2023年11月の記事一覧

2023年11月28日 ---- ボス

ゴルフコンペいろいろ

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年に数回、ゴルフコンペに参加する。銀行主催のもの、建設業界のもの、ヘリコプター関係のものなどいろいろ。◆参加者のほとんどが大企業の役員クラスのコンペではみな黒塗りの社用車(最近はアルファードが多い)でやってくる。ゴルフウェアは地味。年齢も私と同世代が多い。ゴルフの腕前は大したことないが自信家が多い。大企業の出世競争に勝ち抜いて得た地位なのだから自信もあるわけだ。コンペが終了するとクラブハウスの玄関前まで社用車がお迎えに来る。私は自分で駐車場まで歩いていき白いアストンマーチンに乗って、キャディバッグを取りにクラブハウスへ戻ってくる。黒のアルファードの集団の中に1台白いアストンマーチン。完全に浮いている。あるとき気付いてそれ以来帰るタイミングをずらすようにした。◆逆に中小企業の経営者ばかりが揃うコンペもある。こちらは運転手付きのクルマはほとんどない。若い経営者の多くはベンツかBMW或いはポルシェを自分で運転してくる。テスラもいればフェラーリもいる。ゴルフウェアはMARK&LONAやloudmouthなど派手なモノを着ている者が多い。体育会系の経営者が多くドライバーを300ヤード近く飛ばす者もいいる。コンペ終了時には玄関先にポルシェやベンツが並ぶ。これがあまり上品な光景とは思えない。◆「大会社の役員が多く参加するコンペ」と「中小企業の経営者が参加するコンペ」実は私の居心地が良いのは圧倒的に「大会社の役員」の方。私は30年近く零細企業の社長をやってきているが、どうも中小企業の社長さんたちと遊ぶときには居心地の悪さを感じてしまう。どのような会話をすればいいのかさえ分からない。

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2023年11月28日 ---- ボス

台風

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バリ島のこじゃれたワインバーで飲んでいた。バーの入り口と反対側(つまり奥側)の壁は木を編んだような作りで隙間だらけ。一緒に飲んでいた友人Yさんが言った。「こんな隙間だらけの造りで台風が来たら店の中めちゃめちゃになりそうだね」。友人Oさんが「バリにも台風来るんだろうか?」。私が「台風は場所を選ばないでしょ。世界中どこでも来るんじゃないの?」◆早速スマホで調べてみた。「赤道直下(緯度が5度までの地域)では台風は発生しない」とのことだった。知らなかった。言われてみれば確かにそうだ。◆66歳にして「まーたまた一つ賢くなっちゃったもんね」

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2023年11月27日 ---- ボス

さようなら、ありがとう、伊集院静さん

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あれは平成になったばかりの頃、おそらく元年か2年のことだった。同時、私は建設会社を辞めたばかりで当てのない根無し草のような生活をしていた。私より3歳年下の若きエリート公認会計士、藤井さんはそんな私と仲良くしてくれていた。心配してくれていたのかもしれない。お互い自由になるカネはないが自由な時間は多かった。昼間から赤坂をぶらぶらと散歩することもあった。そこへ私の中学校の同級生、中ちゃんが九州から青雲の志を抱いて上京してきた。彼もまた自由になるカネはないが自由な時間は多かった。昼間から赤坂をぶらぶらすることが多かった。◆当時、週刊文春に伊集院静さんがエッセイを連載していた。ある日、彼のそのエッセイに彼もまた我々と似た状況であることが書かれていた。カネはないが時間はあるようだった。「自由になるカネがない」ことを彼は「貧乏神にコブラツイストをかけられている状態だ」と表現していた。私と藤井さんと中ちゃんの合言葉になった◆「キノシタさん、最近はどうですか?」「ええっ、相変わらず貧乏神にかけられたコブラツイストがほどけません」そんな挨拶が続いていた。懐かしい◆ずっと伊集院静さんが大好きだった。かっこよかった。「こんな男になりたい」と憧れていた。随分と早く亡くなってしまったが、太く美しく、そしてジェットコースターのような山あり谷ありの人生だった。◆さようなら、ありがとうございました。

