◎2019年09月24日 ---- ボス ◎
- ふざけるな! 新聞。
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「秋分の日」で祝日だった昨日、ある全国紙の1面トップのみだしに呆れた。「消費税率 複雑5通り」とあるのだ。そして「消費者や小売店の混乱が予想される。経済産業省は周知に向けた取り組みを加速させるが、残された時間は少ない」などと、のうのうと書いている。「よく言うよ!」と言いたくなる◆まともな経済学者や殆どの経営者は「軽減税率など『愚の骨頂』」と分かっている。もちろんほとんどすべての政治家も理解している。だが「愚の骨頂」の説明は簡単ではない。なぜ「軽減税率は『愚の骨頂』」なのかを有権者のおばちゃんたちに分かりやすく説明するのが難しい。それよりも「みなさんのために、せめて食料品だけでも軽減税率を!」と叫べば票になる。本来なら新聞は真実を伝えるべきで「どうして軽減税率など導入しない方が良いのか」を読者に説明する役割を負うべきなのに彼らはしなかった。◆断言する。大手新聞各社のトップはみな「軽減税率は愚」と理解している。そのくせ「自分だけは助かりたい」との思いから、それを言わず、まず新聞が軽減税率の適用を約束させた。ひどい話。◆消費税増税と軽減税率導入に合わせ、私は新聞購読をやめることにした。新聞は値上がりしないが、だからこそ止めるのだ。小さな抵抗。
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