◎2023年04月18日 ---- ボス ◎
- いいかげんな学者ばかり
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ロシアがウクライナに攻め込んだばかりの頃、多くの軍事評論家は「ウクライナ軍の抵抗は長く持たない」と言っていた。彼らの予想に反してウクライナ軍はロシア軍のキーウ侵攻を食い止め反撃に出た。◆ウクライナが反撃に出ると経済学者は「西側の経済制裁が効果を表すのは秋以降だ。年を越すころにはロシア経済が崩壊する」と言っていた。ところが今、戦場はともかく都会でのロシア人の生活は少々物価は上がったようだが戦争前と大して変わっていない◆「プーチンは末期の癌。こちらも長く持たない」と言う学者も大勢いた。だがテレビで観る限りプーチンは至って元気そう。◆学者がダメなのか、あるいはそのような学者の説のみ取り上げるマスコミがダメなのか。まあ、どちらもダメなのだろう。私は以前から言っている。「経済学者なんて競馬の予想屋と大して変わらない。予想の根拠は語ることができる。それ以上に、予想が外れた時の原因の説明が上手」◆今年の初め、「西側が供与した戦車をはじめ大量の武器弾薬が届くのが春。それからはウクライナの反撃が始まる。ロシア軍は敗走することになるだろう」と予測した学者も多い。さてそのようなことになるのだろうか?◆「たまには学者の予想通りになってくれ!」と思っているのは私だけではないだろう。
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