◎2022年01月19日 ---- ボス ◎
- 「世界の小津安二郎」って?
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自宅の自分の部屋で自由にビデオを観られるように、娘にAmazonPrimeVideoを接続してもらった。早速、毎晩、古い映画を楽しんでいる。昨夜は小津安二郎監督作品「東京物語」を観た。映画通の間では非常に評価が高い。「世界の小津」などと言われている。◆ホントだろうか?と私は疑う。なんともかったるい映画だった。主役の笠智衆の演技は、私には「大根」に思えた。カメラワークなどになかなか小津さんらしいものはあるが、いかんせんかったるい。◆この東京を舞台に「美しい原節子」が話題になった同じ年に作られたのがあの「ローマの休日」。「東京VSローマ」でも「原節子VSオードリーヘップバーン」でも勝負にならない。◆「日本の映画黎明期を象徴とする映画」程度は言ってもいいだろうが「世界の小津」などは過剰評価だと思った。(念のために書き加えますが、私は小津監督の人格を貶しているわけでも、才能を貶しているわけではありません。過剰と思われる「あの作品の評価」に疑問を持ったということです
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