2022年02月15日の記事一覧

2022年02月15日 ---- ボス

お礼と感想 = 事後報告の大切さ

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役所に勤めている友人A君と飲みながら仕事の話をしていた。「キノシタくん、それだったら僕がBさんを紹介しますよ。Bさんならきっとキノシタくんに良いアドバイスをしてくれるでしょ」ということになった。後日、私は電話でアポを取りBさんの会社を訪問した。仕事には繋がらなかったがBさんは親身に私の話を聞いてくれた。Bさんと別れたあとすぐ私はA君に電話した。「Bさんのところ行ってきたよ。うん、すごいいい人だった。残念ながら仕事には繋がりそうにないけど、とても勇気をもらったよ。素敵な人を紹介してくれてありがとう」と◆この事後報告ができない人が多い。うまくいったかどうか、は問題ではない。紹介してくれたことに対する感謝を伝えなければならない◆コロナ禍ではあるが会食の機会は多い。私は会食後にお土産を渡すことが多い。もらうことも多い。いただいたものはまずは自分で食べる。自分で食べなければ感想を伝えられない。心のこもったものをいただいた時には必ず感想を伝える。「僕には少し甘すぎたけど、娘は『これ超おいしい!』って大喜びだったよ」などと伝える。◆昨日はバレンタインデー。多くの男性はいくつかプレゼントをもらったことだろう。ホワイトデーでのお返しが目当てのいやらしいプレゼントは無視してもかまわないが、彼女が一所懸命に選んでくれたものには必ずお礼の言葉と感想を伝えなければならない。感想を伝えるのが礼儀◆プレゼントをもらったその場では「ありがとう」を言える。プレゼントを贈った方としてはその場での「ありがとう」よりも数日後「あれ、すごい美味しかった」の言葉の方が嬉しいのだが多くの人はそれを知らない。それができる人とできない人、5年で大きな差がついた。◆先日、お土産を渡した客から、翌日、以下のような素敵な感想をメールでいただいた。・・・「(前略)・・お土産までいただき大変恐縮です。お土産については、今朝食べるのを楽しみにしていたのですが、私が起床した時点で既に娘に完食されていました。少し悔しかったので、どのようなものだったのか説明しろと詰め寄ったところ、見た目、素材、味、食感、それぞれの分量を細かく流暢に述べ始め、父や母にも残しておこうと思って食べ始めたけれどあまりに美味しくて止まらなくなったという情状酌量を求める締め言葉に、なんだか自分でも食べた気分になった不思議な朝でした。」◆満点! こういう上手にお礼を伝えることのできる人は必ず大きくなる。

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2022年02月15日 ---- ボス

中国リスク

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先週の「Newsweek」誌で国際政治学者イアン・ブレマーが「2022年最大の世界的リスク」として「中国ゼロコロナ政策」を挙げていた。私なりの解釈は以下の通り◆世界のほとんどの国ではこの2年間コロナの猛威にさらされ耐えてきた。「withコロナ」政策の元、多くの感染者を出し、国民の8割程度がワクチンを2回以上接種した。発症していない感染者も相当数いるだろう。つまりは十分にコロナに汚されてしまい、今やっとそこから立ち直れる光が見えてきたところである。一方、かの中国はどうか。「zeroコロナ」政策で人権無視の強烈なロックダウンによりこれまでほとんど感染者がいない。14億の民が全く汚れていないのだ。そして中国製ワクチンはほとんど効果がないという。◆地球上で中国14億人だけが全く汚れてなく、その他の60億人は汚れてしまった。一瞬、汚れていない中国の勝ちに見えるが実はそうではないというのだ。コロナウィルスは決してなくならない。汚れない中国はこれからもずっと汚れないように頑張り続けなければならない。あの人権無視のロックダウンにいつまでも耐え続けなければならない。そんなことができるだろうか。そんなことはいつまでも続けられない。そこに大きな中国のリスクがある。◆イアン・ブレマー氏の鋭い「読み」に感心した。

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2024年04月24日 ボスの
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  • 午後読書
  • 夕方銀座徘徊
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