2012年09月06日 ---- ボス

オスプレイは危険? なにに比べて危険?

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先日、この欄でオスプレイについて触れた。テレビが「危ない、危ない」とのイメージを擦り付けているオスプレイ。落ちたことのある事実のみを報道する姿勢を攻めた。飛行機だってヘリコプターだって空を飛ぶものはたまに落ちることがある、と書いた。オスプレイは主に輸送用ヘリCH-46(通称シーナイト)の後継機。私のもとにある資料では10万時間あたりの事故率はCH-46より低い。CH-46よりも安全であっても事故は起こった。この事故ばかりを取り上げる報道姿勢を非難した。◆本日はその続き。航空機の事故に関して最も多く使われるデータがこの「10万飛行時間あたり」何回事故があったかというもの。「時間あたり」の比較であって速度は関係ない。オスプレイはCH-46よりはるかに速く飛ぶ。つまり同じ輸送ミッションをこなすのにオスプレイはCH-46よりも時間がかからない。お分かりだろうか。◆移動に伴う「安全」を比較するとき、「時間あたりの事故」「移動距離あたりの事故」「移動距離の一人あたりの事故」と3通り方法がある。時間あたりの事故率が低くても移動距離あたりの事故率が高いことなどしょっちゅう。「時間あたりの事故率」が車の方が飛行機よりも安全であっても鹿児島から稚内まで移動するなら飛行機のほうが安全になる。車で30時間かかるところを飛行機なら2時間で行けるのだから。◆私が言いたいのは、マスコミはどの数字を根拠に、なにと比較して「オスプレイは危険だ」と言っているのか分からないということ。オスプレイに反対する県知事や市長がテレビに出るが彼らもなにと比較してオスプレイが危険と言っているのかさっぱり分からない。◆日本全体があまりにも算数や物理に弱くなってきている。(オスプレイとCH-46の搭載できる人員数はほぼおなじでどちらも25名程度であるので「移動距離あたりの事故率」と「移動距離の一人当たりの事故率」は同じ比率になる。)

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2020年07月14日 ボスの
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