◎2024年07月25日 ---- ボス ◎
- オプティミスト vs ペシミスト
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「♫ 若かったあの頃 なにも怖くなかった・・」という有名な曲の歌詞がある。ふと気づいた。確かに私も何も怖くない時期があった。◆今は何事でも悲観的に考えてしまう私だが学生時代の一時期、私のことを「オプちゃん」と呼ぶ先輩がいた。◆福岡で浪人生活を送っていたころだ。医学部を狙って4浪している先輩が「モトミはいいなあ。オプちゃんはいいなあ」とよく言っていた。明るく楽観的な私を下宿仲間のみんなが羨ましがっていた。私はパチンコばかりしていたが予備校の試験ではいつも「A判定」だった。カネはないが健康だった。恋人もいないが「大学生になればすぐにできるさ」と思っていた。◆よく「人の性格は簡単に変わるもんではない」というが、気付くと私は「楽観的」な性格から「悲観的」な性格へと変わってしまった。経営者を長くやったせいで「悲観的」になったのか、それともあの「オプちゃん」は演技であの頃から実は私は「ペシちゃん」だったのか、分からない。◆「オプちゃんは楽だろうな」と思う。「残念ながらオレはオプちゃんにはなれそうにないな」とも思う。
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