◎2022年07月13日 ---- ボス ◎
- 「あまりにほろ苦い」って?
-
本日の報知新聞に、米国から帰国したプロ野球の秋山選手が昨夜の試合で4三振したことに関して次の記事があった。転載する。「・・・第4打席は、今度は田中健の外角直球に手が出ずに見逃し三振に倒れ、あまりにほろ苦い本拠地デビューとなった。・・・」私はそれを読み「プロの記者がこんな文を書くのか?」と情けなくなった◆「ほろ苦い」とは「少し苦い」「なんとなく苦い」といった意味。「あまりに」は「非常に」とか「とんでもなく」「甚だしく」との意味。つまり「あまりにほろ苦く」となると「非常に少し苦い」ということになる。「激しい小雨」「かすかなごう音」「強い微妙な感覚」みたいな意味不明な言葉、「あまりにほろ苦い」◆報知新聞の記者はこのようにレベルが低いのか。先輩や上司はチェックしないのか?◆選挙があると各候補者は口々に「教育が大切」と訴えるがそれならば、まず新聞記者やテレビの司会者にまともな日本語を使うように指導するべきだ。
- コメント (0)