2016年03月の記事一覧

2016年03月28日 ---- ボス

日米関係

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米国次期大統領候補の一人トランプ氏が「日本が駐留経費の負担を増額しなければ、在日米軍を撤退させる」と言い出した。「米国は日本を助けても、日本は米国を助けない」ことがその根拠のようだ。◆「はい、どうぞ。勝手に引き上げてください」とは言えないところが辛い。まさかトランプ氏が米国大統領になるとは思わないが、この選挙戦の間の彼の発言は米国民の心の中に残るであろう。やっかいな火種となることは間違いない◆本日の「産経抄」に気になる指摘があった。「今回の大統領選は、日本の安全保障を見直すきっかけになる。(中略) 米国の戦争に巻き込まれるより、米国に去られた後に戦争を仕掛けられる可能性の方が、ずっと高い・・」というもの。◆私もそのように感じているのだが、みなさんはどの感じているのだろう?

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2016年03月24日 ---- ボス

乙武さん、あっぱれ! 頑張れ!

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「5人の女性と不倫関係にあったと24日発売の「週刊新潮」に報じられている乙武洋匡氏(39)が同日朝、自身のオフィシャルサイトを更新し、騒動を謝罪した。また、妻の仁美さんのコメントも掲載した。」(今朝のyahooニュース)◆あの「五体不満足」の著者、乙武さんが不倫だ。それも5人もの女性と。まだ「新潮」を読んでいないので詳しくは知らない。さてテレビを中心とする各マスコミはこのニュースをどう報道するのだろうか?例によって正義人ツラしたコメンテーターたちが口々に「とんでもない!」と非難するのだろうか?◆私は「乙武さん、あっぱれ!頑張れ!」と彼を応援したい。もちろん奥さんは傷ついたことだろう。かわいそう。だがこの「乙武さん、五人の女性と不倫」というニュースはハンディキャップを持つ多くの方々をきっと勇気づけることになるのだと思う。少々のハンデキャップがあっても前向きに明るく生きれば、意欲があれば結婚もできるし、さらに多くの女性と不倫だってできることを彼は身をもって示した。◆「こんな快挙はない、素晴らしい」と思う私も世間一般からみたら「おかしい」のかなあ?

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2016年03月22日 ---- ボス

「正しい」ことを「正しい」と言わせる社会って?

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小学生の頃、同級生から「キノミ」と呼ばれていた。「キノシタモトミ」から来たあだ名。60歳近くなった今でも、故郷で小学校時代の同級生と会うと「おおキノミ!帰ってるん?」などと声を掛けられることがある。私に限らず多くの友人たちが何らかのあだ名で呼ばれていた。清松君は「キヨ」、高司君は「ターニイ」、猫好きの小山君は「ねこさん」。みんないまだにそのあだ名で呼ばれている。4年生か5年生の頃、「学級会」だったか「社会」の時間か、或いは「道徳」の時間だったのか、担任の教師が「あだ名」に関して話し始めた。「人を 『あだ名』で呼ぶことは良いことか、悪いことか」というようなテーマを振ってきた。教師が指名して生徒に発言させる。「ちゃんとした名前があるのに、あだ名で呼ぶのはおかしいと思います」誰かが言った。次に私が指名された。「僕は『キノミ』と呼ばれているけど全然イヤじゃないです」そんなことを言った。次に指名された者が「でも、私たちがあだ名で呼んでいると2年生や3年生もマネしてあだ名で呼ぶようになるかもしれません。やっぱりあだ名はよくないと思います」とおりこうさんな発言をした。クラスの殆どの者が「さんせーい」と言った。教師の前ではみんな「おりこうさん」になっていた。私はそれ以上言わなかった。あだ名で呼ぶ習慣はその後も続いた。◆「ベッキーの不倫」も「プロ野球声出し係の小銭の賭け」も「中学校長の『女性はキャリアより子供を産む方が大切』発言」も、多くの人々を苦しめたわけでも迷惑をかけたわけでもない。だが彼らの行動や発言に対して、先生が「どう思いますか?」と振れば、「それは間違っています。だって他の人がマネするかもしれないでしょ」と小学生みたいに答える輩が大勢いる。もちろん正論。正しい考え。◆「ベッキーは悪い」「少額でも賭けは賭け」「中学生に向かって校長が発言すべきことじゃない」・・・そりゃ、そうです。分かっていますよ。◆だが・・・・。何だかな・・・。 「あだ名で人を呼ぶことは良いことですか?」そう問われた小学生のように「悪いことでーす」と答えるアタマの悪い市民のなんと多いことか・・天邪鬼な私はそう思ってしまう。そして「マスコミが大騒ぎするような問題じゃないじゃない!くだらん!」と私は言う。◆私の思いと異なり、世の中には「おりこんさん」ばかりのようだ。自分たちが騒いで問題を大きくしておいて、自分たちが傷つけておいて、それでいて「不倫された奥さんがかわいそうです」「賭けをマネする人が出てくるかもしれません」「中学生でも『私は結婚せずにキャリアウーマンを目指す』と思っている子がいるかもしれません」・・・当事者よりも自分のアタマで考えない「おりこうさん」な外野ばかりが騒いでいる。マスコミがその騒ぎを煽っている。

