2024年04月の記事一覧

2024年04月26日 ---- ボス

幸せな人生って

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「早すぎるよ!」と言いたい「死」は多い。私もこれまでに「早すぎる死」で多くの友人を失った。「早すぎる死」を迎えた方のその人生が不幸だったかと言えばそんなことはない。「早く終わり過ぎた人生」だが彼らの人生はみな「幸せな人生」であったように思える。◆自分の人生を振り返って「不幸な人生だったな」と思う人はほとんどいないのではないだろうか◆日本人の多くは、北朝鮮やミャンマーやアフリカに生まれた人たちのことを「かわいそうに」と思っているようだ。「オレは日本に生まれてラッキーだった。北朝鮮に生まれた人はそれだけでアンラッキーだね」なんて話を聞くことが多い。果たしてそうだろうか◆北朝鮮で産まれて死ぬ人たちも、そのほとんどが「幸せな人生だった」と思っているのではないだろうか?人と比べることがなければ大抵の人が「まあまあ幸せだ」と感じているように思うのだが。

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2024年04月25日 ---- ボス

みっともない

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また国会議員が不祥事で辞職した。みっともない。◆一昨日に報道されたときは「二十歳代の女性と同棲していたことがまもなく週刊誌に報じられることが原因か」などと伝えられた。それを聞いて私は「へえ、こんな男でも若い女性を口説けるんだ。やるじゃん。それにしても女もよほどモテない女なのだろうな」などと思った。◆詳細が分かった。パパ活、いわゆる契約売春だ。男も女も最低◆こんな男が我が国の国会議員だったのだと思うと情けなくなる。みっともない。

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2024年04月24日 ---- ボス

学歴詐称疑惑

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同期入学者に1年と3日遅れて私は九州大学を卒業した。当時の九大卒業生は3月27日付けの卒業証書をもらっていたが、卒業ギリギリまで再試験を繰り返していた私は3月30日卒業となった。3月30日の卒業証書はおそらく数名しかいない。◆私が総理大臣に立候補しても「キノシタは本当に九大を卒業したのか?」などと疑うマスコミはないだろう。たとえ卒業証書を見せなくても誰も疑わないだろう。証人も何十人もいる。◆私ですら誰でも信用してくれるのに、学歴詐称を疑われる有名人が時々現れる。米国コロンビア大学を卒業したと言い張っていた下品な女性がいた。最近はカイロ大を首席で卒業したと主張している政治家がいる◆学歴詐称を疑われる人はおそらく学歴詐称しているのだと私は思っている。私だって疑われることないのだから疑われる人はよほど成績が悪かったのだろうな。卒業を証明してくれる親しい学友が一人もいないなんておかしい。大学に行った意味がない。

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2024年04月23日 ---- ボス

ジャズが読書の邪魔になってきた

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基本的に一年中、なにかの本を読んでいる。今は友人に勧められた『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読んでいる。翻訳モノは苦手なのだがこの本は別。最近の若い方の表現では「面白過ぎる」本だ◆読書の時にラジオなどから人の話し声が聞こえると邪魔。クラシック音楽は邪魔にはならない。最近はジャズがダメになってきた。◆ジャズは今でも私の最も好きな音楽ジャンルではあるのだが読書には邪魔になってきた。「ジャズを聴きながら開くのは小説ではなく画集だな」などと昨夜『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読みながらチラッと思った。◆◆(専門が「理系」の方、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』をお勧めします。「文系」の方にはちょっと理解しづらいかもです)

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2024年04月22日 ---- ボス

ヘリコプター事故

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土曜日の早朝、スマホのYahooNewsを見て驚いた。海上自衛隊の対潜哨戒ヘリ2機が墜落したとの情報。その2機が消息を絶った時刻が30分ほど差があった。消息を絶つ時刻に30分の差があるということは空中衝突ではないということを意味する。空中衝突でなく自衛隊ヘリ2機が落ちるとなると・・・。◆「潜水艦から攻撃された、としか考えられない」と私は思った。「下手をすると戦争になるぞ」と思った。怖かった◆それから数時間後「海自機2機は空中衝突したものと思われる」とのニュースが流れた。搭乗していた8名の安否は気になるが、正直、生存の可能性はない。優秀なクルーの損失と高価な機体を失うことはまことに残念だが「戦争」ではないことは確認できた◆それにしても自衛隊の皆さまは、我々日本国民の安全を守るためにまさに命がけで夜間、真っ暗な洋上で厳しい訓練を繰り返していることを改めて知った。感謝に耐えない。

