◎2022年09月01日 ---- ボス ◎
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以下、毎日新聞の記事を転載する。
和歌山県は1日、県警の取り調べ時に「殺すぞ」などと暴言をはかれ精神的苦痛を受けたとする男性が、和歌山地裁に起こしていた損害賠償請求訴訟について、和解する方針を明らかにした。県が慰謝料30万円を支払い、県警は違法な取り調べを認め男性に謝罪する内容。県は関連議案を8日開会の9月県議会に提出する。県警などによると、訴訟の原告は和歌山市の40代男性。訴状などによると、男性は2020年7月、和歌山北署に暴力行為処罰法違反容疑で現行犯逮捕された。署の30代の男性巡査部長は取り調べ時に「泣かすぞこら」「切れさすんかほんま。暴れるぞ」「どつき殺すぞ」などと繰り返し、男性は執行猶予付きの有罪判決を受けた後、入院を余儀なくされたという。取り調べは録音・録画されており、男性は21年6月、176万円の損害賠償を求めて提訴していた。県警によると、巡査部長は「ふてくされているように見えた態度に腹が立った」と事実関係を認め、男性に文書で謝罪した。県警監察課は「厳正に対応する」としている。・・・(以上)
私には理解できない。暴力行為処罰法違反で現行犯逮捕された男だ。警察の巡査部長が大声を出したところでひるむとも思えない。実際は屁とも思っていないのではないか。それどころか「しめしめ」と思っていたのかもしれない。「もっと言え」と心では思っていたのではないか。真偽は分からないが警察官のやる気をそぐような判決はあってはならない。こんな輩を増長させるようなことがあってはならない。 - コメント (0)