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2023年11月27日 ---- ボス

日大 林真理子理事長が可哀そう

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日本大学アメリカンフットボール部員の違法薬物事件の対応を巡って、今度は沢田副学長が、林真理子理事長に損害賠償を求める訴訟を起こした。◆泥沼化する日大問題。私には林真理子理事長が可哀そうに思える。そもそも彼女は小説家が本業だ。つまりは個人事業主なのだ。大きな組織の上に立ってその組織を差配した経験もないしおそらくその素養もない。そんな彼女に対して「この難局を乗り切るにはあなたしかいない。」と誰かが口説き落したのだろう。林さんから「私、理事長やりたいです」と手を挙げたわけではない。彼女は(少なくともこの件に関しては)善人だ。私は「週刊文春」に載る彼女のエッセイは必ず読むのだが彼女は心根の優しいしっかりした常識人だ。「しっかりした常識人の小説家」が「問題山積の大組織」のかじ取りに適している、と思う方が間違い。◆林さんもおそらく日大理事長を引き受けてしまったことを今、大変後悔していることだろう。投げ出したい気分だろう。応援してあげたいが私には何もできない。ごめんなさい。

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2023年11月26日 ---- ボス

帰国便での日本食はダメ

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所用でインドネシアへ行ってきた。現地ホテルには3泊してきた。インドネシアは暑かった。◆行きの飛行機は成田をお昼に出る便。ガルーダインドネシア航空、私の乗るビジネスクラスでは離陸前からシャンパンやおツマミが出され、離陸直後からは「昼飯」「おやつ」「夕飯」とひっきりなしにサービスが続く。予想以上にワインは旨かった。食事はまあまあ。JALやANAと比較するのはかわいそう。食事はともかくCAさんの美しさや気配りはJALやANAよりも上。◆帰国便は現地を夜中に発って成田には朝着く便。私は離陸前に美味しい赤ワインをいただいてすぐに寝た。フルフラットシートは快適だったが熟睡はできなかった。早朝にキレイなCAさんが「朝食はどちらにしますか?」と聞き取りにくい英語で尋ねてきた。私は迷わず「JAPANESE FOOD」と答えた。高々三日間だがインドネシアのこってりした料理に飽いて「和朝食」が食べたかった。失敗した◆忘れていた。「帰国便での和食は不味い」という常識を忘れていた。約5年ぶりのJAL・ANA以外でのアジア便。JAL・ANAであっても「帰国便は美味くない」と言われるのにガルーダの帰国便での朝食に和食を選んだのは大失敗。◆帰国便は当然現地の料理店が作った料理。インドネシア人が作った日本料理が上手い訳ない。失敗した◆話は違うが、行きの飛行機、ワインを飲み疲れた私は「Hot green tea」を頼んだ。なんと驚いたことに急須と湯飲み茶碗で饗された。嬉しくなった。その黒い茶碗で緑茶を飲んだ。隣席の友人が私に「どうですか?」と聞いてきた。「こりゃ白湯(さゆ)だ」と私は答えた◆ガルーダの料理はともかく、一所懸命におもてなしをしようというクルーのサービス精神には十分に満足した。

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2023年11月20日 ---- ボス

こちらから訊いてはいけないこと。

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ゴルフコンペにおいて、パッティングは「1グリップ(約30㎝)OK」というルールの場合が多い。もたもたしていると後ろのチームに迷惑がかかるので少しでも早くパッティングを終わらせるための配慮。ところが中には50cm、ときには1m近いパットを残しておいて「OKもらえますか?」と聞いてくるヤツがいる。いや「ヤツがいる」じゃなくて「ヤツが多い」だ。なかには勝手にOKと決め込んでボールを拾うヤツもいる。これではゴルフが「スポーツ」でなくなってしまう。◆私は、親しい連中とのラウンドでは基本的に「OK」は出さない。「OKもらえる?」と聞かれると、1グリップ以上の場合は「ダメですよ」と答える。親しくない方とのラウンドでその親しくないヤツから「OKもらえますか?」と訊かれたら「どうぞ」と笑顔で答える。笑顔で「どうぞ」と答えるが腹の中では「マナーを知らないダメなヤツだな」と思っている。ゴルフは紳士のスポーツ。ルールに忠実で、自分に厳しく、謙虚で誠実にプレーしたい◆話は変わるが私はときどき部下たちに「飲みに行って来い」「メシ食って来い」と言う。「領収書を回していいから」と伝える。そこには私なりの計算がある。彼らが仲良く前向きに仕事に取り組んでくれるようになったらいいな、との思いがある。ところが、ときどき何を勘違いしたのか部下の方から「〇〇と飲みに行くので会社に回していいですか?」などと聞いてくるのがいる。「自分たちのカネで飲みなさい」と伝える。◆「飲みに行っておいで。会社で払うから」は上司が部下に言うもの。部下の方から「会社で払ってくれますか?」などと聞いてはいけない。「これOKしてもらえますか?」などと聞かないのが大人の常識。

