2022年02月の記事一覧

2022年02月28日 ---- ボス

一番好きな日 2月末日 なのだが・・・

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「一年の中で好きな日を一つ上げよ」と言われたら私は「二月末日」と答える。なぜか?それは「明日から三月だから。嫌いな二月とやっと別れられるから」とのんびりした話をしたいところでもあるが残念ながらそうはいかない。プーチンがあまりにもひどいことをやっているから◆とうとう昨夜には「核の使用」までちらつかせ始めた。まさに狂人。21世紀のヒトラーだ。国の権力を一人の人間がすべて掌握してしまうと、そしてその期間が長いと、こういう恐ろしい状況が生じてしまう。誰もプーチンやヒトラーに「それは間違っていると思います」とは言えなくなってしまう。◆週末、今回のウクライナ戦争に関する情報番組をずっと見ていた。その中で最も私の興味を引いたのがロシア情勢に詳しい筑波大学・中村逸郎先生の話。中村先生は「プーチンは数年前からパーキンソン病に犯されておりそれが明らかに進行している」と指摘。その病がプーチンを焦らすのかあるいは性格が変わるのか・・ということを説明していた。◆パーキンソン病のことは詳しく知らないが病や老いがその人の性格を変えることはよくある。私の母は晩年軽い認知症に罹ったが私は母の記憶障害よりも性格の変化に戸惑った。私が知っている母ではなくなったことが悲しかった。◆中村先生は「恐らく何かの病気がプーチンの性格を変えてしまったのだろう」と話していた。有能なリーダーが病気で狂人になる。自由主義世界なら当然リーダー失格となるのだが、専制国家では「狂ったリーダー」が誕生する。プーチンは明らかに狂ったリーダー、21世紀のヒットラーだ。◆世界にはまだ複数の次世代のヒトラー候補者がいる。恐ろしい。

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2022年02月25日 ---- ボス

世界は今後100年は持たないだろう

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恐らくみんな感じてはいるのだろう。口に出すのが怖いだけだろう。私も怖い。だが敢えて言う。「世界はあと100年は持たないだろう」と。◆温暖化現象とコロナ禍だけでアップアップしているところへロシアのウクライナ進行。この蛮行に対し、ロシア国民は万歳を叫び、中国政府も「ロシアの事情も分かる」といったコメントを出している。恐ろしい。◆香港を完ぺきに自国の統治下においた中国は、遠くないうちに台湾と尖閣諸島を取りに来る。そのあとは沖縄だ。恐らくアメリカをも巻き込んだ大戦争が始まる。今後10年で始まらなくても必ずいつか始まる。できることなら、そうなる前にあの世に行きたい。戦争で死ぬのは嫌だ。◆自分は先に死ぬことができても、今の若い人たちが可哀そう。なにもできない自分がはがゆい。

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2022年02月22日 ---- ボス

『国宝』ロス

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もう当分の間、読書はいいか。そんな気分である。そんな気分にされてしまうほど素晴らしい本であった。これほど読書を楽しませてくれる本には滅多に出会うことがない。◆「豊饒の海」三島由紀夫、「青が散る」宮本輝、「優駿」宮本輝、「青春の門(筑豊編)」五木寛之、「ノルウェーの森」村上春樹、「69」村上龍、「翼はいつまでも」川上健一。これら私の人生を確実に大きく変化させた歴代の名著に並ぶ素晴らしい本に60歳を越えて出会えたことを大変うれしく思っている。◆その本は『国宝』(吉田修二)。私と近い感性をお持ちの方なら恐らく皆、私と同様に震えながら感動し、読み進めることだろう。◆吉田修二の本では『横道世之介』が大好きだった。2010年の本屋大賞では私は「まちがいなく『横道世之介』」と予想した。ところが大賞は『天地明察』(沖方丁)、2位『神様のカルテ』(夏川草介)だった。『横道』は3位だった。このころから私は「本屋大賞」を信用しなくなった。◆さらに『国宝』。この『国宝』は2019年本屋大賞にノミネートすらされていない。(全国の書店員さん!もっとしっかりしなくちゃね!)◆私はこの『国宝』の魅力を上手にお伝え出来ないが、興味ある方は是非「国宝 吉田修一」と検索して読んだ方の感想を確認してみてください。超オススメの本です。私はしばらく「『国宝』ロス」で読書をする気になりそうにありません。

