2021年05月の記事一覧

2021年05月28日 ---- ボス

占いと神頼み

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AかBか、決断を迫られることがある。どちらにしようか迷ったときには占い師に診てもらう人が多い。私の周りにも、経営者や政治家など多くの友人知人が占い師に助言をもらいながら方向を決めている。戦国時代の武将たちも多くが専用の占い師を召し抱えていたと聞く◆私はAかBか迷ったときには(占い師ではなく)多くの人に相談し、最後は自分で決める。自分で決めたうえで「神様、仏様お願いします」と神社や仏閣を回る。「自分で決める」といえば聞こえがいいが実は決め切らずにズルズルと先延ばしになってしまうことも多い。◆私の親しい友人でもある若い経営者は神も占いも信じない。スパっと自分で決断する。決断したらまっしぐら。失敗だったら「自分の判断が間違っていた」と素直に認めるだけ。彼は、神頼みなんて絶対にしない。これはこれでカッコイイ。◆60歳代も半ばになるがまだまだ迷うことが多い。AにしようかBにしようか。「神頼み」と「ずるずる先延ばし」の案件が溜まってきた。こんなことじゃだめだな、と思っているがどうしていいのかわからない。そろそろ占い師さんに相談してみようかと思い始めている。

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2021年05月27日 ---- ボス

オリンピックの契約の仕組み

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昨夜テレビの報道番組を観ていたら弁護士であり立教大学の教授でもある早川吉尚さんがとても分かりやすく「契約」に関して説明していた◆①オリンピックを開催するのはIOC  ②東京都はIOCに対し「その期間中に施設を提供する」という契約をしている ③だから東京が「オリンピックを中止する」という判断はできない ④東京ができるのは「施設を提供しない」との判断のみ ⑤「施設を提供しない」となれば東京は契約不履行となり、損害賠償の責を負う。 ⑥IOCの損害額は1兆円近くになるかもしれない・・◆と言うもの。「そういうことか」と私は初めて納得した。IOCが「オリンピックを中止します」と言い出せば東京都は契約不履行にはならない。どちらが先に言い出すかで1兆円近くのカネの流れが変わる。◆世の中では「正義の使者」のような人たちが「1兆円よりも一人の命」と正論ぽいアホなことを声高に叫んでいいるが、そんな単純なものではない。◆私は今月中に「緊急事態宣言の延長」と同時に「オリンピックの中止」が発表されるのだろうと思っていたが、どうやら私の予想は外れそうだ。◆しかし大変な決断を迫られる小池知事も菅総理も本当に大変だ。こんな状況で東京都知事や日本国の総理をやらなければならないなんて、可哀そう。リーダーって大変だ。頑張ってください。

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2021年05月25日 ---- ボス

「さざ波」発言の是非

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日本国内のコロナ感染状況を、欧米と比較して「さざ波」程度と表現し、批判を浴びていた経済学者の高橋洋一氏が内閣官房参与を辞任した。◆私はこの高橋さんをもともと好きではなかったしテレビに出て偉そうにものを言える立場の人だと認めていなかった。だが、それにしても今回の「さざ波」発言で辞任しなければならないとは思えない。確かに適切な表現とは言えないかもしれないが欧米とは感染者数が一桁違うことは確か。「さざ波」という表現もできようと思う◆森喜朗氏の「女性は話が長い」発言、佐々木宏氏の「渡辺直美をオリンピッグに」とのlineでの発言など、「良いか?悪いか?」と聞かれれば多くの者が「悪い」と答えるであろうことを、それらの発言が「閉ざされた内側の者にだけ向かって発せられていたもの」だったのに、それをことさら公にして「〇〇さんがこんなこと言ってますよー。皆さんどう思いますか?私はとんでもない発言だと思います!」と大声で叫ぶ奴がいる。だれかが叫ぶと乗り遅れまいとばかりにまたほかの誰かが叫びだす。そういう奴が多い。声がだんだん大きくなる。「正義の声」のようになってくる。「正義の(フリした)声」は、それら不用意な発言を「不愉快だ!」「相手のことを考えていない」「上から目線だ!」とこき下ろす。◆これでは有名人は本音をなにも発言できなくなる。「これ言っても大丈夫かな?」といちいち心配しながら無難なことしか言えなくなる◆私は、高橋さんは嫌いだけど、今回の「さざ波発言バッシング」は令和の言葉狩りの一つだと思う。少々間違った発言するヤツがいても「俺はあいつが嫌いだ」くらいで済ませるべきじゃないのかなあ?