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2023年11月17日 ---- ボス

学園ドラマ、青春ドラマ と今の私

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私が大学生の頃までテレビでは「学園青春ドラマ」の人気が高かった。◆少しヤンチャで勉強は苦手だが心優しい「高校生たち」。彼らを応援する「熱血先生」。生徒たちのアイドルのキレイな「お姉さん先生」。高校生たちにとっては意地悪な頭の固い「教頭先生」。そして優しい物わかりの良い「校長先生」。以上が主要な登場人物。◆この図式は簡単にわが社にも置き換えられていた。私は長い間、一人で「熱血先生」と「教頭先生」の両方を演じてきた。(もちろん最初の頃は「ヤンチャな高校生」も演じていた)。30年近く演じているとさすがに疲れた。誰か「熱血先生」になってくれ。いやそれよりも「教頭先生」をやってくれ。なかなか私の願いは叶わなかった。私は早く「優しい物わかりの良い『校長先生』」になりたかった。ずっと、ずっと、そう願っていた。◆気付くと66歳になっていた。「経営者として真っ当な判断ができる限界年齢が近づいてきたな」と感じている。面白いことに、今の私は「熱血教師」でも「いじわる教頭」でもなく「物わかりの良い優しい校長」を演じていることが多くなっていた。私も、我が社も、成長したんだなと感じている。

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2023年11月16日 ---- ボス

男と女 話していいこと悪いこと

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「男は・・」「女は・・」などと軽々と話しにくい時代になって来た。「オマエは男なんだから・・」「あなたは女性なんだから・・・」などと言って注意でもしようもんならどこからお叱りを受けることになるか分からない。「男は・・」「女は・・」と言いにくい時代になってきたが、それでも「男世界には男の世界のルールやマナーがある」と私は信じている。同様に女性にも女性世界のルールやマナーがあるだろう。◆我が社には出張が多い部署がある。年間100泊を越える出張をこなしている者もいる。出張はいろいろと不便もあるが、楽しみも作ることができる。◆出張先で「風俗営業」の店に行く者もいる。男同士の話で「ススキノの〇〇ちゃんは・・」とか「中洲の△△は・・」と話しているのをハタで聞くのも楽しい。出張先のデリヘルで一夜の?(1時間の?)恋を楽しむ者がいてもかまわない。彼らは出張の責任の重さを、ひとときの風俗で発散させるのだ。どうして私が「ダメ」などと言えよう。大いに出張を楽しんで、仕事の時は熱心に集中してくれればいい◆ダメなのは、この男同士の出張の楽しい「秘め事」を女性の前でしゃべるヤツ。こういうのを「男の風上にも置けないヤツ」という。「〇〇さんは仙台でオッパブに行ってましたよ」とか「△△クンは名古屋に行くと必ずピンサロ行ってますよ」なんてことを女性の前で話して笑い話にする。男としては最低。部下からも上司からも慕われない。◆男の世界でだけ通じる(女性の前では口にしてはならない)「男の世界の話」は意外と多い。

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2023年11月14日 ---- ボス

プロ野球 三冠王の価値

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王貞治は2年連続で三冠王になった。落合博満はなんと3回も三冠王になった。その他、野村克也、ブーマー、バースなどが三冠王に輝いた。1986年、バースが2回目の三冠王になってから久しく三冠王は出なかったが18年後の2004年、松中信彦が久しぶりに三冠王になった。◆野村・王・落合・ブーマー・バースに比べて松中の記憶が薄い。「大打者」「強打者」として松中の印象が小さいのはなぜだろう?「私があまりプロ野球に感心を持たなくなっていたから」「仕事と家庭でプロ野球どころではなくなっていたから」「(松中の所属する)ダイエーがマイナー球団だったから」など複数の要因が重なる。だが、しかし・・◆実は松中が三冠王になった2004年、海の向こうではイチローがマリナーズで3割7分も打っていた。「もしイチローがオリックスに残っていたら松中の三冠王は無かったね」というのが大方の見方。◆海の向こうの日本人の活躍は嬉しいが、国内のタイトルの輝きはそれとともに鈍くなっているのも事実。