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2022年02月15日 ---- ボス

お礼と感想 = 事後報告の大切さ

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役所に勤めている友人A君と飲みながら仕事の話をしていた。「キノシタくん、それだったら僕がBさんを紹介しますよ。Bさんならきっとキノシタくんに良いアドバイスをしてくれるでしょ」ということになった。後日、私は電話でアポを取りBさんの会社を訪問した。仕事には繋がらなかったがBさんは親身に私の話を聞いてくれた。Bさんと別れたあとすぐ私はA君に電話した。「Bさんのところ行ってきたよ。うん、すごいいい人だった。残念ながら仕事には繋がりそうにないけど、とても勇気をもらったよ。素敵な人を紹介してくれてありがとう」と◆この事後報告ができない人が多い。うまくいったかどうか、は問題ではない。紹介してくれたことに対する感謝を伝えなければならない◆コロナ禍ではあるが会食の機会は多い。私は会食後にお土産を渡すことが多い。もらうことも多い。いただいたものはまずは自分で食べる。自分で食べなければ感想を伝えられない。心のこもったものをいただいた時には必ず感想を伝える。「僕には少し甘すぎたけど、娘は『これ超おいしい!』って大喜びだったよ」などと伝える。◆昨日はバレンタインデー。多くの男性はいくつかプレゼントをもらったことだろう。ホワイトデーでのお返しが目当てのいやらしいプレゼントは無視してもかまわないが、彼女が一所懸命に選んでくれたものには必ずお礼の言葉と感想を伝えなければならない。感想を伝えるのが礼儀◆プレゼントをもらったその場では「ありがとう」を言える。プレゼントを贈った方としてはその場での「ありがとう」よりも数日後「あれ、すごい美味しかった」の言葉の方が嬉しいのだが多くの人はそれを知らない。それができる人とできない人、5年で大きな差がついた。◆先日、お土産を渡した客から、翌日、以下のような素敵な感想をメールでいただいた。・・・「(前略)・・お土産までいただき大変恐縮です。お土産については、今朝食べるのを楽しみにしていたのですが、私が起床した時点で既に娘に完食されていました。少し悔しかったので、どのようなものだったのか説明しろと詰め寄ったところ、見た目、素材、味、食感、それぞれの分量を細かく流暢に述べ始め、父や母にも残しておこうと思って食べ始めたけれどあまりに美味しくて止まらなくなったという情状酌量を求める締め言葉に、なんだか自分でも食べた気分になった不思議な朝でした。」◆満点! こういう上手にお礼を伝えることのできる人は必ず大きくなる。

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2022年02月15日 ---- ボス

中国リスク

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先週の「Newsweek」誌で国際政治学者イアン・ブレマーが「2022年最大の世界的リスク」として「中国ゼロコロナ政策」を挙げていた。私なりの解釈は以下の通り◆世界のほとんどの国ではこの2年間コロナの猛威にさらされ耐えてきた。「withコロナ」政策の元、多くの感染者を出し、国民の8割程度がワクチンを2回以上接種した。発症していない感染者も相当数いるだろう。つまりは十分にコロナに汚されてしまい、今やっとそこから立ち直れる光が見えてきたところである。一方、かの中国はどうか。「zeroコロナ」政策で人権無視の強烈なロックダウンによりこれまでほとんど感染者がいない。14億の民が全く汚れていないのだ。そして中国製ワクチンはほとんど効果がないという。◆地球上で中国14億人だけが全く汚れてなく、その他の60億人は汚れてしまった。一瞬、汚れていない中国の勝ちに見えるが実はそうではないというのだ。コロナウィルスは決してなくならない。汚れない中国はこれからもずっと汚れないように頑張り続けなければならない。あの人権無視のロックダウンにいつまでも耐え続けなければならない。そんなことができるだろうか。そんなことはいつまでも続けられない。そこに大きな中国のリスクがある。◆イアン・ブレマー氏の鋭い「読み」に感心した。

