◎2012年05月28日 ---- 天吾 ◎
- 生活保護
-
高額所得者である漫才師の母親が生活保護を受けていたという事件がマスコミを賑わしていますね。私の大嫌いな「大阪のおばちゃん」らしい事件です。下品ですよね。◆一部のマスコミは「最低賃金」と「生活保護」の矛盾をまた訴えています。まじめに最低賃金をもらいながら働くより働かずに生活保護を受けるほうが手取りが多いのです。それもかなり大きな差が生じています。まさに「正直者がバカを見る社会」になっているのですよね。◆支給する役所の方は今回の事件の原因を問われると「強制力がない」だとか「担当者が少ない」とか言っています。事実でしょう。でもこのような状態を放置していていいわけありません。こんなことができるのだったら私だって両親に生活保護を申請させます。◆国民総背番号制度と言う考え方があります。「マイナンバー制度」という名前がつきました。やっと国会でも議論が始まっています。しかしこの議論がなかなか進まないのです。例によって自民党は重箱の隅をつつくような小さなことばかり上げて素直に賛成を示さないのです。あるいは他の野党はプライバシーの保護などと言って進ませません。◆どう考えたって、まともな、冷静な、識見ある者たちはこの制度を早く入れるべきだと思っているでしょう。ところがこれを導入されたくない某政治家のように裏金をため込んでいる連中は表向きは「プライバシーの保護が不完全」などと品の良い理由を見つけてはなかなか議論を前に進めないのです。マスコミと政治家が小賢く、小ずるく、そして下品だと国民がみな「大阪のおばちゃん」のように品がなくなってしまいますよ。
・・・・・・※実はボスから先ほど「この表現はあまりにも『大阪のおばちゃん』」を敵に回すのではないですか?大阪にも品の良い人は大勢いますよ」と言われました。どうしましょう?と聞かれたのですが 「できればそのまま載っけたいのですが」と言いますと「どうぞ」と言われました。
- コメント (0)