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2024年04月19日 ---- ボス

今考えると恐ろしい

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若かったからだろう。◆多分、昭和59年(1984年)頃のこと。私は仕事の仲間たちと3人で新宿2丁目で飲んでいた。私でも「あっ、これはマリファナだな」って気付くくらい濃厚な香りが漂っていた。若い私は既に随分飲んでいた。客は少なかった◆そこへ男がキレイな女性を二人連れて入って来て、店の奥の方のテーブルについた。こちらは男3人、向こうはキレイなオネーサンが2人も居る。はっきりと覚えていないが、きっと羨ましかったのだろう。私はチラチラと奥の席に顔を向けていたようだ。奥の席のオニーサンと目が合った。彼が手招きする。私は調子に乗ってオニーサンのテーブルへ行った。「ま、一緒に飲もうや」とオニーサンが言って高級ボトルの水割りを出してくれた。◆話がはずんだ。楽しかった。オニーサンは自分はヤクザだと言った。名刺を見せてくれた。その名刺は通常の名刺よりも一回り大きくパウチ加工されていた。山菱の代紋が入り、名刺の角から紐で翡翠の勾玉(まがたま)が繋がっていた。日本一の勢力を誇る、誰でも知っている組の名刺だった。関西を基盤とする組だが東京への進出するために彼はやってきたと言う。「東京はまず新宿だ」と彼は言った。私は怖くはなかった。◆「オマエは大学出てんの?」とオニーサンが聞いてきた。「はい、九大の土木です」と答えると「土木か、土木は使えねえなあ。法学部なら興味あるんだがなあ。うちへ来いと誘うんだけどなあ」とオニーサンは本気か冗談か分からないことを言った。30分ほど一緒に飲んだころオニーサンは女性を置いて帰っていった。オニーサンはカネを払わなかった。◆その30分後くらい、私はオネーサンとタクシーに乗っていた。さっきのオニーサンの連れの一人だ。彼女は「四ツ谷三丁目」と運転手さんに告げた。クルマが走り始めると彼女は私の方を向いて言った。「ウチまで来てもいいのよ。でも、あなたのこと思うときっとこの辺でタクシー降りた方がいいと思うわよ」◆「うん、どうもこの状態はマズイな」私は気づいた。「名残惜しいけど・・」とか言いながらタクシーを降りた。オネーサンの名前ももちろん電話番号も聞かなかった。(まだ携帯電話の無い頃だった)。私も名前は名乗らなかった。さっき見たオニーサンの名刺の名前も憶えていなかった◆いま考えると恐ろしい話。

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2024年04月18日 ---- ボス

「安くて美味い」よりも「ここでしか食えない」

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ランチ時に行列ができる店が銀座に数店舗ある。それらの店は「安くて美味い」と評判の店。忙しい私は「安くて美味い店」には興味が無い。「安くて美味い店」に並んでランチを食うことはない。◆「ここでしか食えない味」を供する店には並ぶこともある。「らいむらいと」(一口坂)のハンバーグ。「登龍」(麻布十番)の四川風冷やしソバ。「プティフ・ア・ラ・カンパーニュ」(一番町)のチキンカレー。「阿吽」(湯島)のつゆ無し担々麺。「鳥近」(人形町)の卵焼き。「新三浦」(築地)の親子丼。「長崎街道」(新橋)の皿うどん。「一風堂」(恵比寿)の白丸ラーメン。「ジャスミン」(広尾)の北京ダック。私はどの店にも年に2,3回は行く。オススメ。◆今、探しているのが「ビーフシチュー」の美味い店。情報を求めています。

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2024年04月17日 ---- ボス

大好きな徳光さん

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徳光和夫さんのラジオ番組を毎週欠かさず聴いている。先週の放送でこんなことを言っていた。「僕はね、初めての人と会うとき『この人のどこか好きになれるところはないか』と探すんですよ」◆ややもすると相手の欠点ばかりが目立つことも多い初対面のときに「好きになれるところはないか」と探すのは相手に一歩近づくことができるのだろう。さすが徳光さんだ。人生が裕福になる。毎週、徳光さんの話を楽しく聴いているが確かに徳光さんが人を貶すことはない。どんな人でも長所を見つけ、そこをクローズアップして紹介する◆逆に、人の欠点ばかり探している人もいる。良いところに光を当てず、人のダメなところばかりを探す人生は寂しい。

