◎2019年10月23日 ---- ボス ◎
- ビジネスにおけるアート
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これまで我が国の多くの企業は「サイエンス」と「クラフト」の充実と向上に注力し、それを成しえた会社のみが発展してきた。少しニュアンスは変るが日本語で表すと「理論と技術」だとか「科学的分析とモノづくり」となるのだろう。◆平成の中期から、「サイエンス」と「クラフト」のみでは企業は生きていけない、と言うことに多くの経営者は気づく。「アート」が必要になってきたのだ。「サイエンス(理論、科学、論理)」をしっかりと理解し、他者(他者)はできない「クラフト(技術・モノづくり)」の力を持ち、さらに「アート(芸術性・独創性・情熱・遊び心)」を持ちえた者(会社)のみが生き残る。◆「サイエンス」と「クラフト」は厳しく管理し教育すればなんとか後進に伝えることはでき、少なくとも現状の維持は可能。難しいのが「アート」。興味、センスのない者にいくら「アート」の重要性を説いても彼らには理解できないようだ。難しい。私はすこし諦めかけている。どうやって「アート」の重要性や魅力を伝えれば彼らが理解するのか、四六時中そればかり考えている。
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