◎2020年04月24日 ---- ボス ◎
- 寂しい不安なゴールデンウィーク
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実は明日(25日)から我が社は長期休暇に入る。5月6日まで12日間、長いゴールデンウィークだ。とは言えコロナのおかげで実際にはゴールデンでもなんでもない、ただの長くストレスが溜まる連休になる。神が私に与えたこの「長い休暇」という試練をどのように超えようかと悩んでいる。◆私は「暇つぶし」という言葉が嫌い。そもそも「暇」が嫌い。子供の頃から「暇」が好きではなかったが還暦を過ぎ残りの人生がそう多くはないことに気付いてからは一層「暇」が嫌いになった。「もったいない。残り少ない人生、『暇』に時間を潰すなんてもったいない」と思う。さりとて12連休、旅行に行けるわけでもない、どうやって過ごそうか。◆読書が一番。と言っても「暇つぶし」の読書はもったいない。せっかくだから昔読んだ名著をじっくりと読み返してみようか。『豊饒の海』(三島由紀夫)『竜馬がゆく』(司馬遼太郎)『赤穂浪士』(大佛次郎)『蒼穹の昴』(浅田次郎)『流転の海』(宮本輝)或いは『チボー家の人々』(?)『エデンの東』(スタインベック)『阿Q正伝』(魯迅)・・・こうやって書いてみると読み返してみたい本は多い。「若いころはよく読んだな。馬力があったな」などと感心する。◆さて連休明けに、なにを読みましたと報告できるだろうか?(本命は『豊饒の海』だが、今の私にはあの本を読むパワーがすでにないかもしれない)
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