2019年12月10日 ---- ボス

カレンダー 壮大なゴミの元

boss-2

師走になり私共のような小さな会社にもご丁寧にいろんな方が年末の挨拶にいらしてくれる。銀行や重厚長大産業の方々は今年も変わらずカレンダーや手帳を持ってくる。黙って笑顔で「ありがとうございます。来年もよろしくお願いします」と頭を下げてカレンダーを受け取るのが大人なのだろうが、天邪鬼(あまのじゃく)な私は毎年「大変失礼なのですが・・」とクレームを付ける。◆A1サイズ、12カ月の1枚カレンダー、今どき誰が喜ぶのか?もらって喜んでる人はどう考えても「センスある人」とは言えない方だろう。大分の田舎の大きな家で一人暮らしをしていた80歳を超えた頃の私の母親なら「あら、ありがとうね」と本気でいい、台所の壁に張ったかもしれない。東京の狭いマンションやアパートにこんなカレンダーを貼るとみじめになる。オフィスに銀行のカレンダーを貼っている会社は資金繰りに苦しみ銀行にゴマすりを続けなければならない会社くらいだ。おそらく1%も壁に貼られることは無いだろう。◆私の会社では、年末にいただいたカレンダーや手帳を箱に入れ「どなたでもどうぞ」と社員に持って帰らせる。誰も持って帰らない。年が明け、15日頃に大量のゴミと化す。さて日本中でどれだけの「カレンダーゴミ」「手帳ゴミ」が1月に処分されるのだろう。◆「相手がもらって『嬉しい』と思わないようなものをお土産に持っていくな!」と私は社員たちに言っている。銀行や大手建設会社や重厚長大産業の営業マンは、なぜ、いつまでもこんなセンスのない営業を続けているのだろう?恥ずかしくはないのか? ◆表では「エコ」だとか「ゴミを減らしましょう」「資源を大切に!」などとキレイごとを言い、そういうハナから大量のゴミの元を笑顔でばらまいている。チコちゃんじゃないが「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と言いたい。

コメント (0)

2024年12月20日 ボスの
スケジュール
  • 午前虎の門病院屋上ヘリポート見学
  • 午後事業計画見直し
  • 夕方麻布十番某所で会食
2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  
« 11月    

カテゴリーリスト