2018年07月17日 ---- ボス

サッカーのルール

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FIFAワールドカップロシア大会はフランスの優勝で幕を閉じた。今回から誤審を防ぐために「ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)」と称する映像確認の審判員を採用することになった。私個人的にはとても良い事だと思っている。テレビ観戦しながら何度もこのVARの確認で納得した。VARは基本的にゴール前での攻防の確認に使われる。得点に絡みそうなプレーをスロー映像でいろんな角度から再生し正確なジャッジをする。審判は落ち着いて、双方に不公平が生じないように判断できるようになった。それはよい事なのだが、このVARのスロー映像を観ながら私は「サッカーのルールっていつからこうなったの?」とつぶやいていた。◆ゴール前、防御する者たちは皆、攻撃側の選手のユニフォームを引っ張っているのだ。ラグビーではボールを持ったプレイヤーの服をつかむことは許されている。だがサッカーでは許されていないだろう。ルールでは許されていないことを世界のトッププレイヤーが皆やっている。それが今のサッカー。日大アメフト部とどこが違う?監督やコーチは「敵のユニフォームを引っ張手でもゴールさせるな!」と指導しているとしか思えない。◆1986年のワールドカップ、マラドーナが華麗なステップを踏んで5人抜きでゴールを決めた。私は深夜、工事現場横の事務所で書類整理をしながらテレビを眺めていた。あの頃は誰もマラドーナのユニフォームを引っ張って止めようとはしなかった。世界の代表になる選手たちはルール通りの競技をしていた。◆いっそサッカーも「ユニフォームを引っ張るのはOK」とルールを変えてしまえばいいのに。

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