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2023年11月13日 ---- ボス

人間ドックと神頼み

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この1年で随分多くの友人知人が亡くなった。その中の三人とは亡くなる直前までメールなどで繋がっていた。◆高校の後輩T君は「頑張ります。必ず明るく復帰します」とのLINEが最後の一つ前。最後のLINEは「一平が世界選手権出場!」というものだった。我々の後輩の水泳選手、渡辺一平クンの活躍を喜ぶものだった。そのLINEに対する私の返信は「既読」にならなかった。◆大学の同級生G君はときどき電話がかかって来ていた。最後の電話では「必ず元気になって新橋(私の会社)に遊びに行くけんね」と言っていた。その後はメールの往復が続いた。3か月後「医者に『いつ死んでもおかしくない』と言われました」と悲しむメールが届いた。彼は怒っていた。その10日後、帰らぬ人になった◆ゴルフ仲間のSさんは足首が腫れていた。「痛風」で病院に通っていた。「足が痛い」と言いながら、足を引きずりながら、それでも毎週ゴルフを楽しんでいた。なかなか治らない。血液検査をしたら異常が見つかった。緊急入院となった。その後、入退院を繰り返す。退院したときにはゴルフ場にやってくる。体力がどんどん落ちているのが分かる。最後のLINEには「一緒にプレーできなくてすみません」とあった。◆今週、私は人間ドックに入る。年に一度、この時期に身体を徹底的に検査する。昨年の検査時と違って今年はなんだか落ち着かない。「悪い病気が見つかるんじゃないだろうか?」不安がよぎる。私は生まれつきのネガティブシンキンガーだ。◆「どうぞ、深刻な病気ではありませんように」今朝も愛宕神社にお願いしてきた。毎朝、先祖に線香をあげ、神棚に向かって柏手を打つ。この歳になると「人間ドックと神頼み」しかない。



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2023年11月12日 ---- ボス

1本220万円のウィスキー

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ときどき行く銀座の老舗バーで一人で飲んでいるとマスターが笑顔で聞いてきた。「キノシタさん、珍しいウィスキーが手に入りました。いかがですか?」と。その「いかがですか?」は「一杯飲みませんか?」ではなく「1本買いませんか?」の意味であった。◆「バランタインの45年物」とか言っていた。「僕が買えるようなモノとは思えませんが、おいくらなんですか?」と訊ねると、その私より3歳年上のマスターはニコニコしながら「220万円です」と答える。「恐らくほかの店では300万円以上はすると思いますよ」と言う。「買えないけど、どんなボトルなのか見せてよ」とお願いするとマスターはまた笑顔で「これなんですよ」と私に木箱を差し出した。箱の上にボタンがついている。「そのボタンを押してみてよ」とマスターが言うので押した。自動ドアのようにギーっと音を立て、その箱が開いた。中には透明な瓶に入った琥珀色の液体が・・。「すごい」私は唖然とした。「ありがとうございます」と言って箱をマスターへ返した。◆そのタイミングでちょうどIさんが入って来た。Iさんはマスターと同い歳。私とも親しい。マスターはIさんに「Iさん、珍しいウィスキーが手に入りました。いかがですか?」と笑顔で聞いた。「見せて」とIさん。自動扉の箱を楽しんだIさんは「1週間売れなかったらオレが買うよ」と言う。マスターは笑顔で「ありがとうございます。でも1週間以内には多分売れてるよ思います」と◆その1週間後、私はまた一人でそのバーを訪れた。カウンターで「ベン・ネヴィスのソーダ割り」を飲みながらマスターに訊ねた。「あの220万円のバランタインどうなりました?Iさんが買ったのですか?」と。マスターがニコニコしながら答える。「あの日、キノシタさんがお帰りになったあと、まだIさんが一人で飲んでたのですが、別のお客様が買ってくれました」と。◆銀座のバーには我々の知らない大金持ちの酒好きが集まっている。そして彼らは皆、紳士である。酒の飲み方もキレイ。下品な高級クラブでセクハラもどきを楽しむような客はこの店には来ない。

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2023年11月10日 ---- ボス

回文

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radikoでラジオを聴くことが多くなった。10を超える番組を登録している。ある番組で「回文」を取り上げていた。上から読んでも下から読んでも同じ文。「よく考えつくなあ!」と感心するものばかり。私が「面白い!」と思った回文を二つ紹介する。私のイヤらしい品性が露呈してしまいそうで恥ずかしいのだが・・・。◆①「なんて尻!プリプリしてんな」(なんてしりぷりぷりしてんな) ②「寝ている私になにした?悪い手ね!」(ねているわたしになにしたわるいてね)・・・◆もちろん私が作ったものではありません。こういう回文を作った人と一度一緒にお酒を飲んでみたいと思う。

