2022年11月の記事一覧
◎2022年11月25日 ---- ボス ◎
- 走行距離課税
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自動車の「走行距離課税」が国会でも話題になっている。私は導入賛成だ。◆増税はだれでも嫌がる。議員も、増税の必要性を訴えると選挙で票が減るため、それが正論でも声高に訴えにくい。逆に減税は票になるので無責任な奴らは皆減税を求める。馬鹿みたい◆我が国ではガソリン1リットルあたり約55円も税金がかかっている。元々は道路特定財源との位置づけで、そのガソリン税で多くの高速道路が作られてきた。◆若者の人口が減りクルマ離れが始まった。一方、自動車の燃費が良くなりさらに電気自動車が普及してきた。当然、ガソリンの売り上げは減る。多くのガソリンスタンドが廃業した。するとさらに電気自動車が売れる。完全にガソリン販売は悪循環に陥っている。ますますガソリン税収は減っていく◆それでも道路は維持しなければならないし、新たな道路を作る必要もある。道路を作り維持するための財源は、道路を利用する人が負担すべきだと私は考える。多く利用する人が多く負担する。それが最も合理的。◆増税を喜ぶ者はいない。だが必要なものは徴収しなければならない。最も不公平感がなく、理論的、合理的なのが「走行距離課税」だと思うのだが私の回りの、クルマを所有している人たちは皆反対している。◆国会議員も大変だな。
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◎2022年11月25日 ---- ボス ◎
- 情熱と好奇心
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一度追いかけ始めた仕事は何としても成功したい。仕事の「成功したい」は「開発したいい」であったり「受注したい」であったり「特許を取得したい」であったり様々だ。経営者としては「売上増」や「利益増」などがある。◆淡々と、上司に言われたことをやっていたのでは大きな「成功」はやってこない。「どうやったら成功するだろうか」と悩み研究しなければならない。それには『好奇心』と『情熱』が必要だ。◆だが残念ながら「好奇心を持て」「情熱を持て」と指導しても、彼らがそれを持つことはない。無理な注文だ。「好奇心」や「情熱」っていうものは「持て!」と言われて持てるものではないようだ。◆賢くないヤツに「賢くなれ!」と言っても賢くならないのと一緒。好奇心や情熱は「持て!」と指導されるものではなく、どうも天性のもののようだと最近諦めかけている。「好奇心を持て」「情熱を持て」とはもう言わない。誰が好奇心をもっているのか、情熱を持っているのかを探すことにした。
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◎2022年11月24日 ---- ボス ◎
- 「最も強い言葉」って何?
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ここ一、二年で使われ出したようだ。少なくとも私が意識したのは一年前くらいだ。「最も強い言葉で避難する」っていう言い方。◆「ウクライナの民間病院までミサイル攻撃するロシアの非人道的な行動を我々は最も強い言葉で非難する」というような使われ方をしている。「最も強い言葉で非難する」は岸田総理も気に入ったみたいで北朝鮮に対しても使っている。◆言いたいことは分かる。ニュアンスは分かるけど、でも、なんかヘン。「私はお前を最も強い言葉で非難するぞ」っておかしいでしょ?最近のブームなのかなあ?◆こんな言葉の使い方、私は嫌いだ。最も強い言葉で注意したい。
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◎2022年11月21日 ---- ボス ◎
- サンキューハザード
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高速道路の合流地点などで譲ってあげると譲られた車はハザードランプを2,3回点滅させ「ありがとう」の意思表示をすることが一般的になっている。ハザードランプは「ありがとう」や「ごめんなさい」の意で使用されることが多い。だが、これは適切な使用方法ではない。恐らく運転免許の試験では「譲ってくれたのでハザードランプを点滅させて感謝の意を伝えた」というのに「〇」を付けたら間違いであろう◆先日、六本木の交差点付近で私は右車線を走っていた。左車線前方をパトカーが走っている。渋滞でお互いノロノロ運転だ。パトカーが右車線に移動したがってウインカーを出した。私は速度を落としパトカーに譲った。さてパトカーは・・・。◆なんとパトカーがハザードを点滅させて「ありがとう」を示してくれた。私は苦笑い。おそらく運転指導では「ハザードランプを『ありがとう』として使ういわゆる『サンキューハザード』は間違った使い方ですよ」などと言っているおまわりさんが私にサンキュハザードを出してくれた。
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◎2022年11月18日 ---- ボス ◎
- 今年のミステリー大賞は『リバー』で決まり!
