2018年08月の記事一覧
◎2018年08月31日 ---- ボス ◎
- パワハラ
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今度は女子体操界でのパワハラ問題が出てきた。どの方向へ進むのか?マスコミとしては格好のネタができて嬉しそうだがマスコミに煽られ踊らされてはいけない。◆「セクハラは相手が不快に感じた段階で即セクハラ、だがパワハラは難しい。相手が不快に感じてもパワハラではない場合も多い」というようなことを村上龍さんがなにかに書いていた。私もそう思う。◆私は息子、娘を厳しく育てた。息子を殴ったこともあったのかもしれない。息子は親の教育を不快に思ったことだろう。だが今、成人となった息子、娘は私の厳しい教育に感謝してくれているようだ。◆相手の成長を考え、組織全体を思い、厳しく接することは厳しくされた方にとっては一時的に不快なことかもしれない。だがそれを「パワハラ受けました」の一言で片づけてはならない。「弱い者は何でも勝つ」という風潮はいかがなものか?
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◎2018年08月30日 ---- ボス ◎
- 4✕100m リレー
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「四人の選手が一人100mずつ走るリレーがあります。全部で何m走るのでしょうか? 式と答えを書きなさい」小学校低学年の算数の問題。賢かった私は「式: 100m✕4= 答え 400m」と書いて〇をもらった。多くの生徒は「式: 4✕100m= 答え 400m」と書いて「式」のところが✕か△だった。◆この教えは正しい、と思っている。100mを4倍する計算だろう。4を100倍するのではない。◆しかしどうだ、最近のオリンピックやアジア大会。NHKは必ず「4✕100mリレー」と言っている。わが社も含め、世の中算数のできないヤツばかりになった。NHKがこんないい加減な表現を使うこともその原因の一つなのではないだろうか?
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◎2018年08月27日 ---- ボス ◎
- ICAO
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ただいま『新ヘリポートの造り方』を執筆中である。挿絵・写真などを多用し分かりやすい解説書にしたい。11月上梓を狙っている。私のような者でも警鐘を鳴らし続けなければ、わが国には危ないヘリポートばかりできてしまう。「ヘリポート」という小さな世界、無知な者が少しかじっただけで知ったかぶりをし、結果、妙な残念なヘリポートがあちこちにできている。なんとかしなければならない。◆ヘリポートのことを書くとき必ず出てくるのが「ICAO(イカオ)」という組織。「国際民間航空機関」と訳されている。ヘリコプターよりもむしろ固定翼機(飛行機のこと)に関する国際的な基準を管理している。我が国の「航空法」も成文化されていないものは基本的にICAO基準に従うことになっている。この「ICAO」、「国際民間航空機関」と訳されていて誰も疑問を持たないのが不思議。私は必ず注釈を付ける。「国際民間航空機関」の「民間」というのは「ICAO」の「C=Civil」のこと。「公」に対する「民間」ではないし、「官」に対する「民間」でもない。CivilのCは「軍」に対する「民間」のこと。だから各県の防災機も、警察機も、消防機もすべて「民間機」。当然、ICAOの基準に従わなければならない。◆「ICAO」の埒外にいるのは我が国では自衛隊機のみだということを、航空会社に所属する多くの者たちが知らないという情けない現実がある。
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◎2018年08月21日 ---- ボス ◎
- 銀座と新橋の温度
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雨が降っていない限り毎朝、電車を神谷町で降り新橋のオフィスまで歩いている。途中、愛宕神社にお参りし家族と社員たちの健康を祈る。愛宕神社は愛宕山の山頂に建っている。この愛宕山、「山」と言っても標高26m、「山」と呼ぶほどのものではない。それでも東京都23区内では最も高い地面だそうだ。◆会社に着いた頃には汗びっしょりになっている。そのため出社時は白いポロシャツ、会社に着いて汗を拭き、朝のマッカーサー通りを眺めながら汗を拭きワイシャツに着替える。気分爽快。◆昼休みはできるだけ銀座まで歩く。銀座のジャズ喫茶でレコードを聴きながら午後の仕事を練ることも多い。先日、ふと気づいた。「新橋よりも銀座の方が涼しいな」と。「なぜだろう?」考えてみた。私は都市土木、建築の専門家。すぐに理由が分かった。◆①銀座の通りは新橋よりも広い。風が流れる。②新橋は低い小さなビルが密集しており各店のエアコンの室外機が2階、3階に並ぶ。銀座のビルの室外機は8階以上の屋上。③新橋は焼き鳥屋、焼き肉屋、などの煙が狭い路地にあふれる。など◆「なぜだろう?」と考えることが大切。
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◎2018年08月10日 ---- ボス ◎
- 断捨離
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明日から盆休み休暇ということもあって机回りの整理をしていた。私の机の回りには書類が散乱している。机の引き出しの中には筆記用具が山のように入っている。本棚にはぎっしりといろんな本が詰まっている。「これはもう不要だな、捨てよう」と思った瞬間もう一人の自分が囁く「まだ使えるじゃん、もったいないよ」と。◆生まれつきの貧乏性、自宅のタンスにもパンツやら靴下やら一杯詰まっている。使えるものがまだ一杯あるのに、つい新しいものを買ってしまう。あるいは誰かからプレゼントされる。モノが一つ増えれば一つ捨てればいいのに貧乏性の私はそれが苦手◆片付けの合間、散歩がてらTSUTAYA書店に行った。情報誌などを立ち読みしていたらふと気になる本を見つけた。『捨てる。』という本。帯にこう書いてある。「デスクに書類を積んでいる人に仕事ができる人はいない!」・・おお、まさにオレのことだ。私はその『捨てる。』という本(幻冬舎)を持ってレジへ向かった◆『捨てる。』を購入し、TSUTAYAから出てオフィスへ帰る道で気付いた。「おいおいキノシタ君、キミは捨てられなくて困ってたんでしょ?それなのにまた、要らん本を買っちゃったね」
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◎2018年08月09日 ---- ボス ◎
- 米中貿易戦争・・漁夫の利は?
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米国は中国からの輸入品に関税を上乗せすると発表した。すると中国は対抗制裁として米国からの輸入品の関税上乗せを発表。まさに米中の貿易戦争が始まろうとしている。◆経営者ではあるが世界経済を語るほどの知識のない私は単純に、中学生のような希望的な疑問を抱く。中国はアメリカから輸入しようとするモノが高くなるのだからアメリカ以外の国から買うようになる。アメリカは中国からモノを買いたくないのだからその分を中国以外の国から買うことになる。つまり米中の間にいる我が国はアメリカにも中国にもこれまで以上にモノを売ることができるようになるんじゃない? どうだろう?
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