◎2018年04月25日 ---- ボス ◎
- なぜ謝るのか?
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22日に群馬県で開かれた前橋・渋川シティマラソンで熱中症とみられる症状で男女16人が搬送された。前橋市は23日、入院した重症患者のうち、10キロ部門に出場した20代男性が集中治療室(ICU)で治療を受けていると明らかにした。実行委員会の会長を務めた山本龍市長は「心からおわびを申し上げる」と陳謝した。当日の前橋市内の最高気温は30・5度に上った。大会前から高温の予報が出ており、実行委は16日に公式ホーページで注意を呼び掛けるメッセージを掲載。経口補水液を新たに取り入れ、給水所のスポンジや飲み物を増やすなど対策も講じた。事前の会議で中止は検討されなかったといい、市の担当者は「結果的に準備が足らなかった。反省と検証をしたい。来年以降は中止も含めてさまざまな判断が必要となる」とした。・・・(以上、上毛新聞)◆私はなぜ市長が「心からお詫びを申し上げる」と陳謝するのか理解できない。ネット社会、マスコミ先行社会となった現在、「ことが起こればまず謝れ。開き直ってはならない」という風潮がある。つい数年前までは「自己責任」という言葉が舞っていたが最近は聞かなくなった。マラソンに出るか出ないかは自己責任だ。あらゆることに完璧に準備ができていなければ主催者の責任になるようでは我が国からすべてのイベントが無くなってしまう。◆みんなでもう一度「自己責任」ということを考え直したいものだ。
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