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2024年04月16日 ---- ボス

大谷翔平の銀行口座

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水原一平は大谷翔平になりすまし大谷の銀行口座から博打の胴元に24億円もの大金を送金していたそうだ。これを聞いて多くの方は「大谷は1000億円以上の契約をした。1000億円の中から24億円を送金した」と勘違いしているようだ。◆大谷はドジャースと10年契約で1070億円契約したが、そのうちの1040億円は後払いとなっている。ドジャースからはまだ30億円しか振り込まれていないのだ。つまり水原は「1070億円のなかの24億円」を盗んだのではなくて「30億円の中の24億円」を盗んだのだ。◆大谷が後払いではなく前払いで契約していたら、発覚はさらに遅れ、被害額も数倍になっていただろう。後払いにしておいて良かったですね。「不幸中の幸い」という言葉は適切ではないかもしれないが、この事件から吹っ切れて、大谷選手の大きな活躍に期待する。

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2024年04月15日 ---- ボス

死刑囚が「尊厳を持って死にたい」などとほざくな!

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死刑の執行を直前に言い渡されるのは「法に基づいていない」「尊厳をもって最期を迎えることができない」などとして死刑囚2人が国を訴えた。(yahoo news)◆「ふざけるな!」と言いたいのは私だけなのか?どこからも「ふざけるな!」との声が聞こえてこないことが不思議だ。◆我が国で「死刑囚」になるのは、誰が見ても残虐な殺人事件の首謀者だけだ。それも複数人を殺害しなければ私刑にはならない。この、訴えた2人の死刑囚は誰なのかは不明だが事件当時は随分と新聞を賑わせたはずだ。◆殺された人だけでなく、その家族や関係者に多大な苦痛を強いておいて、よく自分の死刑執行に関して「尊厳を持って最後を迎えたい」などと贅沢を言えるもんだと腹が立つ。◆訴えた2人の死刑囚がどこでどうやって繋がったのかも疑問だ。分からないが恐らくそこには妙な「人権派」の弁護士が絡んでいるのだろう。◆二人の訴えを大阪地裁が全面的に退けたのは当然だが、こんなくだらぬ訴えに対してまで真摯に向き合う我が国はなんと平和な国なのだろう。「平和ボケ」と言われても仕方ない。

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2024年04月15日 ---- ボス

こだわり

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「車ですか?走れば何でもいいです」「もちろん美味しいものは好きですが、行列に並んでまで食べたい人の気持ちは分かりませんね」「時計は時刻が正確であればそれで充分です」「着るものですか?清潔であればなんでもOK」「お酒は酔っぱらえればいいです」「男の人?優しい人だったら・・」「そんなに偉くなりたくありません。出世すると責任が重たくなって大変でしょ。」◆こだわりが無いことが「良いこと」のように自信を持って話す人が多い。にこにこと笑顔で相槌を打つが、実は私は「こだわりがない」ことなんて何の自慢にもならないだろう、と思っている。彼らだって自慢しているつもりはないのだろうが・・◆「もうちょっと『こだわり』を持った方が魅力的。面白い人間になりますよ」とアドバイスしたい大人がいっぱい居る。

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2024年04月12日 ---- ボス

「会話の減少」が「発想力の低下」に繋がる

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コロナを契機にリモートワークが増え社内での会話が減った。「働き方改革」とやらも手伝ってコロナが収束した後も残業や社内会話は減ったままだ。その現状を私は心配している。こんな状態で新しい発想が生まれるのだろうか?◆目を閉じて「何かないか?」と一所懸命に考えても新しい発想など生まれない。会議をしても、会議の中では新しい発想など出てこない。◆私の経験から言えば「発想」は「雑談」の中から生まれる。「社内の雑談」には多くの新しい発想のためのヒントが埋まっている。「会議」のみで「雑談」の無い会社には新しい発想は生まれない。とはいえ「雑談」のテーマは何でも良いわけではない。「今日の夕飯、なに食う?」というような話題からは「会社の方向性」に関するアイデアなど出てくるはずもない。

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2024年04月11日 ---- ボス

マスターズ

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「今年は『本屋大賞』の予想(やっと)当たりましたね」などと複数の友人知人からお褒めの言葉をいただいた。感激!◆「ところでマスターズ始まりますよ。今年は予想しないんですか?」ともいただいた。「そうだ!マスターズを忘れていた!今日の深夜からだ!」と慌てた◆どうしても応援する選手を優勝候補に推してしまう。「優勝:ジョーダン・スピース」「準優勝(2位)松山英樹」と予想する。頑張って!◆明日からしばらく睡眠不足が続きそう。

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2024年04月11日 ---- ボス

当たった!

