◎2018年07月23日 ---- ボス ◎
- 「お伺いしている」・・・?
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皇太子ご夫妻の長女愛子さまが英国ロンドン郊外にある名門私立イートン校のサマースクールに参加することを伝えるテレビ報道。昨夜、フジテレビの皇室担当部長という方が解説していた。彼の言葉使いにがっかりした。「愛子さまは大変英語が堪能だとお伺いしています」と彼は言った。いくら相手が高貴なお方でも謙譲語「伺う」に「お」を付けるのは二重敬語。聞いていて気持ち悪い。◆同じ「伺う」でも「行く」という意味で使われるのだったらまだ理解できる。「私がそちらにお伺いしましょうか?」などと使う賢くない若者は確かに増えた。しかしテレビ局の部長が「聞く」の意味での謙譲語「伺う」を「お伺いしています」と平気で使うとは・・。情けない言葉の乱れ。「お聞きしています」でも「伺っています」でもきれいな日本語なのだが・・。
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