◎2022年09月01日 ---- ボス ◎
- 映画館の席
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最近の映画は事前予約が必要で、予約時に自分の座席も決める。若いころは中央部の席を選んでいたが最近は「途中でトイレに行きたくなったらどうしよう」との心配から通路側を選ぶようになった。情けない。◆ところが最近の映画館は映像も音響もそして椅子の座り心地も大変良いので通路側の席でも中央部と比べそれほど遜色ない。快適に楽しめる。私はすでに「追いトップガン」も済ませた。(「追いトップガン」の意味を知らない方は調べてみてください)◆問題は映画の最後。エンドロールが流れ大音響で音楽が流れる。私はじっくりと音楽を楽しみ、エンドロールが終わり、会場に灯りが点いてから席を立ちたい。だが最近のエンドロールはやたらと長い。5分以上あるものもある。私はいい。目をつぶって、先ほどまでの映像を思い出しながら音楽を楽しむ余裕がある。さらに付け加えれば、現在の映画館の音響はその辺のコンサート会場よりもはるかにいい。実に気持ちのいい音楽が流れている◆で、問題というのは私の「気配り」と「自分の欲」の葛藤。「自分の欲」というのは「このまま、灯りが点くまで、じっくりと音楽を楽しみたい」ということ。そして「気配り」というのは「私が席を立たないとこの列に座っている人たちも席を立てないよな。トイレを我慢している人がいるかもしれないな。」などと考えてしまうこと。◆結論は出ていない。日によっては気配り優先で席を離れ、日によっては欲が勝つ。ちなみに「トップガン」は「追いトップガン」も含めてエンドロールが終わるまで端の席でじっとしていた。
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