◎2020年01月07日 ---- ボス ◎
- いま・ここ・私
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「いま・ここ・わたし」という言葉を私は今朝、初めて知った。もともとは仏教の教えに出てくる言葉のようだ。◆「わたしがいまここにいる」ということが本当にわかる人は、自分と同じように「いまどこかにいるだれか」を大切にできる生き方ができる、という。そしてそれが「いまを生きる」という人間の生き方なのだと説いているようだ。俗人の私にはよく理解できない◆今朝、テレビでこの言葉を使った評論家は違う説明をしていた。「『いま・ここ・わたし』という感情が強すぎることが富の不平等を生み、教育の停滞を促し、ひいては世界平和を脅かすという。こちらは俗人の私でも理解できた。「未来でも近い将来でもなく、『今』」「世界でも日本でもなく、自分がいるごくごく狭い『ここ』」そして「チームでも仲間でもあなたでもなく、『私』」◆「いま・ここ・わたし」を優先してしまえば「今、楽しければいい」「ここだけ平和ならいい」「私がお金持ちになればいい」そうなってしまう。「いま・ここ・わたし」ではなく「将来・地球・みんな」を大切に、せめて「来年・日本・仲間たち」程度の発想を持ってもらいたいものだ。
経済の発展や世界平和への道を妨げている」と言うのだ。私は彼の言いたいことが理解できた。「全くそうだ」と思った。「将来のことよりも『今』、広い社会のことよりも『ここ』、そして多くの人たちのことよりも『私』」を大切にするヤツばかりに感じる。◆『いま・ここ・わたし』よりも『未来・日本(或いは世界)・みんな』を先に考える世の中になるといいな。 - コメント (0)