2012年09月11日 ---- サイトからのお知らせ

自由からの逃走

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まずないことだろうが上司に高級フレンチレストランに誘われたと想像してほしい。メニューを渡され「なんでも好きなものを注文していいよ。」と言われたとする。つまり選択の自由を得たわけだ。だが普通の感覚の者は大抵、困ってしまう。それよりも「ここの〇〇はとてもおいしいよ。僕はそれにするけどキミもどう?」と聞かれるか「AとBがお勧めだよ。あるいはCかな」などと助言を受けると選択肢は狭まるが気分は楽になる。選択肢が多いこと、それを自分の意志で好きなものを選んでよい状態というのは自由なようであるが通常の感覚の者はそれを望まない。『自由からの逃走』でエーリッヒ・フロムはそんなことを書いていたと記憶している。◆現代はあまりにも選択肢が多すぎるように感じる。政治をみると特に。自民党・社会党・社民党・共産党の4つしか主だった政党がなかったころは政治も安定していた。いまは知らない名前の政党がたくさんある。◆与党民主党、野党第1党の自民党の総裁選に出馬する候補者が多すぎる。自由なように見えて国民はずるずる暗い方向へ引きずられているように感じる。◆作詞家の阿久悠氏が亡くなる直前、雑誌の鼎談で語っていた。「すこし免疫がないままにアメリカを受け入れすぎましたね。自由中毒とでもいうのかな。義務という抗体を打たずに自由だけ食ったら、腹を下しますよ、という現象が今起きているんだと思います。」

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2019年01月23日 ボスの
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