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2021年05月24日 ---- ボス

煩わしい「させていただきます」

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リモート会議が多い。なぜか「〇〇協議会」という会議が最近多くなった。私はリモート会議が苦手だからほとんど発言しない。参加するだけ。聞いているだけ◆聞くだけなのだから文句を言えた義理じゃないのだが「〇〇協議会」を聞いていると必ず不快に思うことがあるので敢えてここで苦言を呈する。進行役の「不要な敬語」、なんとかならないものだろうか◆「私は本日進行役を務めさせていただきます〇〇省の〇〇の〇〇と申します。」にはじまり「本日は是非、ご活発にご議論いただきましてこの協議会が・・・」と続く。少し話題が進むと「ここまでを整理させていただきますと・・・」などとなる。◆「私は本日進行役を務めます〇〇省の〇〇です」で十分だし「ここまでを整理しますと・・」の方がはるかに分かりやすい。◆「させていただく」なんて変な日本語はそろそろ止めにしましょう、と誰か声高に言ってほしい。そういうのが本来のマスコミの仕事なのだろうが、マスコミの連中はそういうまともな意見には興味がないようだ。

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2021年05月21日 ---- ボス

これでは偉くなりたくない。

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親しい友人が大企業の社長になった。「おめでとう」と声をかけたが彼は全く嬉しそうではない。「憂鬱だ」と言う。「そりゃ楽な仕事じゃないがキミの経験と能力と人脈をいかせばきっとうまくいくよ」と励ましたら意外な返事が返ってきた。「仕事の悩みよりもプライバシーに関する心配の方が大きいよ」と言うのだ。そして「会社のために一生懸命に頑張るのはいいんだけど社長にだけはなりたくなかったなあ」と繰り返す。そして「社長になるとどこに誰の目があるか分からない。ヘンなことはできない。自由がなくなる」と言う。私は彼の気持ちがよく理解できる。彼は私生活でも真面目な男なのだが、それでもフライデーやSNSを気にする。かわいそう。◆スマホを利用している人間で「中身を誰に見られても問題ない」と言える人はまずいないだろう。人はだれでも他人に知られたくないことがある。私のように「道徳が大切」と社員に熱く訴えている者ですら、叩けばホコリが幾つも出てくる(かもしれない)◆ごくごく限られた人間の中での話と思っていたことがなぜか外に漏れ週刊誌に載ることがある。芸能人、政治家、有名スポーツ選手、大企業の社長などがターゲット。◆「文春」も「新潮」も「フライデー」も、卑しい記者たちは、人の「非」ばかりを責め立てる。自分は聖人君子であるかのような口調で人を責める。誰にも迷惑をかけていなくても「彼は、こんなことをしていますよー」と騒ぎ立てる。全く腹が立つ◆これでは「政治家」や「一流スポーツ選手」や「大企業の社長」や「医師会の会長」になりたいと思う人がいなくなる。すでに「政治家」を目指すまともな大人はいなくなったような感じだ。

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2021年05月20日 ---- ボス

無神経なマスコミ 駒大アンカー可哀そう

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「50歳のオヤジが18歳の高校生をカネで買った」というなら事件だろう。「20歳の大学生が、女子高校生を無理やり犯した」ならこれも事件だ。だが今回のはそれら事件とは全く異なる。健全な20歳の大学生が17歳の女子高校生と知り合って「やった」というだけ。最初、女子高校生は「18歳」と偽っていたそうだ。なにが悪い?◆テレビのバラエティーなどではよく「初体験は何歳でしたか?」などと聞き、若い女性は照れることもなく「15歳、中三のときでした」などと答えている。東京ではおそらく10%を超える女性が高校時代に初体験を済ましている。いや、もっと、はるかに多いのかもしれない。神奈川ではどうやら「20歳以上の大人が」「18歳未満の青少年と」性交すると犯罪になるようだがどう考えてもナンセンスだろう。◆「ナンセンスかもしれないが条例なのだから違反したら罪だ」という何も考えないバカな意見をお持ちの方も多かろう。百歩譲って今回の件を「罪」だとしても、その罪に対してここまで大きな「罰」を報道機関が勝手に行うことは許せない。はっきり言う。この報道は私刑(リンチ)だ! 箱根駅伝でゴールテープを切る映像を見せて「このヒーローは実は・・・でした」とばかりの報道。ひどすぎる!◆20歳の若者が17歳の女性と知り合い、二人が「したい」と感じたことをしただけ。誰にも迷惑をかけていない。なのに彼の名誉は大きく傷つけられた。あまりにもひどいニュースに私は怒っている◆この健全な若者よりは「交差点でタクシーを停める客」「道路脇にビールの空き缶を置いていくヤツ」「アパートの自室でどんちゃん騒ぎするヤツ」のほうがはるかに悪い。◆可哀そうな駒大アンカー(あえて名を伏せます)クン、頑張れ! 僕はキミの味方だ。就職活動に影響あるならば当社へおいで。大好きな陸上競技生活は送れないがそれでもよければうちへおいで。