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昨日は名門『霞が関カンツリー倶楽部』をお客様とラウンドしていた。最高のお天気で富士山もキレイに見えた。なにより満開の桜は筆舌に尽くしがたい美しさ。絶不調だった私のゴルフも春の暖かさとともに少しずつ状態が良くなってきた。◆ゴルフをしながらも今年の「本屋大賞」の結果が気になった。ホールアウト後、スマホでチェックした。私の予想通り『成瀬は天下を取りに行く』が大賞を受賞していた。◆初めて私の予想が当たった。最高のゴルフと合わせて記念すべき一日になった。

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2024年04月09日 ---- ボス

本屋大賞 2024

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毎年この時期、今年の本屋大賞作品を予想する。これまで当たったためしがない。私が「これだっ!」と思うものは大抵2等賞だ。だが今年は自信がある。◆今年の本屋大賞は『成瀬は天下を取りに行く』(宮島未奈)で決定でしょう。ノミネート10作品の中では最も「本屋大賞」にふさわしい。今年は自信がある。◆私個人的には『永遠と横道世之介』(吉田修一)が最も推す作品なのだが何故かノミネートすらされなかった。残念。◆2024年の本屋大賞の発表は4月10日の午後ということだ。今年は私の予想が当たるだろう。

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2024年04月09日 ---- ボス

ラッキー

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今どきは社長が部下の女性をランチに誘うと「セクハラだ!」と言われかねない。なかなか誘うのも難しくなってきた。◆昨日、昼休みにニュー新橋ビルに向っていたら部下の女性と出くわした。つい「メシ、ご馳走するよ。一緒に食おうよ」と言ってしまった。言ったあと一瞬「『セクハラですよ』などと言われたら嫌だな」と思ったが彼女の表情を見て安心した。「ええ、是非」と笑顔で彼女は応じてくれたのだった◆ニュー新橋ビルの中としてはちょっと気取った喫茶店に入った。ランチメニューはどれも2000円弱。新橋にしては高い。私はジェノベーゼを、彼女はクリームパスタを頼んだ。食後に彼女は紅茶、私はコーヒーを頼んだ。◆パスタの前にスープが出た。美味しい。次にパスタ。残念ながらアルデンテではない。味もイマイチ。それどころか麺が6~7本くっついている。素人が茹でたようだ。私はそのくっついた部分を皿の脇に残し、残りはすべてたいらげた。皿を下げに来たウェイターはそれに気づき「大変失礼しました」と丁寧に頭を下げた。◆イタリアンレストランでもない、ニュー新橋ビルの中の喫茶店。最初から「おいしいスパゲティー」は期待していなかった。アタマを下げるウェイターに対し私は笑顔で返した。ウェイターは食後のコーヒーと紅茶を持ってきたときも「すみませんでした」と丁寧に頭を下げた◆食事が終わりレジへと向かった。あのウェイターが速足でやって来て小さな声で「粗相がありましたので今日の御代はサービスさせていただきます」と言う。「ええっ、いいよ」と私は答えたが彼は「すみませんでした」を繰り返す。私のパスタだけでなく、彼女の分も、紅茶もコーヒーもすべてタダになった◆私は一銭も払っていないのに部下の女性から「どうもごちそうさまでした」と言われた。なんとラッキーなことだろう。たまにはこのような幸運に出会わすから人生は面白い。◆また近いうちに、この親切な店を再訪しよう。

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2024年04月05日 ---- ボス

 「好き・嫌い」で判断するな! 「白鵬いじめ」じゃないか?

