2021年05月27日 ---- ボス

オリンピックの契約の仕組み

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昨夜テレビの報道番組を観ていたら弁護士であり立教大学の教授でもある早川吉尚さんがとても分かりやすく「契約」に関して説明していた◆①オリンピックを開催するのはIOC  ②東京都はIOCに対し「その期間中に施設を提供する」という契約をしている ③だから東京が「オリンピックを中止する」という判断はできない ④東京ができるのは「施設を提供しない」との判断のみ ⑤「施設を提供しない」となれば東京は契約不履行となり、損害賠償の責を負う。 ⑥IOCの損害額は1兆円近くになるかもしれない・・◆と言うもの。「そういうことか」と私は初めて納得した。IOCが「オリンピックを中止します」と言い出せば東京都は契約不履行にはならない。どちらが先に言い出すかで1兆円近くのカネの流れが変わる。◆世の中では「正義の使者」のような人たちが「1兆円よりも一人の命」と正論ぽいアホなことを声高に叫んでいいるが、そんな単純なものではない。◆私は今月中に「緊急事態宣言の延長」と同時に「オリンピックの中止」が発表されるのだろうと思っていたが、どうやら私の予想は外れそうだ。◆しかし大変な決断を迫られる小池知事も菅総理も本当に大変だ。こんな状況で東京都知事や日本国の総理をやらなければならないなんて、可哀そう。リーダーって大変だ。頑張ってください。

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