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2016年03月17日 ---- ボス

トンネル事故

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今朝(3月17日朝)、東広島市の山陽道「八本松トンネル」(844メートル)内で車12台が絡む多重衝突事故が起き、火災が発生。車5台が燃え、煙を吸うなどして71人が負傷。女性を含む2人が死亡した。◆詳しい状況はまだ把握していないがテレビニュースなどの映像から見て、残念ながらドクターヘリは活動できなかった模様。◆私は10年も前から高速道路の長いトンネルの出入り口付近にはドクターヘリが着陸できるヘリポートを作るべきだと訴えている。残念ながら国土交通省の役人たちは「良いアイデアですね」と言うだけでなにもしない。或いは私の意見を聞いてなにもしないと非難されるからなのか、敢えて私の意見を聞こうとしない。例えば今回の事故でマスコミが動き、テレビカメラが国土交通省に入り、担当者に「10年も前から高速道路の長いトンネル出入り口付近にはヘリポートを設けるべきとこの本に書いていますよね」と私の本を差し出したら彼らはどうするか。・・「へえ、そんなことを書いた本があったのですか?知りませんでした。不勉強でした。これから検討します」と答えるのであろう。◆危険が予見されても、それを指摘しても、実際に事故が起こるまでは何も動こうとしない役人。事故が起きた後「危険を予見できなかったのか?」と突っ込まれれば「不勉強でした」と逃げるだけの不誠実な役人集団がわが国にのさばっている。

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2016年03月16日 ---- ボス

いいかげんにせんかい!

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昨日のyahooニュースにまたも巨人軍の試合前の円陣での「声出し係」とのカネのやり取りに関する記事が出ていた。 「確かに『円陣声出し金銭授受』と、反社会勢力とつながる野球賭博への関与の問題は、まったく別次元の話だが、一般の野球ファンからすれば、同じ金と賭けが絡んだ“黒い醜聞”である。そして『円陣声出し金銭授受』や遊び半分の罰金などを許す甘い環境が、野球賭博への関与問題につながる背景にあるとも考えられる」だって。おそらくこの記事を読んで多くの自分のアタマで考えない者たちは「そうだ、そうだ、とんでもない」と言うのだろう。アホらしい。◆よくもまあ『カネと賭けが絡んだ黒い醜聞』などと書けたものだ。全く違う次元の話を同一に扱って、人を非難する。悪意の全く無い者まで悪人にする。私に言わせれば「一旦停止義務違反」と「ひき逃げ」を同レベルで比較して「クルマの交通違反だ」と騒いでいるようなもの。◆あんまり正義人ぶるのは止めてそろそろ「野球賭博はとんでもないが、円陣声出し程度はいいんじゃないの?」と誰か早く言い出さないか?◆建前ばかりの社会、ホンネを言わない社会を作ってしまっては「ええかっこしい」の人として全く魅力の無いヤツだけが威張ってしまいますよ。

