◎2022年06月28日 ---- ボス ◎
- 嘘くさい特任教授(2)
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「土木の専門家」と言えるほどは詳しくないが、嘘くさい特任教授よりはまだ私の方がまし。誠意がある。と言うことで先日の続き。◆①舗装している道路は雨水が地山に浸透しにくい。②舗装された坂道は、雨水が溜まることなく坂下へ流れるため地山に雨水は浸透しにくい。③関東ローム層は粘性の強い土であり地山のままであれば雨水も浸透しにくい。(ただし一度粘土状を壊し盛土に使用したら空隙率が高くなり崩壊しやすくはなる)④民家と舗装道路ばかりで(地山が露出していなければ)雨水は地山に浸透しにくい。 ・・・ということである。◆敢えて「都心で、大雨で地崩れの心配がある場所は?」ともし私が訊ねられたら「急こう配で、地山が露出している割合が多い、愛宕山近辺」と答える。◆少なくとも昨年の熱海の土砂崩れを例に出して「都会でも心配だ!」などと言ってはいけない。そんなこという人をテレビで採用してはならない。素人学者が知ったかぶりで解説しているのをなぜまともな土木の先生方は怒らないのかが不思議。
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