2019年12月の記事一覧

2019年12月27日 ---- ボス

寂しいお知らせ

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「失」が今年の私の一文字になった。幾つかのプロジェクトの失注が最大の要因。私の体力気力の衰えもその原因かもしれない。若いころのように部下たちの先頭に立って自ら駆けずり回ることが無くなった。もう陣頭指揮する元気はない。次の世代の者たちに頑張ってもらいたい。◆そんなネガティブなことを考えているところへさらに寂しい報せが・・。8年間一緒に頑張ってきた安クンが当社を離れることになった。安クンは韓国人。東日本大震災のあと当社に入ってきた。私と似て(?)若いころにいろんな苦労をしてきていたが安クンはそのようなことを微塵も感じさせない明るい好青年であった。私は安クンに日本と韓国のさらには米国をも含めた懸け橋になってくれるよう期待していた。人懐っこい笑顔と明るいキャラクターで「エアロファシリティーの安さん」はすぐに業界の有名人になった。だが一方、残念ながら韓国と日本は「近くて遠い国」になりつつある。「安クンでなければできない仕事」が見つけられなかった。申し訳ない◆安クンの次の職場がどこであるのか、私はまだ教えてもらっていない。今度こそ安クンの実力を思いっきり発揮できる場所であって欲しい。笑顔で、元気に、私の元から飛び立ってくれることを切に願っている。安クン、頑張れ! そして、ごめんなさい。

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2019年12月27日 ---- ボス

「失」

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今日は仕事納め。ヤケ酒に寄る二日酔い、日課となっている愛宕神社へのお参りもやめ、とぼとぼと会社に向かいながら「さて今年の漢字一文字は?」と考えた。「失」という字がすぐに思いついた。今年は「得」が少なく「失」の多い一年だった◆我が社では、期待していた幾つかの大きなプロジェクトをことごとく失注した。ヘリコプター業界としては台風で10機以上のヘリを喪失した。◆健康面でも多くを失った。多くの頭髪を失い奥歯も一本失った。ゴルフの飛距離も失い、視力聴力も減退した。増えたのはグチと心配事ばかり。いやトイレに行く回数も増えた◆ただ「夢」だけは失っていない。向こうに、小さいが確かな灯りが見えている。来年の漢字一文字は明るい字にしたい。

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2019年12月19日 ---- ボス

東京オリンピック もういいや

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またしても申し込んだすべてのチケットが外れた。来年の東京オリンピック「万一、全部当たってしまったらどうしよう。破産する」などと思いながら申し込んだが1回目も2回目も見事にすべて外れ。「もういいや」って気持ち◆このオリンピックは最初から何か私とはソリが合わない感じだった。①ザハ・ハディドのかっこいいデザインが採用されず隈研吾さんのどん臭いそして貧乏くさいデザインになってしまった国立競技場(隈さん、率直に言ってしまって、ごめんなさい) ②佐野研二郎さんのイカしたデザインを、ベルギーからのクレームに対して守り切れず、結局後世までお笑いものになりそうな市松模様のエンブレムになったこと(市松模様のデザイナーさん、言いたいこと言ってごめんなさい)③炎天下になる前の早朝の東京を走るはずだったマラソンが、経緯も分からず札幌を走ることになった。バカみたい。そして④いくら申し込んでもかすりもしないチケット。我が家から国立競技場までは歩いて行けるというのに、「来ないでね」と言われたみたい◆相性が悪い。「もういいや」という心境。世界各国から大勢のオリンピック観光客が集まるその時期、私はバリかタイかベトナムか台湾にでも行ってゴルフをしようかと考え始めた。きっとその時期、逆方向への飛行機は安いだろう。異国の地でゴルフしてビール飲みながらテレビでのオリンピック観戦、悪くない。ゴルフ仲間にまじめに相談してみよう。

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2019年12月18日 ---- ボス

敬語

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こんなメールが届いた。「(前略)年明けの1月〇〇日、弊社の〇〇と私で、年始のご挨拶にお伺いさせて頂きたく連絡させて頂きました。(後略)」◆どこまでへりくだれば気が済むのですか?と聞きたくなる。「ご挨拶にお伺いさせて頂きたく連絡させて頂きました」をおかしいと思わないのか?情けない。◆「年始の挨拶に伺いたいのですがキノシタ社長のご都合はいかがでしょうか?」で十分。

