして下らぬことを思っていた。「走って転んだんだから、ま、いいか。スキップしてて転んだらすごいカッコ悪いな」などと。

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2015年05月25日 ---- ボス

アタマの悪い学者たち(1)

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私が毎日このコラムを書くその目的のひとつは若い人たちに対して「自分のアタマで考えるクセを付けろ」と伝えたいことにある。◆数学や物理学、化学など理系の学問の多くは学者が真実を教えてくれる。一方、政治や経済に関しては学者は自分の信ずる立場を主張するだけで真実を教えてくれるわけではない。私はこれらの政治学者・経済学者の多くを「アタマの悪い学者たち」と決めつけている。いや、学者になるくらいだから学生時代は成績優秀だったのであろう。もともとアタマは良かったのかもしれない。しかし学者になった今は・・・。◆本屋のビジネス書のコーナーに行くとさまざまな学者が自説を訴えている本が並ぶ。それらの本のタイトルだけ読んでいてもアタマがこんがらがってくる。「日本経済は底堅い」と言うものもあれば「日本経済は崩壊する」というものもある。「円は強い」と力説する本もあれば「ドル預金に移せ」とアドバイスする本もある。「アベノミクスは成功した」という学者がいれば「アベノミクスは大失敗に終わる」という者もいる。「原発は決して経済的ではない」と主張する経済学者がいれば「原発なくして日本経済の発展はない」と主張する学者もいる。果たしてこのようなものが「学問」と言えるのか。◆数学者はだれに聞いても3+5は8だと答える。経済学者は「これから景気が良くなる」と答える者と「これから悪くなる」と答える者に分かれる。私は経済学も政治学も学問としては認めていない。政治学、経済学の学者は競馬評論家と同等であると思っている。彼らは自分なりのある根拠を持って事象を予測する。予測が当たったときは「私はちゃんと指摘していましたよ」と胸を張る。予想が外れたときは「想定外の〇〇がありましたからね」と逃げる。◆自分の予測がはずれてしまって、彼を信じていた人が大損をこいても彼らは全く責任を取ろうとしない。これも競馬の予想屋と同じ。◆私がなぜ彼らを「アタマが悪い」と決めつけるのか。彼らは人の話を聞こうとしないからである。自分で自分にレッテルを張ってしまっているからである。「原発は不経済」と一度主張し始めた学者は常に「不経済である理由」を探す。「原発が最も廉価な発電」という学者の意見を聞かない。学者たちは、どちらも相手の意見を聞かずに自分の意見を述べる。或いは相手の意見を聞きながら反論する材料を探す。相手がどのように説明してもアタマの悪い学者たちは自分のポジションを替えない。「原発反対」と言っていた学者が「賛成」に替わることはない。「原発推進」と一度口にした学者は死ぬまで「原発のメリット」を訴える。バカばかりである。◆怖いのは学者よりもさらにアタマの悪い学生たちは簡単に洗脳されてしまうということ。「原発反対」の学者のゼミに入ったものは「原発反対」に、「原発必要」と主張する学者のゼミに入った学生は「原発必要」と、まるで自分の考えたことのように主張し始める。オウムの洗脳と大差ない。◆若い人は、真ん中に立ち、左右前後から多くの人の話を聞き、それらの意味を咀嚼し、自分のアタマで考え、そしてゆっくりと自分の信じる道へ向かって欲しい。選んだ道が間違えていれば引き返せばいい。決して少ない経験の中で出会った「アタマの悪い学者」に洗脳されないように注意してほしい。

