2024年05月07日の記事一覧
◎2024年05月07日 ---- ボス ◎
- 子供をデモに連れて行く?
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ゴルフに麻雀に大変と忙しいゴールデンウィークであった。その中で、日曜日の午前中だけはのんびりとテレビを観ていた。「サンデーモーニング」は4月から関口宏さんに替わって膳場貴子が総合司会者になった。膳場貴子さんは美しく感じいい。◆この番組、スポーツの「喝!天晴!」のコーナー以外は、軸足がやや左に寄っていることはご承知のとおり。そこを理解しながら眺めていると楽しい知的構成になっている◆だが『風をよむ』で私には引っ掛かる発言があった。それはコメンテーターのアンカー、松原耕二氏が言った言葉だった。「海外のデモでは親が子供を連れて参加することが結構多いのです」と言いだし「幼いころからそういう教育をすることはとてもいいことだ」というようなことを言っていた。私は「この人、コメンテーターとしては最低じゃね?」と思った。◆子供が右へ行くか左へ行くかは、親が左右の違いを極力正確に(つまり自分の感情抜きで)教えて、子供が成人になるころに自分で決めることが理想だろう。子供を、親の参加するデモ行進に一緒に連れて行くことを礼賛するようなコメンテーターはおかしい。◆たとえそれが「戦争反対!」のデモであってもおかしい、と私は考える。
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◎2024年05月07日 ---- ボス ◎
- 「プロジェクト・ヘイル・メアリー」
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本を人に勧めるのは難しい。自分が読んだ本を「これ、とても面白かったよ」と言いながら部下にあげたら、もらった部下は「社長からいただいたのだから急いで読まなくちゃ」と感じるかもしれない。本を人にプレゼントする側のマナーは「読んだ?」とは聞かないこと。あげたことを忘れること。◆私は何人かの読書仲間がいるが「この本、良かったよ」と紹介するが「読んだ?」「どうだった?」とは聞かないようにしている。自分が感動した本に、紹介した相手も感動するかどうかは分からない◆と、もっともらしいことを書いたが、どうしても紹介したい本がある。私は友人から「この本、とても良かったよ。是非、読んでみて」と貰ったのだった。「オレ、翻訳モノは苦手なんだよ。しかもSF?」などと言いいながら「ありがと。読んでみるわ」となった。◆読み始めたら止まらない。最高の面白さ。『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は超オススメ。購入しないでも、読まないでもamazonのカスタマーレビューを読んでみて欲しい。この本を読んだ人たちがどれだけ絶賛しているかが分かるだけでもいい。
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