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2019年12月17日 ---- ボス

忘年会

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若い人たちと忘年会に行った。誘ってくれただけでも嬉しい。酒の席、若い人たちは心から弾け楽しむ。回りの席を気遣うこともなく大きな声でしゃべり笑う。後先(あとさき)を考えずに飲み、酔い、歌い、踊り、そして座席で眠る。「若いころはオレもこんなだったな」と懐かしくなる。ふと寂しくなる◆「ちょっと声を落として! 回りの席に迷惑だよ」と言おうとして、それを我慢した。「この程度の大声は忘年会では許容範囲かな?」と考え直した。◆オジサンとオジーサンばかりの忘年会が続く中、若い人たちの忘年会に混ぜてもらってパワーをいただいた。それにしても、「若いって素晴らしいな」とつくづく感じた。

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2019年12月16日 ---- ボス

罪と罰(その2)

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長男を刺殺したとして殺人罪に問われた元農林水産事務次官熊沢英昭被告の裁判員裁判で、東京地裁は懲役6年(求刑懲役8年)の判決を言い渡した。◆先週もこの欄で私は求刑の「懲役8年は重過ぎる」と書いた。判決は懲役6年だが執行猶予はつかなかった。なお「重過ぎる」と私は思う。彼は十分に反省しているし、社会的制裁も受けた。彼を収監しなくても彼が同じような罪を繰り返すことはない。◆その一方で「こいつ、懲役刑を終えて出て来てもきっとまた犯罪を犯すだろうな」というワルでも刑期満了になれば平気で野放しにする。「この人は絶対に悪いことは繰り返さない」という人でも懲役6年の実刑となる。◆罪と罰のバランスの悪さを感じる。

検察側は公判で、長男と同居を再開した5月に暴行を受け、殺害を考えるようになったと指摘し「強い殺意に基づいた悪質な犯行だ」とした。

弁護側は「殺すぞと言われ、自らの命を守るためとっさに刺した」と計画性を否定。発達障害があった長男を長年、献身的に支えてきたことなどを挙げ、執行猶予付きの判決を求めた。

熊沢被告は起訴内容を認めていた。

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2019年12月15日 ---- ボス

原発に代わるモノ

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気候変動枠組み条約会議(COP25)ではスウェーデンの16歳の環境活動家グレタさんが正論を述べ世界中のメディアから称賛されている反面、わが国を代表して出席した小泉環境大臣は何も言えずに内外の批判を一身に浴びる格好になった。◆我が国には多くの火山がありそのために常に地震の心配がある。東日本大震災で福島原発があのような大事故を起こしてしまった。どんなに基準を厳しくしたところでなかなか原発の復活は難しいだろう。◆「火山と地震のため」原発が難しいから、石炭依存を継続しなければならない、というのが我が国の役人や政治家の考えらしい。「火山と地震のため」に原発を止めるのであれば逆にその「火山と地震」を利用すればよい、と私は考える。答えは「地熱発電」◆世界で最も地熱発電に向いた火山が多いのに、温泉保護という問題のみで遅れている。現在、わが国の総発電に占める地熱発電の割合は0.2%。なんとも情けない。ちなみに同じ火山国のフィリピンは14%以上が地熱発電で賄われている◆COP25の場で「石炭利用を控え、地熱発電を推進していきたい」と小泉環境相が発言できたら我が国も「世界一環境問題にルーズな国(化石賞)」に選ばれることは無かったんじゃないだろうか?

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2019年12月13日 ---- ボス

週刊文春ミステリーベスト10

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毎年恒例の週刊文春ミステリーベスト10が発表された。私は国内作品の1位と2位、海外作品の1位を読んでいた。◆国内部門の1位は『ノースライト』(横山秀夫/新潮社)、2位は『罪の轍』(奥田英朗/新潮社)。これはおかしい。どう見ても『罪の轍』のほうが面白い。よく書けている。3位の『魔眼の匣の殺人』は昨年の1位『屍人荘の殺人』の続編と聞いた。ゾンビが出てくるような推理小説は1冊で十分。◆海外部門の1位『メインテーマは殺人』(アンソニー・ホロヴィッツ/創元推理文庫)はまあまあ。◆国内も海外も、この10年でミステリ作品の魅力は随分と落ちた。ミステリに限らない。魅力ある作品に出合うことが少なくなった。