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2015年05月21日 ---- ボス

落下

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古びた超高層ビルの最上階に居た。なぜか車イスに乗っている。「それじゃね、気を付けてね!」と家人が私に声をかけた。「うん、じゃあね」と返事をしながら私は一人、車イスの車輪を押しエレベータに乗り込んだ。勢いよく乗り込んだので車イスが奥のスチール壁にぶつかってしまった。大きな音がした。ドアが閉まる。エレベータが下降をはじめた。下降のスピードが徐々に速くなる。どんどん速くなる。カラダが浮くほど速くなった。自然落下に近い。私は壁のボタンを押した。スピードが少し遅くなった、と思ったがまたすぐに急速落下が始まった。階数を示すデジタル掲示板の数字はめまぐるしく回り、いま何階なのかは分からない。「あっ、もうダメだ。ぶつかるー!オレはここで死んじゃうんだ!」と思ってカラダに力を入れた。「ぶつかるー!」と思ったまさにその瞬間に飛び上がるようにして目が覚めた。「夢だったのか。アー、良かった。怖かった」と思い、再び寝ようとしたが眠れないのでベッドから出た。今朝のこと。◆夜中にすごいカミナリが鳴っていた。時計をみると4時少し前だった。本当にカミナリなのだろうか?飛行機かヘリの音にも聞こえる。戦争が始まったのではないか?そう思うほどのすごいカミナリだった。私はテレビを付けた。テレビはなにも言ってなかった。テレビを消して眠りに落ちた。エレベータが落ちる夢を見たのはその後のことだった。◆出社してパソコンを立ち上げ「高いところから落ちる夢」と検索した。あるある、多くの夢解説。どの解説を読んでも「自信の無さや不安のあらわれ」だとあった。そして私と同じような夢を見たことのある人が多いことも知った。良かった。◆たしかに自信はない。不安はいっぱい。・・パソコンから離れ、伊勢神宮の内宮と外宮、愛宕神社が同居する神棚に手を合わせ、さらにはその横の成田山新勝寺の御札にも無事をお願いした。・・・不安なときの対処策としては「神頼み」「仏頼み」しか私は知らない。

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2015年05月20日 ---- ボス

自分さえ良ければ・・・

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「義理・道徳」を人生の第一義に掲げている私は「自分さえ良ければいい」という考えが嫌いである。人様が嫌がること、人様に迷惑をお掛けすることはしないように心掛けている。駐車違反やズル込みなどはしない。もちろん路上にゴミを捨てたりしない。公共の場で携帯電話で話すこともない。自分がされたらイヤなことは人様には決してしない。自分がされたら嬉しいことは積極的にしてあげる。観光地で写真を撮るカップルを見かけると「2人一緒の写真撮りましょうか?」と声をかけシャッターを押してあげる。老人や赤ちゃんを抱えた婦人が電車に乗ってくると席を譲る。面倒なことでも、誰かがしなければならないことはできる範囲で引き受けている。幕張の大規模マンションに住んでいた頃は自治会や管理組合の仕事を仰せつかった。大変だったがそのお蔭で友人も増えた。◆その自治会活動をやっていた頃、私の住む地域の近くにゴミ焼却施設が建設される計画が持ち上がった。その計画を知ったすべての住民が即座に反対した。私個人的には「どこかに焼却施設を作る必要があるのなら、この近隣に建てられてもしかたないかな?」との思いがあったが住民はすべて反対した。「この近所にゴミ焼却施設を作らせない!」と頑張った。そして交渉に勝った。ゴミ焼却施設は別の場所に作られることになった。どこだか詳しくは知らない。自治会のメンバーは皆、安堵した。人間なんて、そんなものだ。◆「自分の住む地域にゴミ焼却炉ができるのはイヤ! 自分の住んでいないところならどこでも構わない」・・エゴな考え方だけれども住民の考えはそういうものだ。◆分からないのが沖縄県。回りが住宅地の普天間飛行場。「世界一危険な空港」と言われている。私の知る、一般的な住民の考えは、本当に普天間飛行場が危険だと思うのなら「とにかく宜野湾から出ていけ」と大声で叫ぶだろう。「普天間基地」が自分の関係ないところへ行ってしまえばそれでいい。辺野古だろうが、県外だろうが、海外だろうが、そんなことはどうでもいい。ここからいなくなってくれればそれでいい、と考えるのが私の知る一般的な住民。住民とはエゴなのである。◆ところが沖縄の方々の半分は違う。「普天間は危険」と文句を言う一方で「辺野古へ移すのはやめて!辺野古の人たちがかわいそう」と言っている。◆疑り深い私には、この主張の裏にはなにかが隠されているように思われる。だって多くの住民はエゴのカタマリ「自分さえ良ければいい」というのが住民の本音なのだから。

