◎2023年06月24日 ---- ボス ◎
- 知らないくせに知ったフリするな!
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「海洋問題研究家」と名乗る大学の先生がタイタンの事故の解説をしていた。そこへ「爆縮」とのニュースが飛び込んできた。「タイタンの破片が見つかった」と言うことだった。◆司会者がその先生に「爆縮」に関することを訊ねた。先生は高校生みたいな説明をしていた。参考の映像として空気圧で缶が潰れるものが流された。先生は引き続き高校生みたいな解説をしている。司会者がさらに問うた。「爆縮によって、破片が飛び散るのですか?」と。すると大学教授はなんと「爆縮で機体に穴が空くとそこから一気に水が入ってきます。今度は内から外へと力が働くのです」などと言っている。高校生どころか中学生以下だ。ナンセンス◆「この教授は理系ではないな?これで理系だったらとんでもないアホ。大学はどこだ?」私は彼の経歴を調べた。やはり、経済学部の出身だった。◆「私は『海洋問題』の法律や経済性などには詳しいが、残念ながら理系ではないので『爆縮』などは知りません。そんな言葉は今回初めて聞きました」となぜ、正直に言えない?◆昨年の6月にこの欄で『嘘くさい大学特任教授』と題して、明らかに土木の知識のない教授が偉そうにテレビでデタラメな「地盤の解説」をしていたことを批判した。テレビに出る学者ってなぜそんなになんでも知っている風をしたいのだろうか?
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