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2019年12月13日 ---- ボス

罪と罰のバランス

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長男を殺害した殺人罪に問われた元農林水産事務次官、熊沢被告に、検察側は懲役8年を求刑した。「懲役8年は重すぎる」と私は感じた。◆「息子を殺したのだから懲役8年くらい当然」という声があれば「あれは息子が悪すぎたのだ。あんな悪ガキを殺しても正当防衛だ。もし熊沢さんが殺さなければ息子が近所の小学生を殺していたかもしれない」と被告を擁護する声もある。さらに「そうは言っても、そもそもあんなバカ息子に育てた親がダメなんだ」と親としての責任まで問う見方もある。難しい。◆親がどれだけ愛情を持って育ててもときどき悪魔のような子供が出てくる。週刊誌は「悪魔の子」が出てくると必ず「親の責任」を問う。宮崎某がそうだったしサカキバラ某もそうだった。親がきちんと教育していれば悪くならなかった子供もいようが、親が愛情を持って一所懸命に育てても化け物のような子もたまに出てくる。難しい◆私は罰の意味を考える。「悪いことをしたのだから」の罰と「二度と悪いことをしないように」の罰がある。さらに「悪いことをしたらこんな罰があるんだ」と世間に知らしめ、犯罪を減らすという目的もある。◆同じ「懲役8年」の罰でも「あっ、こいつ8年後に出て来てもきっとまた悪いことをするだろうな」というヤツもいれば熊沢さんのように「これ以上の罰を与えなくても二度と悪いことはしないだろう」という人もいる。◆熊沢さんに情状酌量を望む。

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2019年12月13日 ---- ボス

こんなに我慢してたのに たったこれだけ?

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トイレに行く回数が増えた。ほぼ毎晩、夜中におしっこで目が覚める。昼間の仕事中は接客や会議でなかなかトイレに行けず我慢を続け、やっと“朝顔”の前に立って「ふーっ」と息を吐いたあと「えっ、あんなに我慢していたのにたったこれだけ?」と情けなくなることがある。隣で用を足しているオニーサンは私が位置に着いたときにはすでにスタートしていたが私が用が終わり仕舞おうとしている頃もまだ勢いよく続いている。「オレだって、昔は、いっぱい出たんだ。いっぱい溜めることができたんだ」と思う。ゴルフの飛距離が落ちることよりもおしっこの我慢できる量が減ったことの方が寂しい◆今年、私と同世代の友人が3人も前立腺がんの手術をした。今や前立腺がんは「死」に直結する病ではなくなった。「死」ぬことはないのだが「おしっこの管理」がやや面倒くさくなることと「男性機能喪失」のリスクが高いことが問題だ。◆私の場合「男性機能」など持っていても使わないのだから、なくても同じことのようだが、実際は「使わなくても大切に残したいモノ」の第一番に上げたい。そこが盲腸とは大違いだ◆「おしっこがこんなに近くなって、オレも前立腺がんじゃないだろうか?」と心配しながら人間ドッグに入ったが「前立腺もまったく異常はみられません」とのことだった。おしっこが近いのは老化現象とのこと。いろんな機能が老化によって失われていく。徐々に、徐々に失われていく。寂しい。

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2019年12月12日 ---- ボス

「お伺いします」???

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幹部職員からメールが届く。「明日、15時にお伺いします。・・・」と書いてある。私はまた悲しくなる。「なんだ!『お伺いします』って?」◆若い営業マンだけでなく幹部職員までがまともな敬語を使えない。会話の中でつい「お伺いします」と言ったのならまだ許せる。社長あてのメールで「お伺いします」となると悲しくなる。彼はおそらく「おかしい」ことに気付いていない◆ひどいのになると「お伺いいたします」などと書いて来る。小学校で、中学校で、そして家庭で、あなたはなにを習ってきたの?と問いたくなる。基礎教育が全くできてなく、それでも「社会人になったら『やる気』で勝負だ!」などとバカな上司に教えられ「営業マンはとにかく言葉が大切だ。敬語を使え!」とバカな先輩に教えられると平気で「お伺いします」などとメールを送ってくる◆敬語をまともに使えないヤツばかりだから、ときどき「明日15時に伺います」とまともなメールをもらうとそれだけで「おっ、こいつ、仕事できるな!」などと勘違いしてしまう。