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2021年05月18日 ---- ボス

市長がワクチン接種してなにが悪い?

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全国各地で市長や町長が優先的にワクチンを接種したことが批判されている。「医療従事者ではないではないか!」「高齢者がまだ接種できていないのに抜け駆けだ!」などとさもしいくだらない批判のオンパレード。批判された市長や町長は「キャンセル分を接種しただけ」だとか「市立病院の監督責任者だから医療従事者だ」などと言い訳に忙しい◆私は市長や町長が優先的にワクチン接種してもいいと思う。そのことが批判されることの方が不思議に感じる。◆その市長が65歳未満かもしれないし医療従事者ではないかもしれない。それでもその市、その町のトップなのだ。みんなから選挙で選ばれたリーダーなのだ。リーダーが倒れるわけにいかない。リーダーにはそれなりの責任と義務と権利がある。◆「市長、町長は優先的に摂取する」と明文化されていないのだから彼らが先に打つのはおかしい、などと言うやつはただのひがみ根性の持ち主。その「ひがみ」を隠して、自分は「正論」を言っているとして、些細なことで激しく権力者をいびり倒そうとする国民が増えた。我が国の民度は日に日に低くなっていっているように感じる。

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2021年05月17日 ---- ボス

佐伯鶴城の校長

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「豊後の三筆」と言われた書の達人、狩生熊義先生が、私が佐伯鶴城高校に入学したときの校長だった。当時、鶴城では毎週月曜日、グラウンドで全学年参加の朝礼が行われており、校長の訓辞を聞き、朝礼の最後には全員で校歌を斉唱していた。皆、鶴城の校歌が大好きだった。狩生校長の話は高校1年生の私には少し難しいものだった。◆2年生になると狩生校長は退官され新しい校長がやってきた。新校長は最初の朝礼で「みなさーん、おはようございます。元気ですかー?・・おやっ、返事が聞こえないよ」と言い、再度「元気ですかー」と問いかけた。生徒たちは笑顔で「元気でーす」と答えた。新校長は一発で生徒たちの心を掴んだ、ように見えた。◆その日、朝礼後、最初の授業が私の尊敬する大好きな先生であるカッパ先生の化学であった。カッパ先生は本当は河野(かわの)先生なのだが歴代の生徒はみな「カッパ先生」と呼んでいた。頭頂部に髪がなかったためついたあだ名のようだった。鶴城の歴史に残る名物教師であり生徒全員から慕われていた。そのカッパ先生が教室に入ってくるなりいきなり怒った。「今度来た校長、あれはバカなんじゃないんか?なにが『みなさん元気ですかー?』だ!」と言い出した。私を指さし「のお、キノシタ。なんでお前は『おれたちは小学生じゃねえよ』と言い返さんかったんか?!」と言うのだ。そして「高校の、それも『県南の雄』と謡われる鶴城の校長はお前たちに天下国家を語らんでどうすんのか?狩生校長はいつも天下国家を論じとったじゃねえか。高校の校長は生徒を尊重し生徒を高い場所へ誘っていくことが使命なんじゃ。」と延々20分以上も校長の姿勢に関する話が続いた◆私は新校長も嫌いではなかったが、カッパ先生のおっしゃることも理解できた。そして私は誰よりもカッパ先生が大好きだった。◆教師は私の目指す職業ではなかったが、将来、人前で訓辞を垂れることがあるならば私も狩生校長のように天下国家を語れる大人になりたい、と強く思った。

