◎2012年02月07日 ---- 天吾 ◎
- インフレターゲット
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国会では不毛な議論が続いています。昨日、野田総理は野党自民党の議員の質問に対して「デフレ下での景気回復はありえない」と明言しました。正解です。経済を知っていれば当然です。一方、過去の2回の消費税率アップ、竹下総理のときと橋本総理のときの経験から数パーセントの消費税増税は景気に決してプラスにならないことも皆、知っています。しかしまた税収は増やさなければ財政破たんが迫っていることも事実です。
①デフレ下の景気回復はない。②消費税の数パーセントアップは景気にマイナス。③税収を伸ばさなければ財政破たん・・・・これらを解決するには経営者の知恵を借りるしかないのです。答えは簡単です。ボスと私が以前から主張し続けている『消費税率の段階的アップ』しかないのです。 半年に0.5%ずつ消費税率を上げるのです。インフレターゲットと同じ効果が出ます。
国会中継を見ていますと「消費税率を5%から10%に上げることの是非」ばかりが議論されています。アタマの悪い、経済をしらない政治家ばかりです。私は最近、民主主義よりも「賢いリーダーによる独裁政治」の方が国民は幸せなのじゃないか、などとも考えてしまうようになりました。寂しいことですね。 - コメント (0)