◎2019年11月15日 ---- ボス ◎
- 労働生産性の向上
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「働き者の日本人」「休みをしっかりと取る欧米人」のような印象を持っている人が多い。だがこれは違う。JALやANAの国際線のビジネスクラスに乗ると多くの欧米人が難しい顔をしてラップトップをパチパチと叩いている。日本人はワインを飲んでシートを倒し映画を楽しんでいる。「飛行機の中でも働く欧米人」「移動時間はくつろぎの時間と考える日本人」が多いことがすぐに分かる◆各企業で「利益向上」を議論するとき脳みその固いヤツは「コストカット」しか思いつかない。「コストカット」はもちろん大切なことだが私はあまり興味ないし魅力を感じない。どこかの大手企業みたいに「乾いたタオルでもさらに絞って一滴でも絞りとる」などと言ってたのでは独創的な発想は生まれないし会社全体が、そしてそこで働いている人間一人一人が魅力のないものになってしまう。事実、そのようになっている◆出張を管理するときに「もっと安い移動手段はないのか」と管理するのではなく「移動時間にあなたは何をするのか」を管理するほうがはるかに労働生産性は向上すると思うのだがそういう管理をしている会社はほとんどない。そういう管理をすると「自分もそうしなければいけなくなる」からなのだろうか?
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