◎2013年02月21日 ---- サイトからのお知らせ ◎
- 黄金分割・黄金比
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縦長の楕円を書いて、「これが人間の頭です。これに目を描き加えて。」と渡す。福笑いみたいなもの。その人が楕円のどの位置に目を描くかでその人の「美的センス」がわかる。センスのないもの、普通の子供は楕円の上の方に目を二つ描く。センスがある人、知識のある人は楕円の真ん中、或いは真ん中より少し下に目を描く。◆殆どの学校では「美」が受験科目ではないためか「美」について勉強している人が極めて少ない。センスもなければ知識もない人ばかり。当社職員も例外ではない。「うちの会社はデザインを売っている。美しいものを売っているという自負を持て」といくら言っても成長しない。先ほどもみっともない「請求書」を持ってきて「押印お願いします」という。◆楕円の上の方に目を描くような感覚なのだろう。A4の請求書の上から3㎝くらいのところに「請求書」と書いてあり半分より上に金額が記入している。全くバランス感覚がない。◆規定の請求書フォームに記入することに慣れてしまい応用が利かない。基礎的知識がない。これまでどれだけの社員に「黄金分割・黄金比」を教えてきただろうか?何度言っても覚えない。やはり「美」は知識ではなく「センス」なのだろうか?バランスの悪い書類には判を押したくない。
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