◎2013年05月27日 ---- ボス ◎
- 標準時刻前倒し
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東京都の猪瀬知事は生理的には好きになれない。おそらく学生時代、友達は少なかっただろうし今も少ないだろう。好きにはなれないが彼の仕事は評価できるところが多い。今度は標準時を2時間繰り上げろと言いだした。実は私も全く同じことを10年ほど前から言ってきた。大学の教授などにも話してきた。2時間前倒しのメリットは大きい。◆「変革!」「チェンジ!」などと政治家が叫ぶと多くの国民期待して中身もわからないままに投票する。ところが多くの国民は自分の現在の生活が変化することを大抵嫌う。マスコミ、特にテレビが、考えることのない国民に追従する。今朝の情報番組で頭の悪そうなレポーターが小学生に尋ねていた。「標準時刻を前倒しすると暗いうちから登校しなくてはいけなくなるけどどう思う?」と聞いていた。90%程度の小学生とその親が「反対」と答えていた。◆変革を行えば必ず不利益を被る者が生じる。そこばかりに注目していたのではなにもできない。国は良くならない。ゼロベースに戻り、つまりこれまで標準時刻という概念がなかったとして、今我が国の標準時刻をどこに設定するべきかを経済やエネルギー或いは安全という視点から総合的に検討、判断すべきとがきた。総合的に判断すれば現状より2時間前倒しにすることのメリットは大きい。◆生理的には嫌いだが私は猪瀬都知事に一票を投じよう。
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