2011年08月05日 ---- ボス

動員要請

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原発に関するシンポジウムや説明会、討論会を開けば賛成派よりも反対派の方が積極的に参加するのは明らか。都市部で共同溝の工事をやるときも或いは漁村で護岸工事をやるときも説明会に足を運ぶのは反対派の方が多い。あたりまえの話。「(自分たちとは関係のない)広い地域の福祉のためになぜ自分たちだけがリスクや負担を強いられるのか。」といった感情だ。橋を架けるにしろ、ヘリポートを作るにしろ同じこと。説明会に自ら足を運ぶのは反対派。


大前研一氏は「サイレント・マジョリティー(声を上げない多数派)」と「ノイジー・マイノリティー(大きな声で主張する少数派)」として解説した。

原発を巡るシンポジウムや説明会で賛成派の動員を誰かが要請したと騒いでいる。例によって「とんでもないこと」と騒いでいる。反対をする人間は自ら動くが賛成をする人間はなかなか自ら動かない。どちらかに偏らず、客観的な意見の集約を求めるなら賛成派にも足を運ぶようにお願いするのは責められる行為ではないと思う。

私は、今私が知っている情報のみからでは原発賛成も反対も表明できない。十分な資料もなければ代替案もない。多くの国民が「原発反対」「太陽光発電最高」と雪崩を打つのが怖いだけ。もっと慎重に見極めないか。

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