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2016年03月16日 ---- ボス

情けないテレビ報道

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「女性にとって最も大切なことは、子供を2人以上生むことです。これは仕事でキャリアを積むこと以上に価値があります」・・生徒たちに向けてこう発言した中学校の校長がやり玉に挙げられている。テレビの報道番組でも10分近くも時間を割いてこの話題を取り上げていた。例によってバカ面した正義漢ぶるコメンテーターたちが「今、二人の子供を育てるのは経済的に大変だ」だの「不妊症で悩んでいる人もいるのに・・」などとわけの分からないことを言いながらこの校長を口々に非難していた。街頭で一般市民にも意見を求めていたが校長を擁護する発言は全くなかった。◆昨日のプロ野球一軍選手の「声出し係」賭け問題と同じで、全国報道で大騒ぎをするような問題ではない。全くバカげている、と私は思う◆女性が二人子供を産まなければこの国の人口はどんどん減っていく。算数が分かれば誰でも理解できる。人口が減少すれば国力が弱まり平均的には幸福感も減る。年金も当然減る。そもそも人間として生まれてきて最も重要な任務は「種の保存」である、とは100年も前から当然のように言われてきた。それを今になって「校長がそんなこと言うなどけしからん!」とバカなマスコミが騒ぎ、自分のアタマで考えない国民が一緒に「けしからん!」と騒ぐ。まさに「衆愚」◆考えてもみよ、校長は中学校の一二年生に言ったのだ。言わば父親が娘に、あるいは祖父が孫に、愛情を持って言ったようなものだろうと私は理解している。中学生の親やマスコミが大騒ぎすることではない。中学生の子供にとってはまだ「経済的な理由」も「子供が欲しくてもできない」などは関係ない。私だって娘に対して、彼女が中学生の頃は同じようなことを思っていた。「仕事のキャリアよりも暖かい家庭を持つ方が大切」だと。中学生が高校生、大学生、社会人となり、娘に対する期待も変わってくる。30歳近くなった娘に対しては「女性にとって最も大切なことは子供を二人以上産むことです」とはさすがに言えない。◆「誰が、誰に対して、どういう気持ちで言ったのか」・・そこまで理解してマスコミは報道すべきだ。いや「報道しないべき」ことも多いと思うのだが・・? ◆「炎上」に似た今のテレビ報道の姿勢を見ていると、そしてその「炎上」にあおられて何も考えずに「そうだ、そうだ」と言っている人たちに対して大きな疑問を感じている。

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2016年03月15日 ---- ボス

それぐらい いいんじゃない?

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巨人の一軍選手が、試合前の円陣での「声出し」係と他の選手間で現金のやりとりをやっていたことが大騒ぎになっている。円陣での「声出し係」に、その試合に負けたら5000円払い、買ったらその声出し係から1000円もらう「賭け」をしていたのだという。◆テレビを見ていたら例によって「とんでもないこと!」と司会者が眉を顰めコメンテーターに意見を求めていた。コメンテーター4人はみな同じような顔をして同じく「とんでもないことだ」と叫んでいた。◆大したことじゃなかろう。少なくともテレビで大の大人が5人も6人もで、全員で「とんでもないこと」と大騒ぎするようなことじゃない。その辺の雀荘に行けば全員、学生でもカネをかけて麻雀を楽しんでいる。ゴルフ場でコンペを楽しむ連中も「馬券」を買わされることが多い。ゴルフでは「オリンピック」や「お友達」という賭けもしばしば行われている。私だってやったことは多い。麻雀で一日に数万円負けたこともある。ゴルフでは仲間と回る時に1打200円賭けることもある。勝つこともあれば負けることもある。◆偉そうな顔をして「とんでもないこと!」と繰り返しているテレビのコメンテーターの連中は賭け麻雀や賭けゴルフは一切やったこともないのか?◆巨人の一軍選手が5000円賭けたところでどうってことないじゃないか。少なくともテレビや新聞でで大騒ぎするようなことではない。それをコメンテーターは「そのようなことが野球賭博に繋がっている」などと正義漢ぶる。5000円の賭けが野球賭博に繋がるのだったら雀荘で麻雀やっている者たちは皆、博徒になってしまう。◆テレビの司会者やコメンテーターはなんであんなに正義感ぶるのだろう。私の知っている、テレビ局に勤めている人間は全員賭け麻雀も賭けゴルフもやっている。いい加減「それぐらい いいんじゃない? オレだって賭け麻雀やっているよ」と本音を語るコメンテーターが出てこないものだろうか・