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2021年05月13日 ---- ボス

紀州のドンファン殺し、有罪にするのは無理だろう

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紀州のドンファンと呼ばれる品のないスケベな爺さんが、これまた品がなく道徳観の欠如した若いカミさんに殺されたようだ。世の中の多くの方と同じように私もまたあれは間違いなくカミさんが殺ったのだろうと思っている。◆和歌山県警はよく逮捕まで漕ぎつけた、と思う。よく頑張った。だが、さて、この状況証拠のみで公判を維持できるのだろうか?私は無理と見ている。少なくとも殺人罪での立証は極めて困難だろう。◆拷問すれば自白するのだろうが、現代社会において拷問に近いことは許されない。彼女は「私は知りません」と言い通せば数週間後にはシャバに出られることだろう。◆その時に我が国のマスコミはどのように反応するのだろうか?今から気になる。

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2021年05月12日 ---- ボス

マナー

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10年前まで千葉市の幕張に住んでいた。娘も息子も東京の私立中学に通いたいという。私は条件を出した。電車内のマナーに関すること。娘には「電車の中では何も食べてはいけない」と、息子にはさらに「車内に一人でも立っている人がいたら、たとえ席が空いていても、キミは座ってはならない」◆娘に対して「何も食べてはいけない」と言ったことは少し厳し過ぎたと思い後に「ポッキーくらいなら食べてもいい」と変更した。この注意は彼らが高校を卒業するまで何度も確認した。彼らは「守っているよ」と答えていたが実態は分からない。要は「人様に迷惑をかけない。人様に不快な思いをさせない。人様が気持ちよくなる行動を心がける」ということを彼らに教え込みたかったのだった。◆話は今に飛ぶ。サウナやゴルフ場の風呂のマナーに関して。大浴場の中の洗髪用個人ブースにはシャンプー・リンス・ボディソープのボトルが並び椅子に洗面器が伏せて乗っている。私はブース使用後は各ボトルのラベルをこちらに向けて綺麗に並べ椅子の上に丁寧に洗面器を伏せて乗せその後私が飛ばした泡が残らないように鏡やその周りブース全体ににシャワーをかける。「来た時よりも美しく!」の精神だ。ところがゴルフ場だろうが新橋のサウナだろうが、私以外の人でそのようなことをしている人を見たことがない。女性は知らないが男はみんな使いっぱなし。紳士はいない。なさけない。「ゴルフは紳士のスポーツ」などと言うがゴルフ場に紳士はほとんどいない。(この文を読んでいるあなたもきっとそうでしょう?明日から気を付けてくださいね。)

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2021年05月11日 ---- ボス

「ダメ!」なんて誰でも言える。批判よりも提案を!

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所有している株の処分に関してお父さんとお母さんの意見が異なった。お父さんは「今がピークだ。売ろう」と言いお母さんは「あと1年は上がるわよ。売るのは1年後」と言った。お父さんはお母さんの意見を無視して翌日、全株を売却した。売却した1年後、その株価は2倍になっていた。お母さんはお父さんに「あなたの間違いだ、謝ってよ!」と言った◆ツーアウト、ランナー3塁。今投げている投手を交代させるかどうかで監督とコーチの意見が異なった。監督は「もう限界だ。投手を交代させよう」と言いコーチは「いえいえ次のバッターとは相性がいい。このまま投げさせましょう」と言った。監督はコーチの意見を聞かず投手を交代させた。リリーフ投手は初球を打たれて点取られた。コーチは監督に「あなたの間違いだ、謝ってくださいよ」と言った◆この株式の話と野球の話。同じようで全く違う。株式の話は確かにお父さんの間違い。だが野球の話は分からない。もし投手交代せずに続投させていたらもっとひどい結果になっていたかもしれない。ホームランを打たれたかもしれない。「もし」に関してはどうなったかが分からないのだ。「点を取られた」という事実だけで「監督の采配ミス」と断じることはできない◆コロナに対する政府の対応。野党はこぞって「菅総理の判断ミスだ!」と言う。「そんなの分からないよ!」と私は菅総理を庇う。人がやったことを偉そうに「ありゃダメだ。失敗だ。責任取れ」という輩が多い。否定する前に協力してみたらどうだ?批判よりも提案を!