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2019年12月11日 ---- ボス

自分を追い込まない若い人

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我が社は「資格給」制度が充実している。他の会社では「合格したら一時金」というところを我が社では「合格したら給与アップ」になる。対象となる資格は専門的なものからTOEICまでいろいろある。合格したら月額給与が5万円アップするものもある。当然のことと思うが参考書代などは自己負担。少々カネと時間をかけても合格すればすぐに取り返すことができる◆会社からは「キミはこの資格にチャレンジしたら?」程度のアドバイスはする。「頑張れ」と応援はする。「試験が近づきましたので・・」と言われれば配慮する。ところが・・・◆誰も「試験が近づきましたので・・・」とは言わない。それどころか試験を受けること、受けたことも言わない。合格して初めて「〇〇試験に合格しました」と言ってくる。そりゃそれでいいのだが、なぜ事前に言わない?◆彼は「落ちました」と言いたくないのだろう。試験に合格しなかったら受験したことを内緒にし、合格したら「合格しました」と言って「資格給」のアップを申請する。つまり自分を追い込まないのだ。試験に落ちて「カッコ悪い」思いをしたくないのだろう◆自分を追い込んで、言い逃れ出来ない状態にしてチャレンジするのと、こっそり内緒で(逃げ道を作って)チャレンジするのではおのずと結果が違ってくる。何事にも「必死」にならない若い人たちに初老となった経営者は「歯がゆさ」を感じている。

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2019年12月10日 ---- ボス

やめるタイミング

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毎月2ページにわたって当社の広告を掲載してもらっていた業界誌。「広告宣伝費の見直し」ということで「来月から半分の1ページ広告にします」と担当者が連絡すると業界誌の責任者からひどく罵倒されあらぬ噂を流された。◆「来月から掲載を止めます」と言われても本来なら「分かりました。これまで長い間ありがとうございました。また機会がありましたら是非よろしくお願いします」と言うのがまともな人間の態度だろう。「止める」わけでもなく「減らす」ことすら許さない業界誌、私は「二度とその会社とは付き合うな」と担当者に指示をした。◆「なにか手伝わせてもらえないか」というので週に一回程度の簡単な仕事をお願いしていた業界OBがいる。数か月経って、あまりにも仕事をしてくれないので「来月でおしまいにしたい」と伝えたら彼は激怒した。「ご期待に沿えずに申し訳ない。これまでありがとうございました」と言われると思っていたのだが逆に激怒された。驚いた◆苦労せずに定期的に入ってきていたものがある日突然打ち切られるとデキの悪い人間は怒る。まともな人間はこれまでの厚情に感謝する。◆そういえば「期限つきの減税」も期間が終わり元に戻そうとすると「増税だ!」とマスコミは騒ぐ。デキの悪い国民も「増税だ!」と怒る。「もとに戻しただけじゃない、約束どおりじゃない」と言っても許してもらえない◆韓国だってそれまで恵まれた「ホワイト国」待遇を外されたら猛烈に怒った。人間も国も、それまでの厚情に感謝するよりも厚情がなくなることに怒るものなのか。品が良くない◆◆なぜ、そんなことを思ったかというと、これまで毎年お歳暮を贈っていた方で今年は「もうそろそろ止めてもいいんじゃない?」という人が数名いたのだ。彼らも「あっ、エアロから今年はお歳暮が届いていない。失礼だ!」などと怒っていなければいいな、と思ったからです。◆そういえばここ10年ほど毎年ある企業が12月になると「チューリップの球根」を持って来てくれていた。春になると我が家のベランダにキレイなチューリップが咲くのが楽しみだった。残念ながら今年は届かなかった。私は心の中で「これまでありがとう」と言った。今年はamazonで購入した。