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昨年の1月に「今年のミステリー大賞はこれで決まり。『野良犬の値段』が実に面白い」と書いた。私の予想はかすりもしなかった。私に言わせれば、なぜか駄作ばかりが上位に来ていた感じ。読者の、或いは選者の感覚が理解できない。◆どこが面白いのか私にはさっぱり理解できない『元彼の遺言状』(新川帆立)などが大賞を受賞し綾瀬はるかさん主演でテレビドラマ化された。こんなんじゃ日本のミステリはどんどん落ちていくな、と心配していた。◆そこに現れたのが日本のミステリの救世主、奥田英朗さん。新作『リバー』は最高に面白い。ことしの9月30日が第一刷であるからタイミングも悪くない。きっと年末の「ミステリ大賞」は『リバー』が独占。来年には映画化されるだろう。◆と、私は激押しなのだが、なぜか私が推す作品はこれまでトップになれなかった。今年はどうだろう?
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◎2022年11月17日 ---- ボス ◎
- TSUTAYA
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会社を設立した当初「ヘリポート業界の『TSUTAYA』を目指そう」と部下たちと話していた。かつてはどの駅前にも小さな「レンタルビデオ屋」があった。徐々に淘汰され『TSUTAYA』だけが残っていた。結果的に顧客や安くて質の良いビデオやDVDを借りられるようになった。我々が「ヘリポート業界のTSUTAYA」になることが結果的に日本中の建設会社や設計会社や病院のためになることだと信じていた。◆ところが最近、あちこちのTSUTAYAが店を閉めている。ネットフリックスやアマゾンプライムのおかげで「レンタルDVD」が不要となってきた。急激に時代は変化する。◆TSUTAYAさんから学ぶことは多い。
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◎2022年11月16日 ---- ボス ◎
- リモートワークは眠たくなる
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リモートワーク三日目。面白くない。同じことをするのでもスーツに着替えてオフィスに行き社長室のデスクに向かって仕事するほうがはるかに効率がよい。自宅では資料が少ないし「ちょっと教えて」と部下に電話もしづらい。もっと悪いのは非常に眠たくなること。私は普段から不眠症に悩み逆に昼間はいつも眠たい。それでも出社していたりゴルフしていれば現実の「しなければいけないこと」が睡魔に勝つ。ところがリモートワークでは「しなければいけないこと」」よりも睡魔のほうが強い。誰にも監視されていないので自分に甘い私は負ける。◆リモートワークの短所はいろいろと見つかった。もちろん長所もあることは知っている。◆明日から出社予定。
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◎2022年11月15日 ---- ボス ◎
- リモートワーク
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インドネシアのバリ島で昨日からG20(金融・世界経済に関する主要国会議)が始まった。冒頭で米国バイデン大統領と中国の習近平国家主席が笑顔で握手した。多くの問題を抱える両国だがやはり首脳同士が直接に会って話し合うことは大きい。世界中が安心した。◆私はリモートワークが好きではない。それを言うと総務からは「社長、そんなこと言わないでくださいよ。今どきリモートワークを否定すると優秀な方が当社へ入ってくれなくなりますから」と注意される。そうらしい。リモートワークのない会社はどうも評判良くないらしい。◆訳あって昨日から私もリモートワークすることになった。昨日・今日・明日の三日間の予定。昨日は私の人生初めてのリモートワークの日。どうってことない。回りに人の目がないとどうしてもだらけてしまうことは予想通りだった。そして今日はだらしない格好で仕事をしていた。普段なら毎朝浴びるシャワーも今朝は浴びなかった。すると昨日よりもさらにだらけてしまっていた。「これじゃいかん」反省し昼休みにシャワーを浴び服を着替えた。少しシャキッとした。◆それでもやはり緊張感がない。「やっぱりリモートワークは基本的にはダメだな」と言うのが今のところの私の感覚。◆さて、どうなんだろう。
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◎2022年11月14日 ---- ボス ◎
◎2022年11月14日 ---- ボス ◎
◎2022年11月10日 ---- ボス ◎