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2015年05月19日 ---- ボス

デザインでは韓国に大きく負けている我が国

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先週、2泊で韓国へ出張してきた。景気は良くない、と聞いているが私の目にはどこも活気にあふれているように映った。観光地や高級商品を扱う店は日本と同様、中国人観光客の下品な大声が飛び交っていた。◆韓国へ行っていつも感心するのは建築物のデザインの美しさ。縦と横の線しかない大小のマッチ箱を転がしているような、冴えない東京のビル群とは大違い。これまで私が訪れた都市の中で建築のデザインに関してはミラノとソウルの二都市が際立っている。皆さんもソウルに行かれるときには是非ビルの美しさも楽しんでいただきたい◆ソウルという都市が、あるいは韓国という国が「デザインが重要」と理解しているのだろう。残念ながら街を歩く女性の服装はさほどセンスが良いとは言えなかったが大韓航空、アシアナ航空のスチュワーデスの制服はJAL・ANAの制服よりは数段あか抜けていいる。そんな「デザインが重要」との意思表示を強く発信する素晴らしい建物がまた一つソウルにオープンしていた。◆度肝を抜かれた。痛く感動した。東大門デザインプラザという施設。2020年の東京オリンピックのための国立競技場のデザイン・設計を担当することになっている建築家、ザハ・ハディッド氏の作品。いろいろと説明したいが私が説明するよりはホームページを見ていただいた方が早い。http://www.konest.com/contents/spot_mise_detail.html?id=6925   是非ご覧ください。それよりも一度ここを訪問していただきたい。◆「オカネがないからデザインなんてどうでもいい。要は効率や利用勝手の問題だ。いくら稼げるかが重要だ」と我が国の多くの施主が言う。情けない。美しいデザインは心を豊かにし士気を高める。こんな状態では東京はいつかソウルに追い越されてしまうだろう。

http://www.konest.com/contents/spot_mise_detail.html?id=6925

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2015年05月18日 ---- ボス

新しいこと

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若い頃、私はとても怠惰であった。今は怠惰ではない、とは言わないが若い頃に比べると随分とまともになった。自分が怠惰であったからよく知っているのだが、怠惰な者は現状を好む。◆眠っていると起きたくない。一度起きたら今度は眠りたくない。福岡で学生生活を送っていた私は夏休みに大分へ帰省するのが嫌だった。だが帰省してしまうと今度は新学期のために福岡へ行くのが嫌になる。今が楽なのであった。◆学生時代、引っ越しをした方が便利になるのは分かっていても引っ越すのが面倒で遠距離から通学していた時期もある。◆「頑張るべき。頑張った先に楽がある」というのは分かっていてもなかなか頑張れない。その結果、留年もしてしまった。◆「頑張るべき。頑張った先に楽がある」と言っても、その「楽」がどのようなものかはっきりと見えないとなかなか怠惰な者は動かない。◆ ◆ ◆前置きが長くなった。本日このコラムで話題にしたいのは「大阪都構想」の否決に関して。橋下大阪市長は「大阪市を解体して大阪府の元に直轄の『区』を置くべき」と頑張った。実は私は詳しく知らない。だから「大阪都構想」に賛成とか反対とか言えるものではない。ただ小さな会社とはいえ創業経営者として「橋下さんのやろうとしていることはかなり難しいな」との感覚はあった。橋下さんが説得しなければならない相手はみんな怠惰な人たちなのである。大阪市民が他と比べて怠惰、と言っているのではない。そもそも人間はみな怠惰なのだろう。新しいことはしたくないのである。◆昨日、住民投票が行われその結果「大阪都構想」は否決され廃案になった。僅差であった。テレビで大阪都構想に「反対」票を投じた人たちの反対理由が告げられていた。「大阪市に愛着がある」「大阪都になってどんな良いことがあるのか分からない」など私の予想通り、反対票を投じた人たちの多くは明確な反対理由はなかった。◆既得権益を持った多くの者たちは「変化・改革」を嫌う。彼らにとっては怠惰な住民を味方につけることは難しいことではなかった。「今でいいじゃない」「頑張って変化しようとしてもそれほど変わるもんじゃないよ」「頑張っても疲れるだけだよ」と言われれば怠惰な者は「そうだよね」と思ってしまう。◆学生時代、朝10時頃までアパートで寝ていると成績優秀な友人たちが起こしにきてくれた。「キノシタ君、もう朝だよ。1限目の受講は終わったよ。2限目から授業に出ようよ」・・・それでも怠惰な私はなかなか起き出さなかった。授業に出たらどんな良いことがあるのか分からなかった。当時の私は変化を求めていなかった。馬鹿だった。◆一経営者として橋下大阪市長に敬意を表したい。ねぎらいの言葉をかけたい。

