◎2019年11月18日 ---- ボス ◎
- また心優しき殺人者が・・
-
脳梗塞を患って足が不自由な主人(70歳)とその父(93歳)母(95歳)の3人が妻(71歳)に殺された。妻は後追い自殺を試みたが死にきれなかったようだ◆私はこの「人殺し」となってしまった妻が可哀そうでしかたない。妻は2年前から3人の介護を一人でしていたようだ。どれだけ大変なことだったろう。主人が脳梗塞では明るい未来も全くなかったのだろう。◆この苦しさを乗り越えたら向こうに「楽」が見えるなら人は頑張る。一人死んでも介護は終わらない。2人死んでもまだ終わらない。その頃には自分もさらに老いる。明るい未来はまったく見えない。この苦しみから逃れる手段として・・・選んでしまった。可愛そう。◆高齢者介護の仕組みをもっとまじめに取り組まなくてはならない。そろそろまともに「安楽死」の制度を検討すべき時期に来ていると私は思う。これ以上「心優しき殺人者」を生んではならない。
- コメント (0)