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2021年05月10日 ---- ボス

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「人を殺したかった」という理由で本当に人を殺すヤツが時々ニュースになる。とんでもないヤツだ。私は、個人的には「もうしわけないが”死刑”にしてあげるべきだろう」と思う。世間では彼のことを「とんでもない自分勝手な極悪人」と言う。私は「かわいそうな鬼」と思う。◆普通の人間は「人を殺したい」などという欲望を持たない。「人を殺したい」などとの欲望を持つのは教育や環境の問題ではなく、神様の間違いの結果なのだと思う。科学的に言うと「数千万に一回起こる間違い」なのだろう。◆「人を殺したい」そんな欲求を持って生まれてきたことが可哀そう。ただ「欲」だけはどうしようもない。教育で欲をなくすことなどできないだろう。「欲」を我慢することを教えても「欲」はなくならない、と思う。◆「幼い子供にイタズラしたい」などとの妙な人間として間違えた欲求を持って生まれて来た者はさらに多い。「自分はこんなヘンな欲を持つことなく生まれて来て良かった」と思う。◆「人を殺したい」とか「幼い子供にイタズラしたい」など妙な欲求を持って生まれた彼らを可哀そうに思う。かわいそうに思うがだからといって優しくするわけにもいかない。

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2021年05月06日 ---- ボス

『青春の門』

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緊急事態宣言下であった昨年のゴールデンウィーク、私は40年ぶりに三島由紀夫の『豊饒の海』を読み返していた。そして今年のゴールデンウィークもまた緊急事態宣言下。今年は50年ぶりに五木寛之『青春の門』を読み返すことにした。◆中学2年生の夏だった。佐伯市の二階堂書店で私は大佛次郎の『赤穂浪士(上・下)』と五木寛之『青春の門』、3冊の文庫本を購入した。本屋を出たところで社会科の教師、佐藤丞先生と出会った。「おっ、キノシター、何買ったんだ?」と先生が私の購入した本を指した。私はそれを先生に見せた。「ほー、さすがキノシタやね。」と言って先生はニコッとされた。約50年前の記憶だがはっきりと覚えている◆初めて『青春の門』を読んだとき、私はそこに書いてあることをはっきりと理解できていなかった。背伸びして読んでいたのだろう。少年の「性」を私はこの本と同時進行で学んでいったように思う◆昨年40年ぶりに読み返した『豊饒の海』はストーリーをおぼろげに覚えていた。今年50年ぶりの『青春の門』は「性」に関するところどころのエピソードは覚えていたがストーリーに関しては全くの初読という感じであった。楽しく読んだ。◆コロナ禍でも何かを得る。私は純情だったあの頃を思い出していた。

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2021年05月05日 ---- ボス

残念だが諦めた。オリンピックは無理だろう。

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ゴールデンウィーク中も、7月の開催に向けて懸命に頑張っているオリンピック関係者やアスリートの方々には申し訳ないが私は「もう無理だろう」と思うようになった。◆つい先日までは軽々と「中止するべき」と発言し政府を批判する無責任な人たちに対して「一所懸命に頑張っている人たちの身になれよ!」「そんな簡単に中止などと言うなよ」と思っていた。「なんとしても開催するんだ!」と強く思っていないと瓦解してしまう◆私が諦めたのは「ボランティアでの医師200人を募集」ということを聞いたから。聞いた瞬間「もう無理だ」と思った。「今ごろこんなことをやっているのか」とガックリときた。開催できるかどうか分からないのに今ごろ募集をかけてどうすんの?◆さて、どのタイミングで「やむなく中止」と発表するのだろうか? 言い出すのは小池さんか菅さんか?あるいはバッハさんに言ってもらうのか? きっと今ごろ3人で腹を探りあっているのだろう。「先に言われたときはどのように対応しようか?」「自分から言い出すべきか?」◆普段は政府を貶すマスコミに腹を立て政府を庇うことが多い私なのだが、オリンピックだけは政府を擁護する気になれない。あまりにもリーダーシップに欠ける東京都と日本国政府だと思う。◆さてゴールデンウィーク明けに「中止」の発表をするとマスコミは「遅すぎる決断!」などとまた激しく非難するのだろう。それもどうかと思うよ。「今回は不幸にもコロナのせいで悲しい結果になった。これに負けず国民が団結して頑張ろう!」などということはないのだろうか。私は前向きにとらえたい。◆中止発表は早い方がいい。

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2024年12月20日 ボスの
スケジュール
  • 午前虎の門病院屋上ヘリポート見学
  • 午後事業計画見直し
  • 夕方麻布十番某所で会食
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