2014年03月24日 ---- ボス

いじめ自殺 「問題 片付くといい」発言とマスコミ

boss-2

昨年7月、ある小学校の女児が学校でいじめを受け自殺した。その問題が残る小学校の卒業式。式が始まる前に校長室で来賓が「(問題が)落ち着けばいい」と発言した。それを受けた教育長が「片付くといい」と返した。別の来賓から「今の言い方はあんまりでは」と指摘され、謝罪と撤回の意味を込めて「この言葉はよくなかった」とその場で訂正したという。◆確かに教育長の言葉は適切ではない。だがこれが全国紙で報じられ、テレビでコメンテーターが「とんでもない」と騒ぐほどの問題か。◆この教育長をかばう気持ちはさらさらない。こんな報道がなされるのは普段の教育長の態度や発言にも問題があったのかもしれないと勘ぐってもみる。◆だがしかし、やはりマスコミがおかしい。校長室の中の来賓との会話。不適切な発言をその場で撤回している。そこで終了だろう。だれかがマスコミにむかって「教育長がこんな発言をした。とんでもない。遺族が聞いたらどう思うだろうか。」などと良い人ぶって校長室でのやり取りを垂れ流す。それを聴いたマスコミは当の教育長に詰め寄り「本当なのですか?遺族への配慮が欠けていませんか?」などとただす。さらにマスコミはわざわざ遺族にむかって「教育長がこういう発言をしたのですが遺族としてのお気持ちは?」とことさらに問題を大きくする。最も気の毒なのが遺族。マスコミに対して「ほっといてください」とも言えない。◆自分で問題を大きくし、遺族を傷つけておきながら正義者ぶるマスコミが私は大嫌いだ。

コメント (0)

2024年04月19日 ボスの
スケジュール
  • 午前人事考査
  • 午後クリニックで健康チェック
  • 夕方飯田橋「牡蠣殻亭」で集まり
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
« 3月    

カテゴリーリスト