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2022年02月14日 ---- ボス

ブラとパンツ

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学生の頃、悪い先輩から「キノシタ、女の人の半分以上は風呂に入るときブラより先にパンツを脱ぐんやて」との話を聞いて異常に興奮したことを覚えている。「そんなヤツおらんやろ。ブラが先やろ」と反論したがその先輩は「銭湯をやっている友人から聞いた話やから間違いなか」と言う◆それ以降、女子の友人と話をするとき「こん人はブラが先やろうか、やっぱりパンツが先やろうな」などと想像していた。私も若かった。私も可愛かった。◆それから何年か経ったころ、気付くと私もシャツよりも先にパンツを脱ぐことがあた。脱ぐ順序、着る順序はいつのまにか変わっていくもののようだ◆先週末、サウナに行った。コロナの蔓延防止措置のせいか客は少なかった。サウナで十分に整ったあとマッサージを受け充実した時間を過ごした後、更衣室に戻りガウンを脱ぎ帰り支度を始めた。その途中、ふと横にある大きな鏡をみた。そこには黒い靴下を履き、半そでの白いシャツを着て、大きな白いマスクをしているオジサン(私)が映っていた。そのオジサンは手にパンツを持っていた。自分のぶざまな格好に吹き出してしまった。

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2022年02月10日 ---- ボス

ワクチンの効果

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これまでコロナのワクチンを2回以上接種した人は国民の80%。一度も接種していない人の4倍いるということ。一方、これまでにオミクロン株に感染した人の中で、ワクチンを打っていた人は打っていない人の1.4倍と発表された。◆ワクチンを(打った人):(打ってない人)=4:1。(打った人で感染した人):(打たずに感染した人)=1.4:1。◆この数字をどう読むか。「40人が感染するところが、ワクチンを打っていたため14人の感染で済んだ。ワクチンの効果は大きい」と言える。また「国民の80%がワクチン打っているのに感染者の58%はそのワクチン接種者だ。効果は小さい」とも言えるのかもしれない。算数は難しい◆私個人的には「ワクチン効果は非常に大きい」と思っている。3回目のワクチンを早く打ちたい。

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2022年02月09日 ---- ボス

あっぱれ! 羽生結弦くん

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北京オリンピックフィギュアスケートのショートプログラム。優勝候補の羽生結弦選手は運悪く、他の選手が氷表面に傷つけた「窪み」にシューズのエッジが引っかかってしまいジャンプできなかった。◆並の選手であればその運の悪さを嘆き、悔やむところだが羽生選手は笑顔だった。「こんなこともありますね。フリーでは最高のパフォーマンスをお見せしたいです」と松岡修造さんに話していた。「悔しいです」「残念です」「運が悪かったです」なんて表情は全く見せない、前向きで気持ちのいいインタビューだった◆あっぱれ! 羽生結弦くん。メダルはどうでもいいからフリーでは最高の演技を見せて欲しい。

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2022年02月08日 ---- ボス

恐るべき中国の工学技術

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人権問題などでやや盛り上がりに欠ける北京冬季オリンピックだが、その開会式のセレモニーには恐らく世界中の人々が圧倒されたであろう。プロジェクションマッピングの技術、ドローン制御技術、さらにはそれらを融合させたデザインの美しさ、どれをとっても恐らく群を抜いての世界一のものばかり。◆意地悪い言い方になってしまうが、私はこの北京オリンピックが東京オリンピックの前でなくて良かったなあ、と思ってしまった。この北京の開会式を観た世界中の人々がその数か月後に東京オリンピック開会式を観たとしたら・・・「なんてショボい開会式なの! 北京の方が全然エキサイトしたよ」なんて言われていたであろう◆日本のモノづくり技術や独創性を追求する心意気のようなものがどんどん衰退していっていることを強く感じさせられた北京オリンピック開会式だった。残念。