- 鍛冶真起(通称マッキー)という超魅力的な男
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鍛冶真起さんとは行きつけの銀座のバーでちょくちょくお会いした。そのうち親しくなった。彼は僕のことを「ヘリちゃん」と呼んでいた。ヘリコプターのヘリちゃんだ。◆とにかくお友達の多い方だった。誰とでもすぐにお友達になる。誰からも好かれる。野心やいやらしさが全くない。「フーテンの寅さん」を地でいくような生き方をしていた。私とバーで飲んでいて「今日はさ、西軽井沢の駅前にクルマ置いてきたよ」などと言う。「どういうこと?」と聞くと「昨日から軽井沢に言ってたんだけどな、西軽井沢に美味そうな店を見つけて入ってみたのよ。と、地ビール飲みたくなって飲んじゃった。運転できないじゃん」などと言っている。で「問題ないよ。明日、朝、取りに行けばいいから。近いよ、軽井沢」などと続ける。そんなことがしょっちゅうだった。◆そのマッキーを胆管癌が襲った。本人には悲壮感が全くない。平気な顔して酒を飲みタバコを吸う。回りも気にしない。「マッキーのことだ、癌なんて、きっとやっつけるんだろうな」っていう感じ。不思議だ。◆マッキーは大分県が大好きだった。佐伯市の私の実家が現在空き家であることを伝えると「オレ、泊まりに行ってもいい?」と聞いてくる。「ええ、もちろんです」と言って実家のキーを渡した。マッキーさんが大分への旅行を計画中に癌が酷くなった。私の実家の鍵を開けることなくマッキーはあの世へと旅出った。◆マッキーが手掛けた本は数十冊片付けていたがマッキーの著書を読んだのはマッキーが亡くなってから。その著書の題名はいかにもマッキーらしい『本屋さんに行くと言ってウルグアイの競馬場に行った』。これが実話である。マッキーが45歳のとき実際にやったことを詳しく楽しく書いている◆「オレもマッキーさんのように生きたい。マッキーさんのようになりたい」とは思うものの65歳になってもまだなかなかできるものではない。鍛冶真起さんが亡くなって1年以上になる。私はしょっちゅうマッキーを思い出している。「もう少し親しくさせていただけばよかったな」「せめて佐伯の実家に泊まってくれていたら嬉しかったのになあ」「これからでも遅くない。オレもマッキーさんのように生きてみよう」などいろいろなことを思っている。「オレはこんなにしょっちゅうマッキーさんのことを思い出しているけど、天国のマッキーさんは友達が多すぎてオレのことを思い出してくれることなどないのだろうな」◆鍛冶真起、通称マッキー。私の大好きな数字パズル『数独』の生みの親。「Godfather of Sudoku」の死は世界中のニュースで流れた。◆昨夜、1年ぶりに数独(上級編)に挑んでみた。1時間以上かかって解いた。マッキーの笑顔を思い出した。
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◎2022年11月09日 ---- ボス ◎
- ガソリンスタンド急減
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大きくニュースになることはないようだがここ30年間で我が国のガソリンスタンドの数は半分近くまで減っている。恐らく「自動車の燃費が良くなったこと」「若者の自動車離れ」「団塊の世代の免許返納」などがその要因なのだろう。さらにここにきてウクライナ戦争と円安でガソリン価格の高騰が続くためガソリンスタンドの経営は苦しくなるのだろう◆一方、地方都市ではクルマは生活必需品。地方の大型病院や大型スーパーは黄色ナンバーの小型車がいっぱい。彼らは毎日、生活のためにクルマを使う。ガソリンスタンドが無くなったら大変。そこで彼らはEV(=電気自動車)を買うようになった。毎日、自宅の駐車場でフル充電できる。電気自動車は私の予想以上に普及率を上げている。そうなるとさらにガソリンは売れない。ガソリンスタンドは負のスパイラルに落ち込もうとしている◆昨日、ラジオで面白い説を聞いた。「ガソリンが売れないと道路が作れない」というのだ。そもそもガソリン税は『道路特定財源』として徴収しはじめたそうだ。自動車を走らせるための道路なのだから自動車を走らせる人に負担してもらおう、という考えだ。納得。◆ガソリンが売れなくなると道路の整備ができなくなる。そうなるとますます自動車離れが起きる。ガソリンスタンドの負のスパイラルはまだまだ続きそうだ◆「空飛ぶクルマ」の時代になれば道路整備費は要らなくなりますよ、とラジオは言っていた。うーん、なるほど、そうかもしれない。だがその時代がすぐに来るとは思えない。「空飛ぶクルマの普及スピード」・・これに関しては私の悲観的な予想が外れて欲しい。
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