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2019年12月10日 ---- ボス

カレンダー 壮大なゴミの元

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師走になり私共のような小さな会社にもご丁寧にいろんな方が年末の挨拶にいらしてくれる。銀行や重厚長大産業の方々は今年も変わらずカレンダーや手帳を持ってくる。黙って笑顔で「ありがとうございます。来年もよろしくお願いします」と頭を下げてカレンダーを受け取るのが大人なのだろうが、天邪鬼(あまのじゃく)な私は毎年「大変失礼なのですが・・」とクレームを付ける。◆A1サイズ、12カ月の1枚カレンダー、今どき誰が喜ぶのか?もらって喜んでる人はどう考えても「センスある人」とは言えない方だろう。大分の田舎の大きな家で一人暮らしをしていた80歳を超えた頃の私の母親なら「あら、ありがとうね」と本気でいい、台所の壁に張ったかもしれない。東京の狭いマンションやアパートにこんなカレンダーを貼るとみじめになる。オフィスに銀行のカレンダーを貼っている会社は資金繰りに苦しみ銀行にゴマすりを続けなければならない会社くらいだ。おそらく1%も壁に貼られることは無いだろう。◆私の会社では、年末にいただいたカレンダーや手帳を箱に入れ「どなたでもどうぞ」と社員に持って帰らせる。誰も持って帰らない。年が明け、15日頃に大量のゴミと化す。さて日本中でどれだけの「カレンダーゴミ」「手帳ゴミ」が1月に処分されるのだろう。◆「相手がもらって『嬉しい』と思わないようなものをお土産に持っていくな!」と私は社員たちに言っている。銀行や大手建設会社や重厚長大産業の営業マンは、なぜ、いつまでもこんなセンスのない営業を続けているのだろう?恥ずかしくはないのか? ◆表では「エコ」だとか「ゴミを減らしましょう」「資源を大切に!」などとキレイごとを言い、そういうハナから大量のゴミの元を笑顔でばらまいている。チコちゃんじゃないが「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と言いたい。

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2019年12月09日 ---- ボス

松本ちえこさん 逝く

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高校生の頃、受験勉強の合間、テレビから毎日楽しい曲が流れていた。「まんまる顔のオンナの子は いいツマになれるって 私ってなれそう ね バスボン」資生堂のCMソング、可愛い少女が歌っていた。私よりも2,3歳年下だった。松本ちえこさん◆それから40年経った一昨年、友人が「銀座に楽しい店があるから付き合ってくれ」と言う。小さな小さな店だった。居心地の良い店だった。常連さんたちでいっぱいだった。そのバー「わらじーず・バー」のオーナーが松本ちえこさんだった。可愛いかった少女の頃の面影は残るものの、どちらかと言えば場末のスナックのママという感じ。幼さも、色気も、過去のものだった。タバコをプカプカ吸っていた(と記憶している)。でも感じ悪くはなかった。楽しく会話した。◆上手な歌手が小さなカウンターで昭和歌謡を歌っていた。盛り上がっていた。楽しかった。「また行きたい」と思っていたが行けなかった。◆あの松本ちえこさんが亡くなった。早すぎる死。もう一度、一緒に飲みたかった。若すぎる。

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2019年12月06日 ---- ボス

「だから なんなの?」 「それで なんなの?」

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営業のため出張する社員が多い。「勉強のため」などと言って講演会や学会に参加する者も多い。お客様や同業者と楽しく会話をすればそれで「仕事をした」と思っているようだ。困ったものだ。◆そこで「営業で客先を訪問したり講演会に出席したらレポートを出せ」と指示をした。やっと最近、各人がレポートを出すようになった。このレポートの程度が低すぎる。「いつ、どこで、誰と、何を話したか」は書いてある。それだけ。「考察」がないのだ。◆「だから なんなの?」「それで なんなの?」「次に どうするの?」「あなたは どう感じたの?」「なんで 〇〇を提案しないの?」 矢継ぎ早に問うても「はぁー?」と答えるだけ。これでは御用聞きにもならない。◆徹底した社員教育が必要だ。

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2019年12月05日 ---- ボス

初冬の枝に色あり

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毎朝、愛宕神社に神頼みをする。愛宕名物86段の「出世の石段」通称「男坂」を上り、手水を使い、お賽銭100円を納め、もろもろを祈願する。私の他に人がいるようだったらごく短く、誰もいないときには多くを願う。通称「女坂」を下りる。「男坂」は「出世の段」なので上るのはいいが下るのは寂しい。◆愛宕神社の前の通りがそのまま「愛宕通り」だ。春、ここの桜は見事だ。私は桜吹雪に酔いながら通勤できる幸せを感じる。さてその桜、初冬の今はというとこれがまたキレイ。落葉の前、黄色くなった葉が美しい。私は黄色いトンネルをくぐりながら我が国を「観光立国」として発展させるための方策などを考えている。

