2019年12月11日 ---- ボス

自分を追い込まない若い人

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我が社は「資格給」制度が充実している。他の会社では「合格したら一時金」というところを我が社では「合格したら給与アップ」になる。対象となる資格は専門的なものからTOEICまでいろいろある。合格したら月額給与が5万円アップするものもある。当然のことと思うが参考書代などは自己負担。少々カネと時間をかけても合格すればすぐに取り返すことができる◆会社からは「キミはこの資格にチャレンジしたら?」程度のアドバイスはする。「頑張れ」と応援はする。「試験が近づきましたので・・」と言われれば配慮する。ところが・・・◆誰も「試験が近づきましたので・・・」とは言わない。それどころか試験を受けること、受けたことも言わない。合格して初めて「〇〇試験に合格しました」と言ってくる。そりゃそれでいいのだが、なぜ事前に言わない?◆彼は「落ちました」と言いたくないのだろう。試験に合格しなかったら受験したことを内緒にし、合格したら「合格しました」と言って「資格給」のアップを申請する。つまり自分を追い込まないのだ。試験に落ちて「カッコ悪い」思いをしたくないのだろう◆自分を追い込んで、言い逃れ出来ない状態にしてチャレンジするのと、こっそり内緒で(逃げ道を作って)チャレンジするのではおのずと結果が違ってくる。何事にも「必死」にならない若い人たちに初老となった経営者は「歯がゆさ」を感じている。

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2024年05月07日 ボスの
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  • 午後総務部会議
  • 夕方西麻布「りきちゃん」で会食
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