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2022年02月07日 ---- ボス

フィールドオブドリーム

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中学生の時に野球をやっていた。背番号は「10」。エース投手の故障もあって半分以上の試合で先発した。コントロールの悪い投手だった。11奪三振、6四死球なんて試合もあった。勝った試合よりも負けた試合の方が記憶に残っている。たった2年半であったが辛く厳しい練習に耐え、世の中の構造の多くは「理不尽である」ことを知り、そしてかけがえのない友を得た。◆野球をやめて50年になるが今でも野球をやりたい。思うように体が動かずに悔しいだろうが、それでもほんの少し「勝負」にこだわる試合をしてみたい、などと思っている。◆昨夜ビデオで『フィールド・オブ・ドリームス』を観た。これまで何度も途中までは観たことがあったが「オレは幽霊やゾンビなどが出てくる小説や映画は興味ないよ」と言いながら途中で切っていた。昨夜は最後まで観た。素晴らしい映画。思わず涙がポロポロと流れた。野球を愛する人なら絶対に一度は観るべき映画です。オススメです。

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2022年02月04日 ---- ボス

優等生の不幸

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開高健の言葉に「知る悲しみ」というのがある。「知らない方が穏やかだった」「知ってしまったら、それが無いことが不幸になってしまう」・・・そういうことは確かに人生には多い。「快楽」のほとんどは知らない方が楽かもしれない。それでも、悲しいことになるかもしれないが、やはり「知る」ことが大切で「知る」ことによりその人の人生は豊かにそして高級なものになるという。本当にそう思う。◆さて昨日読んでいた吉田修一の本の中に「優等生の不幸」という言葉がでてきた。「なんでこんなこともできねえんだ」と誰を観てもイライラすることだ。はい、この言葉の意味、よく分かります。「よく分かります」までは書けるけど、それ以上は書けません。

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2022年02月02日 ---- ボス

自律神経失調症

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5年ほど前から「自律神経失調症」のためクリニックに通っている。通っていると言っても3か月に一度程度のペース。注射するわけでも薬を処方されるわけでもない。ドクターと話して、血圧やら体重を測り、特殊な機械で「交感神経」と「副交感神経」のバランスをチェックする。私は全く副交感神経が働かないようだ。常に交感神経が勝っている。極端にバランスが崩れている◆戦うときには交感神経が働き、リラックスするとき働くのが副交感神経なのだが、私はこの副交感神経が出てこない。眠っているときでも交感神経が優位。つまり眠っているときも戦っている状態らしい。眠っていても休んでいないということだ◆医師からは「一日最低30分間、ぼーっとしてください」と言われている。ぼーっとすればいいのだから楽な宿題のようだが、これがなかなかできない。つい経営のことを考える。不安なことが浮かんでくる。で、すぐに動き出す。なかなかぼーっとできない性分なのだ◆私の病気を説明をすると悪い大人は「キノシタさんは、常に戦闘態勢に入っているわけですね? 女性に対してもいつでも準備できていそうですね」などと下品な冗談を言う◆いえいえ、違うんですよ。勃起を司るのは副交感神経なのですよ。交感神経優位ではそっちの元気は出ないんですよ。リラックスできないと元気にならないのです。緊張していてはダメなのです。わかるでしょ?◆まあそれ以前に、私の場合、年齢的にすでに限界かと・・・。

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2022年02月01日 ---- ボス

TSUTAYA 新橋店 閉店

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昨日「TSUTAYA新橋店」が閉店した。寂しい。◆毎日のようにTSUTAYAに行っていた。本を眺めているだけで楽しい。次はこの本を読んでみたいな、と思うと我慢できずについ購入してしまう。ローソンのセルフレジは利用できないがTSUTAYAのセルフレジはお得意だった。多くの本をこのTSUTAYAで購入した。おそらくその3割はほとんど読まずに「積読(ツンドク」に回ってしまっている。◆amazonがあるので欲しい本はすぐに手に入れることができる。だがamazonでは平積みされた本を眺めることもできないし手に取ってみることもできない。その本と自分の相性のようなものがamazonでは測れない◆街からどんどんと本屋がなくなっていく。良くないことだ、と分かっていてもどうにもならない。

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2024年12月20日 ボスの
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  • 午前虎の門病院屋上ヘリポート見学
  • 午後事業計画見直し
  • 夕方麻布十番某所で会食
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