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2016年03月15日 ---- ボス

大局観


囲碁や将棋、麻雀などに置いて、部分的なせめぎ合いにとらわれずに、全体の形の良し悪しを見極め、自分が今どの程度有利不利にあるのか、堅く安全策をとるか、勝負に出るかなどの判断を行う能力のこと。大局観に優れると、駒がぶつかっていない場所から意表を突く攻めを行うなど、長期的かつ全体的な視野のもと手を進めることが可能となる。反対に大局観が備わっていなければ、盤上の一部での駒のぶつかり合いや、短期的な駒の損得しか考えられなくなる。(ウィキペディアより)◆経営者にとってはこの大局観が最も重要。若いまじめな職員は「部分的なせめぎ合い」につい囚われてしまう。管理職者は常に大局観を持ち、若くまじめな職員を上手に誘導しつつ、彼らにも大局観の重要性を教えなければならない。◆「重箱の隅をつつくような営業をするよりは王道を一歩一歩進むことです」と私は言う。これがなかなか難しい。

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2016年03月08日 ---- ボス

優しすぎるのは向上心がないことの現れ

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娘が中学生になったばかりの頃だったから今からもう15年も昔の話だ。「おいしいハンバーガーを食べさせてあげる」私は家人と娘を誘って3人で銀座の『ゼスト』へ行った。私にとっては久しぶりの休日であった。当時『ゼスト』のハンバーガーはとても美味かったのだ。(最近は味もサービスも低下したと複数の方から聞き寂しく思っている)◆運ばれてきたハンバーガーを一口食べて「不味い!」と思った。パテ(肉)が焦げていた。明らかな焼き過ぎ。娘のハンバーガーを覗くと彼女のも同じようだった。私はウェイターを呼ぼうとした。娘が「パパ、止めて!」と言う。「私、これでいいよ。美味しいよ」と言う。◆私は娘の「止めて!」を無視してウェイターを呼んだ。「ちょっと、これ焼き過ぎじゃない?焦げてるよ。せっかく娘に『ゼスト』の美味しいハンバーガーを食べさせたくてやってきたのに・・・」 ウェイターは「大変、失礼しました。確認しますね」と言って我々のテーブルの皿を一旦下げた。娘は父親の行動を明らかに咎めていた。「せっかくの楽しい食事がパパの行動で台無しよ!」とその目は訴えていた。◆しばらくすると新たなハンバーガーが運ばれてきた。「先ほどは大変失礼いたしました。確かに焼き過ぎでした。申し訳ありません。今後、注意します。こうやってお客様にご注意していただけたこと感謝します」そのウェイターはとても感じよく上手に対応してくれた。「さすがゼスト」私は安堵した。◆新しいハンバーガーはいつもの美味しい『ゼスト』のハンバーガーだった。「うん、確かに美味しいね」 半分くらい食べたときに娘が笑顔で言ってくれた。◆クレームを付けなかったら『ゼスト』は不味いハンバーガーをその後も気付かずに出したかもしれない。私がクレームを付け、その結果、最高に美味しいハンバーガーにありついた娘は、それをきっかけにゼストファンになった。一つのクレームが父娘の距離を近くし、店の管理体制を向上させ、味が良くなり客が増える。一つのクレームがみんなを幸せにすることがある。◆「私がほんの少し我慢すればいい」・・それはそれで美しい心根かもしれない。だが、それでなにもクレームを付けることをしなければば誰も成長しない。私は「優しすぎるのは向上心がないことの現れ」と思っている。◆◆今のオフィスの管理体制に小さな不満がある。恐らく社員全員がそのことに私と同様の小さな不満を持っていると思う。私が口にしようかと思ったが「いや待てよ、誰かがそれを注意するかもしれない。誰が気付くだろうか。誰が改善を求めるだろうか」 ・・そう思いながら待っていた。そろそろ1年になる。 誰も言い出さない。 わが社は向上心に欠けるが心根の優しい社員ばかりのようだ。

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2024年12月20日 ボスの
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  • 午前虎の門病院屋上ヘリポート見学
  • 午後事業計画見直し
  • 夕方麻布十番某所で会食
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