◎2024年08月29日 ---- ボス ◎
- ホワイトボードを使わないダメ会議ばかり
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私の部屋(社長室)には大きなホワイトボードがあり、そこにはいつも何かが書かれている。書いているのは私。部下を社長室へ呼び、私の意図を説明するのにホワイトボードは必要。便利。◆社内の会議室にもホワイトボードはあるのだが私以外の者がホワイトボードを利用して説明したり指示を出したりするところを見たことがない。私は20年以上前から「ホワイトボードを活用した会議をしろ」と繰り返し言っているのだが無視されている。いや彼らは私の考えを「無視している」わけではなく彼らには「センスがない」というのが事実なのだろう◆社内の会議に出ても、その会議のために作られた「コンパクトにまとめられた資料」や「相関図」を見たことない。会議に出てくる資料は「メールのコピー」だったり「新聞記事」だったり或いは「他社のパンフレット」ばかり。私はいつも不満を感じながら会議を見守る◆私はアフターファイブも含め、大企業の社員と仕事の話をする機会は多い。私と話すときに「コンパクトにまとめた資料」や自分で作った「相関図」を示しながら説明してくれる若手社員がいる。あるいは(私がホワイトボードに書くような内容を)ノートに記入しながら「キノシタ社長、こういう理解でいいのですか?」と訊ねて来る者もいる。そのような社員は間違いなく伸びる。出世する。5年後にはリーダーになっている◆残念ながら我が社には「コンパクトにまとめた資料」や「相関図」を(私から「作れ」と言われなくても)自分で作る者がまだ一人もいない。少なくとも私は知らない。◆我が社の将来を憂えて、今日はグチを書いてしまった。
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