◎2024年02月13日 ---- ボス ◎
- しょうもない話
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先週の土曜、ゴルフも温泉も予定がなく、私は午前中は会社に行き少し仕事をした。正午に新橋の老舗サウナ「アスティル」の開店と同時に入店した。「アスティル」は風呂も良いがマッサージやアカスリも非常に良い。1時半から20分間の足裏マッサージ、その後60分間の全身マッサージを予約した。◆サウナ風呂で汗を流した後、1時半にマッサージ室に入った。いつもお願いしている大森さん(男性)が「キノシタさん、全身のあとにアカスリも予約されてますか?」と聞いてくるので「いいや、今日は足裏20分と全身60分のマッサージだけですよ」と答えたら大森さんが「そうですか。そうですよね。いや、アカスリにもキノシタさんという方が予約されてたので・・・」と言う。「なにかの間違いじゃないの?」と思いながら足裏マッサージの心地よさで眠ってしまった。◆その夜、翌日のゴルフの準備をしていると息子(31歳?)からLINEが届いた。「今日『アスティル』に行ったよ。父さんが足裏マッサージを受けながら気持ちよさそうに寝ていました。声かけませんでした。僕はアカスリしてきました。気持ちよかった」だって。◆しょうもない話です。
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◎2024年02月13日 ---- ボス ◎
◎2024年02月09日 ---- ボス ◎
- 統計の落とし穴
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テレビ番組『A』と『B』。それぞれ毎週欠かさず観るという人を1000人ずつ追跡調査した。10年後に、『A』観ていた人のうち100人以上が死んでいた。入院している人も50人を超えていた。『B』を観ていた中で死んだ人はわずかに1人だけだった。入院中も3人しかいなかった。このデータをもとに『A』は呪われた番組、『B』は長生きを約束される番組となった。『A』を観る人はいなくなり、『B』の視聴率はとても高くなった。◆一面からのみ統計を取るとこのようなことがよく起こる。統計は疑ってみなければならない。『A』が『水戸黄門』、『B』が『開けポンキッキ』であったと聞けば「ああ、なるほど」となる。◆「『週に3日以上、1万歩を歩くように心がけている人』は『そうでない人』よりも風邪にかかる可能性が30%少ないということが分かりました。皆さん風邪を引かないために週に3日は1万歩を歩きましょう」とラジオで言っていた。「嘘つくな!」と私はつぶやいた。「週に3日以上、1万歩を歩くように心がけている」という段階でこの人は「健康に留意している人」である。「健康に留意している人」と「そうでない人」の差なのかもしれない。このデータからだけでは「1万歩」が「風邪の罹患を押さえる」ことには繋がらないと思う。
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◎2024年02月08日 ---- ボス ◎
- 不幸癖
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「オレのように賢い男が、こんなに努力しているのに、なんでうまくいかないのだろう?なんで金持ちになれないのだろう?」長いことそんなことを思っていた。そして「やっぱり怠惰な大学生活がいけなかったのかなあ?」と反省していた。五木ひろしがうたう『おまえとふたり』の出だし「♫わーたしは 不幸癖 とれなーい女と この胸に か細い手をそえて ああ 泣きじゃくる人・・・」をしょっちゅう歌っていた。「女」を「男」に替えて歌っていた◆努力は続いた。人一倍働いた。何年も働いた。考えた。いつも何かを考えていた。不幸癖が取れるまで働いて考えた。考えた。考えた◆いつのまにか不幸癖はとれていた。先日、新橋の居酒屋の優先で『おまえとふたり』が流れていた。懐かしくなった。よく頑張ったな。いっぱい考えたな。自分を少しねぎらった。
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