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2023年11月09日 ---- ボス

「筆者は・・・」っておかしいよ。

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賢い中学生が書くレポート文や、あまり賢くない研究員が書く報告書などで、ときどき自分のことを「筆者」と表現しているものを見かける。かっこ悪い。◆「私は〇〇だと思うのですが・・・」と書けばいいところを「筆者は〇〇だと考えるのである」などと書く。本人は気取っているつもりなのかもしれないが、自分の能力を「より賢く」みせたいための小技のように感じる。◆書評などで「この作者は・・」の意図で使用される「この筆者は・・」は問題ない。いや、それは極めてまともな使い方。ダメなのは一人称で「私は・・」と書くところを「筆者は・・」と書く人。大体の場合「この人はあまり賢くないな」ということがここでバレてしまう。◆「それは偏見だよ。アナタが間違えていますよ。」と言われるかもしれないが、私にはそのように思えてしまう。「筆者にはそのように思えてしまう」とは私は書かない。

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2023年11月08日 ---- ボス

ゴルフコンペ

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年間に10回程度、ゴルフコンペに参加する。多くは業界や銀行とのお付き合い。知らない人と回ることも多い。◆私は競技ゴルフもやるのでルールには厳しい。「自分を律する」ことがゴルフのだいご味でもあると考えている。ところがゴルフコンペに参加する方々はルールお構いなし。それぞれがmyルールを持っている。「6インチ動かしますね」などと言われると「ダメですよ」とは言いにくい。池ポチャやカート道にボールが止まったときの措置など、ほとんどの人が正式ルールに関係なく自分のやりやすいようにやっている。「今のボールは池を越えませんでしたから、こちらから第3打目ですよ」などと言いにくい。言わない◆正直、自分だけがきちんと正式ルールでやっているようでアホらしくなる。だが、もしそんなことを言ったら「そんなら、あんたもボール動かしたらいいやん」などと言われそう。◆グリーン上で短いパットを外すと勝手に拾いあげる奴が多い。(最後まで入れろ!)1メートル近いパットにでも簡単に「ok」を出す。次のホールで自分が1メートルについたら「これ、okいただけますか?」と聞く。「ダメでしょ」とは誰も言わない。もちろん私も言わない。◆そんなことでゴルフコンペのあとはいつも少し面白くない。コンペであっても自分に厳しく、正式なルール通りのゴルフを楽しみたいものだ。

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2023年11月06日 ---- ボス

マナーは大切 マナーは気配り

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猪瀬直樹元東京都知事のマナーが悪いということがネットで話題になっている。新国立劇場での観劇態度が酷かったようだ。この人は国会でも審議中にガムを噛んでいて注意された。人間として「できそこない」な人のようだ。◆私の友人には役人が多いが誰一人彼のことを「いい人だよ」と言わない。彼の主張はともかく、態度や人をバカにしたような話し方を皆が貶す。◆国会議員の中には猪瀬さんみたいに、周りのみんなから嫌われているのに気づかない人が多い。「自分の回りにの方々に嫌われている奴らには、まともな仕事はできない」と私は信じている。もちろん「人が良い」ばかりだけでもダメなのだが。

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2023年11月01日 ---- ボス

サンスポ

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昨日のこの欄で電車や飛行機の中で偉そうに「日経新聞」を読んでいる奴らを貶した。「じゃあ、オマエは何を読んでいるんだ?」と聞かれそうだ。実は文庫本を読んでいることが多い。スマホを眺めることも或いは「数独」に没頭することもある。◆30歳まで私は建設会社に勤務していた。現場(作業所)へ向かう早朝の電車は空いていた。当時、私は必ず早朝のキオスクで「サンスポ」(サンケイスポーツ)を買っていた。昨日のプロ野球の結果を確認し、競馬の予想記事を読み、エロい記事を楽しんだ。当時はスポーツ新聞も自宅や現場に配達をしてくれていたが、配達されるサンスポには「エロい記事」が載ってなかった。「サンスポは駅売りに限る」が現場の職員の共通した認識だった。◆帰りの電車では「オレンジ色のニクイやつ」のCMでおなじみの「夕刊フジ」を読んでいた。もちろん政治や経済面から読むのだが最後はエロいページをじっくりと味わっていた。情報収集も怠らなかった◆30歳を過ぎたころから状況が変わった。建設会社を辞め、現場に通うことが無くなったからかもしれない。学生の頃のように「朝日ジャーナル」「週刊読売」「週刊文春」を読むことが多くなり(さすがに「週刊プレイボーイ」は買いにくくなっていた)、産経新聞を読むことが多くなった◆この歳(66歳)になってつくづく感じる。「彼の人生において、彼がこれまで何を読んできたのかということが、彼の人生を大きく変えることになる」。どうでしょう?

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2024年10月09日 ボスの
スケジュール
  • 午前本社移転準備
  • 午後事業計画
  • 夕方目黒「そま莉」にて会食
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