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「もはや相撲協会による『白鵬いじめ』だ。宮城野部屋に下った『異様な閉鎖処分』への強烈な違和感」との記事が『週刊現代』に載っていた。私の目にも「相撲協会による白鵬いじめ」と映っている。◆そりゃ確かに白鵬は現役時代から「勝てばいい」という感じで、その振る舞いに関して「横綱としての品格に欠ける」と各方面から注意されていた。敵も多かった。だがその一方で数々の大記録を打ち立てて来たことも事実。モンゴルから単身日本にやってきて大変頑張った。結果、大横綱になった◆相撲協会の理事の多くが「白鳳嫌い」なのだろう。それは分かる。ただ組織運営においては「組織の発展」が一番であり、そこには「公平な対応」が必要。どんな組織でも、上司が部下に対して「好き・嫌い」で対応を変えていては組織は発展しない。「好き・嫌い」でジャッジを変えてはならない。

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2024年04月04日 ---- ボス

お台場でフォーミュラE

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昭和の終りから平成3年ころまで、幾度となく私はある大物政治家のお手伝いをする機会があった。多くの政治家がいかにダーティーなのか、いかにアホなのか、そしていかに金儲けに長けているのかを知った。◆当時も自民党に逆風が吹いていた。このまま選挙になれば自民党は大敗する。社会党に負けるわけにはいかぬ。・・・そこで自民党の政治家は「新たな保守政党」を作って、自民党から逃げる票の受け皿にしようと考えた。私の回りの連中は、テレビで名前の売れている海江田万里や小池百合子などを口説き始めた。そうしてできたのが「日本新党」だった◆当時私はそんなことをやりながら、ある総合商社の企業投資室で「これからはインターネットだ!」と教えられ、「インターネットが普及するとどうなるか」を教えられた。「映画やゲームは空から降ってくるのですよ」と言われてびっくりしたことを覚えている。◆同じころ、日本でも「モナコのような、公道を走るF1レースをしよう」と私の回りは盛り上がっていた。世の中はバブル景気に浮かれていた。「公道ってどこを走らせるんですか?」と私は聞いた。「お台場ですよ」と彼は答えた。具体的なルートまで検討していたが結局はバブルが弾け実現しなかった◆先週、そのお台場で『フォーミュラE』が開催された。我々が熱く語っていたころから30年以上たって実現したのだった。私は開催されることを、直前までまったく知らなかった。もちろん今の私は政治家とははるかに遠いところに居る。

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2024年04月03日 ---- ボス

静岡県川勝知事 辞任報道

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私は個人的には「我が国にリニアモーターカーは不要。メリットよりもリスクの方が大きい」と思っている。そう思っているものの、もうここまで来たからには早く開通させるべきだろう。開通が遅れた最大の要因は静岡県の川勝知事にあったことは皆さんご存知の通り。なんとも石頭の、人に迎合や忖度することのない、めんどくさそうな方である。問題発言も多い。だが私は川勝知事のことが嫌いではなかった。少なくとも自民党の多くの国会議員と違い川勝知事は私利私欲のための言動はない。失言を含めて、皆、静岡県民のためを思っての言動であったと私は信じている。◆リニアに対する考えは私とは異なるが、川勝さんのような「ぶれない」「人に迎合しない」政治家がいなくなることを寂しく感じる。◆彼の失言の多くは、マスコミが騒がなければどうってことの無いことのように私には思えるのだった。マスコミは小さなことの揚げ足取りが酷すぎる、と感じている。

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2024年04月02日 ---- ボス

義理人情

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記者に対し「ばかやろう!」と返した二階さんはその著書で「人心掌握の極意は 『義理と人情とプレゼント』(GNP)」だと紹介しているそうだ。◆30年前、私がまだ若い頃、大阪に住む友人から「キノシタさん、オネーサンにモテるコツは『マメにヨイショにプレゼント(MYP)ですよ』と教えてもらったことを思い出した。政治家のGNPよりも粋なオニーサンのMYPの方がよほど為になる。◆社長室の私の執務デスクの後ろには『義理・道徳』の大書を掲げている。政治家でも経営者でも『道徳』を忘れてはいけない。◆そしてもう一つ。『人情』と言う言葉を前面に出し過ぎる人は怪しいと私は疑っている。昭和の名曲。高倉健が歌う『唐獅子牡丹』は次のように始まる。『♫ 義理と人情を 秤にかけりゃ 義理が重たい 男の世界・・・・』・・素晴らしい!(健さんかっこいい!)◆いまどきは「男の世界」などと言ってはいけないよと注意されそうではあるが、やはり「男の世界」とか「女の世界」はまだまだあるようだ。◆「GNP」よりは「MYP」のほうが正直だし、男の世界を貫くには「GD」だと私は信じている。◆少なくとも二階さんの「ばかやろう」発言はとてもかっこ悪かった。

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2024年04月26日 ボスの
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  • 午前机まわり整理
  • 午後防衛案件会議
  • 夕方新橋「有薫酒蔵」で飲み会
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