◎2012年07月30日 ---- サイトからのお知らせ ◎
- 残念な人
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2年ほど前、『残念な人の思考法』という新書が出た。とても面白い本であった。この本に書かれている「残念な人」とは潜在的能力はあるのに少し意識の置き方がずれているためにその能力を発揮できない人たちのこと。実際、この「残念な人」はとても多い。そしてその「残念な人」たちは自分が「残念な人」であることに気付いていない。非効率な努力をしている人、要領の悪い生き方をしている人に「こうすればいいよ」と注意をしても、「私はこういう性格ですから」と答えが返ってくることがある。残念な人である。◆こんな残念な人が増えている。もちろん残念な人は昔からいるのだが私の回りにも増えてきたように感じる。「どこに原因があるのだろう」と考えてみた。◆恐らく無関心が原因。行き過ぎた個人主義。「人は人。自分は自分。」という誤ったうぬぼれ。人に注意することもしなければ人から注意されることも嫌う。注意される状況からは逃げるか無視をするか「私はこういう性格ですから」という言葉で片付ける。日本の社会人に特にこんな残念な人が増えている。
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