◎2025年07月22日 ---- ボス ◎
- 衆愚政治
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私はまもなく(と言ってもおそらく2年後だが)社長を引退する。その時に次期社長を社員の選挙で決めたらどうなるのだろう。Aさんが立候補して「私が社長になったら皆さんの給与を50%アップします」と公約する。Bさんは「私は全社員に50万円配ります」と言う。Cさんは「利益が出たらその時は皆さんに還元します」と言う。私はCさんの応援をするが果たして選挙でCさんが選ばれるかは分からない。◆Aさんが社長になって社員の給与は50%上がるかもしれない。社員は喜ぶ。特に定年を控えた高齢社員は喜ぶかもしれない。剰余金(これまでの利益を社内留保しているカネ)を取り崩せば3年くらいは持つかもしれない。社員のやる気が増し、優秀な新人社員が入ってくるかもしれない。だが結果的には会社はつぶれてしまうだろう。その時に一番困るのは若手や中堅の社員だ。◆目先の金銭的なばらまきに群りたくなる弱者の心理を巧みに利用し、結果は自分たち(政治家)が良い思いをするのが衆愚政治。今の日本はまさに衆愚政治の時代に入った。◆愚かでない者は「絶対に消費税減税などすべきではない」と分かっているのだが、そう主張すると選挙で当選しない。政治家もアホが増えたがマスコミも衆愚に迎合している現状が怖い。
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◎2025年07月17日 ---- ボス ◎
- 猛暑でアイスが売れない?
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ラジオを聴いていて不思議なニュースに接した。「猛暑のためにアイスが売れない」という話だった。◆あまりにも暑い日が続き外出を控える人が増えているらしい。クーラーの効いた涼しい部屋で過ごすとアイスを食べたくならないということだ。なるほど。◆これまでは「猛暑は景気が良くなる」と言われていた。猛暑であればアイスが売れビールが売れる。プールやキャンプ場、あるいはディズニーランドなどの屋外レジャーへ出かける者が増えていた。ところが今年の暑さはプールやキャンプ場へ行く元気さえも奪うもののようだ。確かに外出を控えるとアイスやビールは売れなくなることだろう。◆わが社の私の部屋(社長室)には部屋独自の空調がない。隣の総務部と同じスイッチ。総務部の部屋温度を快適に保てば私の部屋は大変寒くなる。総務部には10人、私の部屋には私一人。私が我慢するしかない。ということで、私は部屋の中ではセーターを着ている。確かに今年はアイスは食べたくないしビールを飲む量も大きく減った。
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◎2025年07月16日 ---- 未分類 ◎
- ベーブルース
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小学生のころ学校の図書室には子供向けの伝記が並んでいた。5年生、6年生のころ、毎週一冊程度は読んでいた記憶がある。ヘレンケラー・野口英世・ワシントン・リンカーン・福沢諭吉などいわゆる偉人の生涯を知ることは楽しかった。スポーツ選手の伝記もあった。ベーブルース・ゲーリック・ザトペックなど。60年近く前の話だ。◆最近の子供たちも伝記を読んでいるのだろうか?私の頃ほどは読んでいないのだろう。そもそも読書をする習慣が世代とともにどんどんと減っているように感じる。残念なことだ◆さて、その伝記で「ベーブ・ルース」を読んだことははっきりと覚えているのだが彼が投手との二刀流であったことは大谷翔平選手の登場まで知らなかった。いや伝記では投手であったことも書かれていたのだろうから「知らなかった」ではなく「忘れていた」のが正解かもしれない。ベーブルースが偉大な投手でもあったことを大谷翔平選手が教えてくれた。あるいは思い出させてくれた。◆10年後、大谷翔平選手も子供向けの伝記に載ることになるのだろう。素晴らしい。◆今日はMLBのオールスターゲーム。大谷選手の活躍も楽しみだ。
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◎2025年07月10日 ---- 未分類 ◎
- 科学的根拠
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7月5日に日本を大地震が襲うとのデマが流れた。このデマを信じて多くの者が自分の行動を変更した。香港や台湾からの旅行客が大きく減った。その時期に沖縄旅行を計画していた私の娘も「旅行をキャンセルしようかと思っている」と言ってきた。私は「アホか、君は」と一笑に付し、キャンセルを思いとどめさせた。娘は、勇気を出して?沖縄への家族旅行を楽しんできた。良かった、良かった。◆日本政府は気象庁などを通じて「科学的根拠はない」と発表した。人民の動揺が度を越したための措置であるのだとは思うが「科学的根拠はない」との報道がどの程度役に立ったのか不思議だ。もちろんある程度は効果があったのだろう、とは思うが・・・◆そもそも「科学的根拠はない」ということは誰でも分かっていただろう。「科学的根拠」がなくても我々は神様に手を合わせ幸せをお願いする。占いを気にしておみくじを引く。「当たる可能性が高い」などと信じて一部の宝くじ売り場は長蛇の列ができる。「科学的根拠」は無くても信じる者は信じるものだ。◆私も近々自宅を引っ越すのだが、科学的根拠のない「風水」を勉強している。「科学的根拠がない」ということでは済まされない事象が多くあるから人生は不思議であり面白いのだろう。
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