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2019年12月05日 ---- ボス

楽に死にたい

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死ぬのは怖い。とても怖いが、それでも若いころに比べればいくらか怖くなくなった。死に方が問題。眠っているときにふうっーと死ねるのなら今夜死んでもいい。やり残したことはまだまだあるが、人としてまあまあのことは仕上げたと思っている。要は「楽に死にたい」ということ。◆「あと半年の命です」などと告げられると怖い。小心者の私は間違いなく半年間悩み苦しむ。身辺整理をする猶予期間をいただけることはありがたい、などと言う者もいるが私はきっと動揺してなにもできないまま半年を過ごすだろう。怖すぎる。◆かと言って事故死もイヤ。父親を目の前で、交通事故で失った身として同じ死に方はしたくない。認知症や半身不随などの長患いは最も避けたい。認知症や半身不随で頑張っている方やそのご家族には大変失礼な言い方になって申し訳ないが、私は認知症や半身不随で長患いして長生きするよりも今夜眠るように死ぬ方がはるかに幸せな人生だと思う。自分の葬儀の席で「キノシタさんは、晩年は〇〇でご苦労されましたが・・」と言われる人生が私にとっては最悪のシナリオ。楽に死にたい。◆先月、女優の木内みどりさんが69歳で急逝した。前日まで元気。広島で行われた「懇親会で楽しく語り合った後、歩いてホテルに戻った。その数時間後、部屋で亡くなっているのが見つかる」(週刊新潮より)・・・若過ぎる死ではあるがこの記事を読んで「私もこんな死に方をしたい」と思った。

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2019年12月04日 ---- ボス

秋の枝に色あり

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「春の枝に花あり。夏の枝に葉あり。秋の枝に果あり」と言う。そして「冬の枝に慰みあり」と続く。私個人的には「秋の枝」には「色彩(いろ)あり」というのもいいな、と思っている。◆師走になり新虎通り(別名マッカーサー通り)の街路樹も葉を落とし始めた。「イロハモミジ」や「トウカエデ」はまだ赤や黄色に輝いている。愛宕神社に毎朝「神頼み」をしたあと私は「色ある枝」や「慰みある枝」を眺めながら新橋の会社へ向かう。◆虎ノ門方面に向かうアタマの悪そうな若者と何度もぶつかりそうになる。彼らは決まってスマホを見ながら歩いている。朝の出勤途中に小さな画面を見ながら歩く奴ら、出世することはないだろう。

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2019年12月03日 ---- ボス

人の話を聞け!

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同窓会で「一人1分で近況報告を」ということがある。最近、面白くない報告は「孫ができました」というヤツ。「どうでもいいよ、そんなこと」と心の中で思いながらも一応「オメデトウ!」などと声をかける。そんなとき「オレは二重人格だな」などと思う。報告でもっとイヤなのが長々としゃべるヤツ。「一人1分」っていうのだからせめて2分以内にまとめろ!と言いたくなる。面白くもないことを4分も5分もしゃべるヤツがいる。決まって仕事のできないヤツだ。そしてもっともっと嫌なのが人の話を聞かないヤツ。自分の順まではおとなしくしていて、自分がしゃべったあとは人の話も聞かずに隣の人に話しかけてるヤツがいる。嫌い。人が話しているときは人の話を聞け!と言いたい。◆先日、ある立食パーティーに参加した。新理事長が挨拶をしている。「この会が創設されまして早20年になります。その間・・・・」私は新理事長がどんな話をするのか興味を持って聞いていた。私の後ろで私に話しかけてくるヤツがいた。「新理事長が挨拶しているんだ、オレに話しかけてくんな! 黙って話を聞け!」と言いたかった。相手が年下だったり、或いはうちの部下だったら口に人差し指を立てて「今は聞きましょう」合図を送るところだが、今回は相手が悪かった。私に話しかけてくるのは旧理事長なのだ。さすがの私も旧理事長に向かって「新理事長が話していますよ。聞きましょうよ」とは言えなかった。しゃべり続けるうるさい旧理事長に向かって笑顔で(それでも黙って)相槌を打ちながら、新理事長の発言に耳を傾けていた。◆5年前、ある会社のパーティーで全く同じようなことがあった。壇上で新社長が挨拶しているのに、よりによって旧社長が私のところにやってきて「やあキノシタさん、お久しぶり。お元気そうですね。あの件は順調に進んでいますか?」などと聞いて来る。質問されると答えないわけにはいかない。笑顔で黙って頷けば済むことではなかった。辛かった。◆パーティーのとき、壇上でどなたかが話していたらみんな静かに話を聞きましょう。

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2020年04月03日 ボスの
スケジュール
  • 午前空飛ぶクルマポート
  • 午後神谷町の歯科で奥歯インプラント
  • 夕方直帰
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