◎2013年04月02日 ---- サイトからのお知らせ ◎
- 新入社員
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4月になった。街ではいかにも“フレッシュマン”といった感じの若者が目立つ。みんなに「頑張れよ!」と声を掛けたくなる。◆30年以上前、同期入学の友人たちに「1年と3日」遅れてやっと九州の大学を卒業した。心細い思いと少しの夢を持って夜行列車で東京に着いた。私の社会人としてのスタート。◆自堕落な学生生活、バラ色の学生生活をおくっていた私にとってゼネコンの現場職員という社会人スタートは予想をはるかに上回る厳しさだった。必死で頑張った。面白くはなかったが負けたくなかった。同期入社の者たちや年下の先輩に負けたくなかった。自分にも負けたくなかった。◆入社7年で私は退社した。負けたのかもしれない。逃げ出したのかもしれない。或いは夢を追いかけたのか。実際、当時の気持ちをはっきりと覚えていない。◆結局、その後の社会人人生も辛い事ばかりだった。逃げたのかもしれない。或いはいまだに夢を追っているのか。自分の気持ちが未だよく分からない。こんな人生もいいかもしれない。
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