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2015年05月11日 ---- ボス

SL広場

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本社を新橋に移してちょうど4年が経過した。新橋駅徒歩3分、とても便利。そのためか来客数も倍増した。我が社とJR新橋駅を結ぶルートはどれを選んでも居酒屋群の中を抜けることになる。そのため「朝は新橋駅から徒歩3分、帰りは新橋駅まで徒歩3時間」と冗談を飛ばす。私の大好きな銀座へも10分かからずに歩いて行ける。最高の立地。通勤が便利、客が来やすい、居酒屋が多い、銀座が近い、ランチを提供する店が多いなどなど新橋本社には当初予想しなかったさまざまな魅力があった。◆先週、金曜夕方、オフィスを出た私は「まっすぐ自宅へ帰ろうか、それとも銀座にちょっと顔を出そうか」と迷いながら新橋駅方面に向かった。駅前のSL広場でなにかやっている。覗いてみた。なんと将棋の大盤解説が行われていた。松江市で行われている名人戦をリアルタイムで大盤上の駒を動かし大内延介九段が解説していた。羽生善治名人に行方尚史(なめかたひさし)八段が挑戦しているもの。難しい盤面を大内九段が江戸弁で軽妙に分かり易く解説してくれる。とても面白い。結局、私は行方八段が投了するまで2時間近く解説を楽しんだ。もちろん無料である。素晴らしい。銀座へは行かず、新橋駅から電車に乗ってまっすぐに帰宅した。◆前期の決算を終了した。新橋に本社を移転する前年に比べ、我が社の売上高は6倍にも膨らんでいた。社員の数も2倍に増えた。新橋最高!


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2015年05月08日 ---- ボス

初夏

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今年は5月2日が八十八夜、5日が立夏であった。暦の上では既に夏。今朝の東京は薄曇り。自宅を出るとむせるような「草いきれ」が顔を包んだ。初夏の陽気が漂っている。それだけで嬉しい◆自宅から会社まで電車を利用すると「広尾」~「六本木」~「神谷町」~「霞が関」~「日比谷」~「銀座」~「新橋」と6区間である。銀座で日比谷線から銀座線に乗り換える。今朝は気分が良かったので自宅から「六本木」まで歩いた。「六本木」で電車に乗ったが一区間だけ乗って「神谷町」で降りた。そして「神谷町」から「新橋」までまた歩いた。窮屈な革靴で少し足が痛くなったが気分はとてもいい。少し儲けた感じ。◆あなたも少し歩いてみませんか?おすすめです。

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2015年05月07日 ---- ボス

許せない! 「30年後のことなんか知らない」

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2012年12月、中央自動車道の笹子トンネルでコンクリート製の天井版が崩落し、男女9人が死亡した。マスコミは「管理体制の不備」と決めつけた。責められるNEXCO中日本(旧道路公団)も素直に「管理体制の不備」を認め謝罪した。私は「管理体制以前の問題」をなぜマスコミは追及しないのか、「設計の不備」となぜNEXCOは言わないのかと残念に思った。◆大学でコンクリート工学を勉強した者なら少し考えれば「あの設計は危ない。将来、大事故が起こるかも知れない」と気付いたはずだ。私のようにまともに『コンクリート工学』の単位を取得していない者でも気付くのだから。◆コンクリートは「非常に重たく」「経年劣化が激しく」「メンテナンスが難しく」「劣化した場所を発見しにくく」「金属との相性が悪く」そして「繰り返しの衝撃荷重に弱い」ものなのだ。床材や壁材には向いているが、金属で上から吊る構造には適さない。設計の段階で「これの管理は難しいな」と気付いていないなら彼はバカだ。「メンテナンスをしっかりやってくれれば事故は起きないだろう」という考えだったのならその設計はあまりにも無責任だ。設計者の心の中には恐らく「30年後にはまずい状態になるかもしれない。でも30年間は持つだろう」との甘えた考えがあったに違いない。今更ながら腹が立つ◆病院の屋上ヘリポートを造る会社のトップとして「コンクリートは繰り返し衝撃荷重に弱いのでヘリポートはアルミデッキで」と訴えている。しかしながらなかなか受け入れられない。数年前、ある関西のゼネコンの所長が私に言った言葉が忘れられない。「私はこの現場が終わったら定年退職なの。30年後のことなんか知らんがな」◆このような設計者、施工者が多いから今年も「ビルの看板落下事故」などが相次いでいる。

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2018年11月16日 ボスの
スケジュール
  • 午前机回り整理
  • 午後「新ヘリポートの造り方」執筆
  • 夕方協力会社との安全集会
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