◎2018年01月23日 ---- ボス ◎
- 温かい励ましの言葉
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一昨年、母が命を引き取った佐伯市の南海医療センターは、医師も看護師も事務の方々も皆さん心配りの行き届いた素晴らしい病院だった。「こんなに献身的で優しくしてくれる。できれば私もこの病院で息を引き取りたいもんだ」とさえ思った。この病院の建て替え工事に関しては、私が屋上に素晴らしいヘリポートを作りたい、わが故郷だ、もちろん採算は度外視してでも良いものを作りたい、と強く願っていた。ヘリポート建設が決まれば私に相談が来ると思っていた。大分県のドクターヘリの拠点である大分大学病院ヘリポートをはじめ大分県、宮崎県、熊本県の大型病院のヘリポートはほとんどすべて関わってきたのだから。それらの病院の皆から「素敵なヘリポートを作ってくれた」と感謝されているのだから。佐伯からは当然相談が来ると思っていた。◆だから佐伯南海医療センターのヘリポート工事に関してなんの相談も無かったことが悔しいし寂しい。厚かましく、もっと(営業的に)足を運ぶべきだったのか・・・。残念でならない。◆そのことを昨年暮れ(12月26日)この欄に書いた。年が明けて、高校の後輩から暖かい励ましの言葉がメールで届いた。許可はいただいていないがここに転載させてもらう。◆・・・(前略)佐伯の人たちは、だんだん寂れていく街をみて、自信をなくしています。・・・そんなときに、「このヘリポートは、佐伯の出身者の木下さんが設計しました。高度急性期病院へのアクセスは万全です。」と落成式で話せば、佐伯の人たちは、どんなに力づけられることだったでしょう。・・(中略)救急ヘリの大切さを感じます。・・・(中略)今は、「衣食住」から「医食住」となっています。心筋梗塞、脳梗塞など、住んでいる地域で、時間との戦いに敗れ、命を落とすことがないようにする、エアロファシリティーの仕事は非常に大事な仕事だと思います。・・・(後略)◆嬉しいメール。ありがたい応援。我が国で「ドクターヘリの安全な運航」を継続するために、私も南海医療センターの看護師の方々のように、献身的に頑張ろう。
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